気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ソリハシセイタカシギ ふんわり

2021年12月30日 | 強く記憶に残る鳥たち

令和三年も残すところ二日となりました。

今年の大トリを務めてくれるのはソリハシセイタカシギです。

11月から12月にかけて約一か月間 地域のため池に2羽の若鳥が滞在
独特の形をしたクチバシと優雅な姿で楽しませてくれました。






バードリサーチニュースによると
8月から12月下旬の間に、27都道県53か所でソリハシセイタカシギが観察されてして、
今年は、まれにみる当たり年のようです。

◆ソリハシセイタカシギがやってきた バードリサーチニュース 
https://db3.bird-research.jp/news/202112-no3/











ソリハシセイタカシギ(反嘴丈高鴫) Pied Avocet 全長約43cm
チドリ目セイタカシギ科ソリハシセイタカシギ属



今年も一年間ブログを続けることができました。
これもひとえにコメントや訪問して下さるみなさまのおかげです。
本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
みなさまもどうぞ良いお年をお迎えください。


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨシガモ 相思相愛

2021年12月29日 | カモ 2020秋~

仲睦まじいヨシガモのカップルがゆったりと泳いでいました。

穏やかに晴れた師走の空を溶かし込むように映す水面

万華鏡のように 刻々と色合いを変えていきます。












ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属


◆日本野鳥の会 京都 ヨシガモ
https://wbsj-kyoto.net/yachoulist/%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%82%AC%E3%83%A2/



最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホオジロガモ カワアイサ

2021年12月28日 | カモ 2020秋~

年の瀬の池に見慣れないカモが飛来していました。

大きなおにぎり型の頭🍙 ホオジロガモです。
メスか若オスと思われる4羽を確認できました。

ホオジロガモの名は、成鳥のオスの白いほっぺに由来します。
新年の目標が一つできました。






大きな頭部が目立って何をしてもユーモラスに見える楽しいホオジロガモです。





正面顔 


ホオジロガモ(頬白鴨) Common Goldeneye 全長約46cm
カモ目カモ科ホオジロガモ属 

◆サントリー愛鳥活動 ホオジロガモ
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4665.html





グレーの翼をひろげたスラリと細身のカワアイサ
先端の曲がった細いクチバシ メスは赤茶色のおかっぱ頭






オスの頭部は濃紺や深緑色に見えます。
左隣はクチバシが茶色く見えました。幼鳥でしょうか?



カワアイサ(川秋沙) Common Merganser 全長約65㎝
カモ目カモ科ウミアイサ属

◆日光野鳥図鑑 カワアイサ
http://www.nwbc.jp/torizukan/14kawaaisa.html



最後まで見ていただきありがとうございました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三羽のクロツラヘラサギ+1

2021年12月27日 | トキの仲間

三羽のクロツラヘラサギ 地域の池に滞在して一ヶ月が経ちました。
時にはこうして土手に近い岸辺まで飛んで来ることも。
今にも雨が降り出しそうな午後 三羽はのんびり羽のお手入れ。
三羽の足元に ひょこひょこと小さな鳥が
すっかりおなじみのイソシギさんです。


クロツラヘラサギ 74cm   イソシギ 20㎝
 体格差をものともせず、三羽の足元へ歩み寄る大胆不敵なイソシギです。











ポツポツ雨が降り出したので、撤収
またね!三羽のクロツラヘラサギ




クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属
 
イソシギ(磯鴫) Common sandpiper  全長約20㎝
チドリ目シギ科イソシギ属


いかにも寒そうな色彩の乏しい写真になってしまったので
神戸どうぶつのカピバラ 花びらを浮かべたお風呂でゆったり温まっていました。



2019年一月撮影


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タゲリ 田畑で冬越し

2021年12月26日 | 強く記憶に残る鳥たち

メタリックカラーの美しいタゲリ 
その優美な姿から「田んぼの貴婦人・貴公子」とも称されます。

きらびやかな羽の色は目立ちそうですが、冬枯れの田圃に降り立つと
あ~ら不思議! 泥やひこばえの緑の中に紛れて保護色に。




道路わきに寄せて止めた車の中から撮りました。
「?何か妙だな~?」といぶかりながらも、タゲリは田んぼの中を歩き続けます。
この群のタゲリたちは、車窓から顔を出していても「人間」とは認識しないようでした。









しきりに上空を気にし始めました。
間もなく一斉に飛び立つタゲリたち。
このエリアは、オオタカやチョウゲンボウハイタカなどもよく見られます。
いち早く 上空高く飛ぶ天敵の姿をキャッチしたのかもしれません。




