気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

イソヒヨドリ 瞬間移動‼?

2023年01月31日 | イソヒヨドリ

凍えそうな朝 海岸沿いを歩くと200mほどの間にイソヒヨドリ♂に三度会いました。

ふんわり羽毛を膨らませて寒さに耐える丸々とした姿はどれもそっくり瓜二つ
行く先々に同じイソヒヨドリが先回りしているのかと思われましたが
過ぎた景色を振り向くと 青く丸い体が朝日を浴びて小さく見えるのです。







参考写真:夏に同じ海岸の岩場で撮影したいオス
 夏と冬 シルエットの違いは一目瞭然










三羽のイソヒヨドリは それぞれお日様を浴びて体を温めていたのです。
ふわふわふっくらふくらんだコバルトブルーにレンガ色の鮮やかな姿・・・
暗く冷たい夜を過ごして 無事に朝を迎えられたことを喜んでいるようにも見えました。








イソヒヨドリ(磯鵯) Blue Rock Thrush 全長約24㎝
スズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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冬こそ!ビーチだ!ヒドリガモ!

2023年01月30日 | カモ 2022年秋~

氷点下に冷え込んだ朝 海岸へ探鳥に出かけました。
瀬戸内では珍しい寒さの中、時おりランナーが通るだけで散歩の人はまばら
そんな中でも 海岸で越冬中の水鳥たちは活発に動き回っていました。

一番数が多いのはヒドリガモ ピュイピュイ!と甲高い鳴き声がビーチのあちこちから聞こえます。
まるで寄せ来る波を楽しんでいるかのように見えました。












波打ち際に並んで羽繕い



ヒドリガモは、当地で最も数が多くあちこちで見られるポピュラーなカモです。
正直言って、最初、「わざわざ海岸まで来たのに、ヒドリガモばっかり」とがっくりしていた私。
でも、波打ち際のヒドリガモにカメラを向けているうち、その生き生きとした表情に魅了されました。
公園の池で餌付けされている群とは違った動きは一見の価値あり! 目から鱗の体験でした。








オカヨシガモもおるでよ!




ヒドリガモ (緋鳥鴨) Eurasian Wigeon 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属


オカヨシガモ(丘葦鴨)Gadwall 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属


◆生態図鑑 ヒドリガモ バードリサーチニュース
https://db3.bird-research.jp/news/201601-no3/


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ガマグチヨタカ シロムネオオハシ

2023年01月29日 | 動物園や花鳥園

今回は、神戸どうぶつ王国からオーストラリアガマグチヨタカの登場です。

クチバシが横に広く、ガマ口のようになっているのでガマグチヨカタの名がつきました。
オーストラリアやタスマニア、ニューギニアなどの森林に生息し
昆虫や小型の爬虫類・哺乳類を待ち伏せ型の狩りで捕らえます。
じっと動かず木の幹や枝に擬態します。





飼育下では待ち伏せしなくても食べ物を得られるので
こんな風にのんびり羽をストレッチする余裕も


同じエリアの樹上にはシロムネオオハシ

南国の鳥エリアで人気のオオハシ類ですが、
感染症対策のため、現在も腕に載せてフルーツを与える催しは中止されています。





今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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スズメもいる!どうぶつ王国

2023年01月28日 | スズメ

神戸どうぶつ王国は南国の植物や動物たちのため広大な温室エリアがあります。
その中に、ちゃっかり入りこんでぬくぬく暮らしているのがスズメたち
スイレン池の水を飲んだり、お弁当エリアで来園者の落とし物を食べたり
小さな隙間から温室に入り込んで 寒い冬をたくましく生き抜いています。

この日はスズメの他に、メジロとイソヒヨドリも見かけました。






ベンチで休憩中 ひょっこり近づいてきたスズメたち



ジュースを飲んでいるだけで、おこぼれにあずかれないと知ると飛び去っていきました。









今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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レッサーパンダ ご飯の時間だよ~

2023年01月27日 | 動物園や花鳥園

神戸どうぶつ王国でも大人気のレッサーパンダ
愛くるしい表情やしぐさで、来園者を楽しませてくれます。

野生のレッサーパンダの生息数は約2,500~10,000頭と推定され、
IUCN(国際自然保護連合)レッドリストで絶滅危惧種に指定されています。
「その動物種の3世代(あるいは10年間)において、生息数が70%減少した」という危機的な状況で
このままでは、あと数十年でレッサーパンダは絶滅してしまう可能性があるそうです。







静岡県の日本平動物園はレッサーパンダの聖地と呼ばれます。
世界で飼育されている「シセンレッサーパンダ」のおよそ7割が日本で飼育されており、その総数は世界一。
日本全国の動物園などで飼育されている個体の血縁関係などを把握し、適切な繁殖計画を立てているそうです。


◆レッサーパンダの現状 
https://www.nhdzoo.jp/red-panda/genjou/index.html
















◆神戸どうぶつ王国 レッサーパンダ
https://www.kobe-oukoku.com/friend/detail/477/


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ハゲコウ 風もないのにブ~ラブラ?