在庫から2枚追加
この時のタゲリの群は徒歩で撮影しました。
農道に立って田畑にいる群れを映していると、数羽が道に飛んできました。


通常、タゲリの群は警戒心が強いのですが、この時は予想外の大胆さにドキドキ。
農家の方々が白菜の収穫をしていたので、私もその一員と思われたのでしょうか。
田圃に暮らす鳥たちは、無防備に感じるほど農作業をする人を恐れません。
土を起こしたり水をひいたり むしろ自分たちに恵みを与えてくれる存在と認識しているように思えます。



タゲリ(田鳧、田計里)Northern lapwing 全長約32cm
チドリ目チドリ科タゲリ属


天気予報では「明け方から雪になり、カーテンを開けたら景色が白い」はずでしたが
天気の崩れるのが遅れているのか、「降雪は昼過ぎから」の予報に変わりました。
冷たい風が轟轟とうなりをあげて吹き荒れています。

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キクイタダキで Merry Christmas!

2021年12月25日 | キクイタダキ

頭のてっぺんの黄色い冠羽が逆立つと 菊の花が開いたように見えることから
菊戴(キクイタダキ)という優美な名前が付けられました。

日本で最も小さい鳥の一種で 体重は5gほどしかありません。




今回の写真は2019年11月下旬に撮影しました。
冬鳥の少ない今シーズン まキクイタダキもまだ姿を見せません。



毎年のようにキクイタダキがえっとうしていた街中の公園の木々が一部伐採されました。
今後もいままで通りキクイタダキが冬濃しに来てくれるのか 一抹の不安がよぎります。








キクイタダキ(菊戴)Goldcrest 全長約10㎝
スズメ目キクイタダキ科キクイタダキ属


★We Wish You a Merry Christmas
https://www.youtube.com/watch?v=ornQ4kjl45k


いつも見ていただきありがとうございます。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トウネズミモチ 今季は豊作

2021年12月24日 | メジロ

昨年、私の地域では不作だったトウネズミモチですが、
今年は一転して豊作! あちこちで たわわに実っています。

メジロたちは通行人が途絶えるたび プロムナードに木の実を食べていました。

トウネズミモチは大気汚染に強く交通量の多い舗道沿いや路側帯に植栽されています。




メジロたちは次々とトウネズミモチの実をつみ取って丸飲みに。
どのメジロも 枝の込み入った奥の実を選んで食べていました。







みなさま、どうぞあたたかな笑顔で クリスマスイブをお過ごしくださいね!!



街のクリスマスのイルミネーション、何か所が写してみたのですがやはり昼間だと雰囲気が出ませんね・・・
かろうじて、シルエットの飾りつけを一枚だけ!




最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツグミ 今季初!

2021年12月23日 | ツグミの仲間

今シーズン初のツグミに会えました!
公園の水道の横に懐かしい影が見えたので そっと順光側に歩み寄りました。
やはりツグミです。色が淡いのでメスか あるいは若鳥でしょうか。

冬鳥が少ないと言われる今季 新しい年が来る前にツグミに会えてほっと一安心。
土曜日からは厳しい寒波が襲来すると予報されています。
冬将軍とともに、冬の小鳥たちもやってくるかもしれませんね。





私に気がつくと、さっと飛び立ってすぐよこの樹の中に隠れてしまいました。

ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属


センダン(栴檀) たわわに実っていました。


ムクドリたちが食べにやってきますが、警戒しているのでしょう。
枝の込み入った奥の実ばかり食べていました。




ムクドリ(椋鳥)White-cheeked Starling  全長約24cm
スズメ目ムクドリ科ムクドリ属


今日は買い出しのついでに探鳥してきました。
池に立ち寄ると外れなく、カモをはじめ色々な水鳥が見られます。
短時間ながら かなりの収穫がありました。

カンムリカイツブリ、ミコアイサ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、カワアイサ、ホオジロガモ、
ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、カワウ、アオサギ、コサギ、ダイサギ、ズグロカモメ、カルガモ、オオバン、
モズ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツグミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ・・・
そして、今朝、投稿した顔なじみのイソシギも。

年の瀬を迎え、気忙しい日々が続きますが、みなさまもどうぞお体を大切にお過ごしください。
いつも当ブログを見ていただきありがとうございます。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イソシギ 海老を獲る!

2021年12月23日 | シギの仲間 2021~

いつもの池でおなじみのイソシギを探しました。
今日はお留守?と諦めた時、目の前に飛んできてくれました。
「こんなことある?」とうれしい予想外です。
普通のイソシギは、こちらが気づく前に飛び立ってしまうので。


浅瀬の岩の間で食べ物探しを始めました。




何やら獲物をくわえて岸に上がりました。
でも、よく見えない?いったい何を?



ぴちぴち活きの良い海老です! 
半透明で見えにくかったのですが、イソシギにとっては大きな海老ですね!




イソシギ(磯鴫) Common sandpiper  全長約20㎝
チドリ目シギ科イソシギ属


イソシギ "Common sandpiper"の鳴き声
https://www.youtube.com/watch?v=jM7Ft0MBcA0


今日も見ていただきありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土手の上のチョウゲンボウ

2021年12月22日 | 猛禽類

土手の向こうにチョウゲンボウが一羽 
草の上で日向ぼっこをしているのかな?と思ったのですが・・・
ゆっくり歩いて土手を登り あっという間もなく飛び立って・・・




10mほど先の畑のあぜへ一直線に飛び込みました。



土手の上から獲物を狙っていたのですね。
くわえているのは大きなバッタ? 双眼鏡で見ていた夫にはネズミのようにも見えたそうです。




チョウゲンボウ(長元坊)Common Kestrel 全長33~38cm 翼開長69~76cm
ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属



電柱のてっぺんにノスリ
  根元まで歩み寄って見上げても気に留めていない様子でした。


このノスリは成鳥で、光彩(目)が焦げ茶色に見えます。



再掲:ノスリ幼鳥

光彩が透明感のある黄色なのは幼鳥の特徴とのこと。
 成長するにしたがって 上のノスリのような暗い褐色に変わっていくそうです。


はるか上空を飛んでいたのは、上の二枚の写真とは別個体と思われます。


ノスリ(鵟)Eastern Buzzard 全長50~60cm 翼開長100–~40cm
タカ目タカ科ノスリ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオサギ 成鳥・幼鳥・若鳥の見分け

2021年12月21日 | アオサギ
立派な風格のアオサギ・成鳥Aに会いました。

背中や胸元には見事な飾り羽 後頭部の黒い冠羽も長く伸びています。

成鳥A





↓ 下の2枚の写真は別のアオサギ・成鳥Bです。
  上の成鳥Aに比べると 背中と胸元の飾り羽も冠羽も短いですね。
成鳥B



前頭部~おでこが白いのは成鳥のあかし。


前回の記事の幼鳥くん
   前頭部の羽は灰色です。


成鳥の首は白ですが、幼鳥の首は灰色で縦班模様の色も淡く見えます。
 全体的に羽色のコントラストが弱くぼんやりした印象です。





背中にも胸元にも飾り羽はまだ生えていません。




↓ この写真は婚姻色のアオサギですが、まだ若く初めて繁殖期を迎える個体と思われます。
   前頭部~おでこのあたりに灰色の羽が残っています。
若鳥A 


若鳥B

↑ 一見すると成鳥のように見えますが、おでこが灰色なのでまだ若鳥です。


アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


シギやカモなどは第一回冬羽・夏羽、第二回冬羽・夏羽の見分け方を解説する図鑑やネット記事が多いですが、
アオサギに関しての記述は少ないように思います。 
機会あるごとに写真を撮りためていますが、年齢識別などわからないことが次々と出てきます。

アオサギの成鳥と幼鳥の違いに関して興味のある方は、リンク先の記事を参照してはいかがでしょうか。
◆アオサギを議論するページ アオサギの形態
https://www.grey-heron.net/forum/19-morphology/


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛べないカワウ

2021年12月20日 | 

そのカワウを初めて見たのは5月初旬でした。

だらりと力なく垂れ下がった片翼 
よたよたした足取りで池の端を歩いていました。
「間もなく落鳥するのでは…」と予感させる痛々しい姿でした。
きゃ~!気味が悪い!と悲鳴を上げる女性たちの声が冷たく響きます。
人を寄せ付けない異様な雰囲気に、私も成す術もなくその場を去りました。


次にこのカワウに会ったのは夏 7月の下旬でした。
健康なカワウは羽ばたきながら水面を助走して飛び立ちます。
しかし、一羽だけ水面を走るばかりで飛び立てないカワウがいたのです。
すぐに、春に見たあの片翼の折れたカワウの姿が浮かびました。
仲間のカワウが難なく離水していく中で、そのカワウだけが繰り返し水面を走り続けます。



幸い潜水能力に問題はなく、池を泳ぎ回っている間は他のカワウと見分けがつきません。
飛べないながらも、公園の池の魚を捕食して、生きながらえているようでした。

秋が来て冬を迎えても、カワウは元気に生き延びていました。
羽の色艶もよく コバルトグリーンの目は生き生きと輝くようでした。

あれこれ思い出しながら、しばらくカワウの様子を見守っていると、
一羽のアオサギが飛んできてカワウのかたわらに降り立ちました。



羽の色や模様から春に生まれた幼鳥と思われます。
この池の周りの巨木の林はアオサギとカワウのコロニーになります。
同じ頃に孵化した他のアオサギたちの大半は、池を離れて新天地を求めて飛び立っています。
その中で、冬まで居残っているこの幼いアオサギにも何らかの事情があるのかもしれません。