2023年01月26日 | 動物園や花鳥園

神戸どうぶつ王国シリーズ、今回はハゲコウの登場です。
動物王国でもひときわ異彩をはなつ存存在感!
今回は繁殖期のため、のど袋がひときわ大きく垂れ下がっていました。

恋のお相手を探しているのか、エリア内をさかんに飛び回るハゲコウ
残念ながら一羽しか飼育されていないので、熱い思いが成就することはありません…








アフリカハゲコウはサハラ砂漠以南のアフリカ大陸に分布します。
肉食獣が食べ残した死骸を食べるアフリカのお掃除屋の一種。
自ら魚やカエル、ヘビ、ネズミなどの小動物を獲ることもあるそうです。
アフリカハゲコウのように死肉や腐肉を主食にする動物は「スカベンジャー」と呼ばれます。








さすがのペリカンも、ハゲコウの迫力にはタジタジ?


アフリカハゲコウ(阿弗利加禿鸛) Marabou stork 全長約120cm
コウノトリ目 コウノトリ科


以前にブログでハゲコウを紹介した際「世界一醜い鳥?」とタイトルをつけましたが、
このハゲコウくん、とても人懐っこく大人しい性格で可愛いヤツです。
私にとっても、かなり思い入れのある鳥なので、訪問する度たくさん写真を撮ってしまいます。
今回は飛翔場面を何度も見せてくれたので、大満足となりました。


◆世界一醜い鳥?ハゲコウ
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/2bcbf66a91d99ec71fa47f77dc67cfe2


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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モズがペリットを吐いたのに

2023年01月25日 | モズ

梢に止まってじっと動かないモズ♂がいました。

そ~っと背後から忍び寄って、徐々に距離を縮めていきます。
モズは当然気づいていますが、かなり近寄っても飛び去りません。
不思議に思って観察していると、カッと大きくクチバシを開いて、ペリットを吐きました。
なるほど 人間でも トイレで排泄する際は身動きとれませんものね(;^_^A









タイミングが合わず、ぽろっと転げ落ちたペリットは写っていませんでした。
ペリットとは「鳥が消化できずに吐き出したかたまり。骨や毛などが多い。」です。


画面左側のブックマークに月刊誌BIRDERの野鳥観察用語辞典をリンクしています。
意味を知りたい用語があったら、ぜひ検索してみてください。
◆月刊誌BIRDER 野鳥観察用語辞典
https://birder.jp/various/dictionary/d-ha.html


こちらはモズの♀
溜池の止水栓の部品に止まってあたりを睥睨していました。







モズ(百舌鳥)Bull-headed shrike 全長約20㎝
スズメ目モズ科モズ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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メジロ・冬の木の実

2023年01月24日 | メジロ

常緑樹の中からチーチーチーチーと言う細い声が聞えます。

緑色の葉っぱにまぎれて 声の正体がなかなか確認できません。
カメラを構えて待っていると、手前の枝にメジロが姿を見せました。








メジロ(目白・繍眼児)Japanese White-eye 全長約12cm
スズメ目メジロ科メジロ属




サザンカ(山茶花)


ピラカンサス
赤い実は常盤山樝子(ときわさんざし) 橙色の実は橘擬(たちばなもどき)
  




イボタノキ (水蝋の木)
ネズミモチやトウネズミモチによく似た実を着けます。


10年に一度という大寒波が日本列島を覆いつつあります。
それにともなって気圧も「爆下がり」の状態だそうで。
気圧に影響を受けやすい体質なので、のんびりだらだらやり過ごしています。

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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トビ・蝋梅の花

2023年01月23日 | 猛禽類

公園の池の上空を1羽近いトビが旋回していました。
トビたちは、来園者がカモやユリカモメなど水鳥に与える餌を目当てに集まってきます。

人間が手に食べ物を持っている、と覚えたトビ
やがて、襲い掛かるように食べ物を奪うようになりトラブルが起きます。


◆知って防ごう トビとのトラブル
https://wrv-kanagawa.net/activity/event/tobi









トビ(鳶)Black Kite  全長59~69cm 翼開長157~162cm
タカ目タカ科トビ属

こんな具合に、高い樹の上から人間の動きを観察しています。

船泊 ならぬ トビだまり

元はと言えば人間の行動が招いたトラブルのはずなのに、トビが悪者のような扱いになってしまいます。


淡い香りに誘われて園路沿いに咲くロウバイ(蝋梅)の花を見つけました。








今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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カワアイサ オスばかり

2023年01月22日 | カモ 2022年秋~

警戒心の強いカワアイサが広大な池に飛来しています。
遊歩道を行き交う人の大半は自分たちに無関心と悟ったのでしょうか。
木の陰に隠れるようにじっとしていると、岸辺近くに寄ってくるようになりました。

カワアイサは大型のカモの仲間 白く輝く胴体は長く見えます。
オスの頭は光沢のある深緑色。光の加減で真っ黒に見えて目が写りにくい鳥です。








この日に観られたのはオスばかり。
求愛のポーズを決めますが、近くにいるのはミコアイサのメス・・・
本番に備えて予行演習!といったところでしょうか。


カワアイサ(川秋沙