アオサギとカワウ お互い見つめあったり語り合ったりすることはありませんが
こうして近くにいることで なんとなく安心感があるようでした。





カワウの表情も心なしか明るく穏やかに見えました。
この時季、公園の池は越冬するカモたちやユリカモメたちでにぎわいます。
例年通りなら間もなく、アオサギたちが営巣の場所取りを始めます。

飛ぶことはできないカワウですが、公園の池なら一人ぼっちになることはありません。
日向ぼっこをしたり、美味しい魚を食べたりして、一日一日を穏やかに生き延びていってほしいです。




カワウ(河鵜、川鵜)Great Cormorant  全長約80㎝
カツオドリ目ウ科ウ属


参考:カワウの保護管理 ぽーたるサイト
http://www.biodic.go.jp/kawau/00_kawauseitai.html


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コウノトリとアボセット 比べて見たよ!

2021年12月19日 | コウノトリ

コウノトリと2羽のソリハシセイタカシギ~通称・アボセット~
    この日は、幸運にも二種が同じ池で採食する場面が見られました。

コウノトリはおなじみの JO314 一歳七か月のオス♂





ソリハシセイタカシギ


風切り羽の色や摩耗の加減などから 
第一回冬羽の若い個体ではないか?と思っています。







コウノトリ  全長約112cm 
ソリハシセイタカシギ  全長約43cm



※鳥の全長は、鳥を上向きに寝かせてクチバシを水平に置いて、
     クチバシの先端から尾の先端までの長さを測ります。
実際に野外で鳥の大きさを見比べると全長の数値だけでは判らない体格の違いを実感できます。

↓ ソリハシセイタカシギの後方にいるのはカルガモ 全長61cm






コウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanese white stork 全長約112cm 
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属

ソリハシセイタカシギ(反嘴丈高鴫) Pied Avocet 全長約43cm
チドリ目セイタカシギ科ソリハシセイタカシギ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二羽のコウノトリ 仲良しこよし?

2021年12月18日 | コウノトリ

冬枯れの蓮池にコウノトリが飛来しました。
孵化後一年半ほどのオス♂ JO314 覚えやすい足環の色が目印です。

池のすぐ横は片側二車線の幹線道路 近くには多くの商業施設や学校があります。
数えきれないほどの車や人が往来しますが コウノトリは気にも留めません。





右~赤赤 JO314  オス♂
左~赤緑 
     2020年5月1日兵庫県豊岡市で孵化


そして、この日はもう一羽のコウノトリも飛来しました。
記憶にない色の足環をつけていました。証拠写真を撮って帰宅後に検索です。



右~青黒  JO379 メス♀
左~黒緑
      2021年5月10日 福井県越前市で孵化
    生まれて7か月ほどの若いコウノトリでした。 
    隣の若いアオサギも同じく今年生まれではないかと思われます。


JO314  オス♂
ソリハシセイタカシギ2羽のいた池に降り立ちました。




二羽のコウノトリは広大な蓮池で食べ物を探します。
他にサギ類やカモ類、タシギも採食中でした。



コウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanese white stork 全長約110cm 翼開長約200㎝ 体重約5kg
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソリハシセイタカシギ 旅立つ

2021年12月17日 | 強く記憶に残る鳥たち

一ヶ月ほど地域の池に滞在してくれた2羽のソリハシセイタカシギ
週初めに再訪するも姿が見えず。その後も確認されておらず。
どうやら越冬地へ向けて旅立っていったようです。





小さなエビが大好物?
細いクチバシで小魚など次々と捕まえていました。 


水浴びも大好き! 
今年の師走は温暖な日が多く気持ち良さそうでした。



ソリハシセイタカシギは 意外にも「お多福」顔!
この角度だと ほっぺがふっくらふくらんで見えました。






二羽はとても仲良し!
華麗なシンクロナイズドスイミングを毎回、披露してくれました。



羽の状態から第一回冬羽の若鳥ではないか?と思っています。




ソリハシセイタカシギ(反嘴丈高鴫) Pied Avocet 全長約43cm
チドリ目セイタカシギ科ソリハシセイタカシギ属


強い冬型の気圧配置と寒気の影響で 関西でも明日は雪になると予報されています。
ソリハシセイタカシギは、いち早く気候が変わるのを察知して旅立っていったのでしょうか?
生まれて初めての長旅かもしれない若い2羽ですが、
すでに人知の及ばぬ潜在能力を秘めているのだと畏敬の念を覚えます。


◆日本の野鳥識別図鑑 ソリハシセイタカシギ
   ~日本各地で撮影されたソリハシセイタカシギの写真が掲載されています。
https://zukan.com/jbirds/internal15671_new


いつも見ていただきありがとうございます。
長く滞在して楽しませてくれた2羽のソリハシセイタカシギ
晴れた日に撮影した写真もたくさんあるので またの機会に投稿したいと思っています。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする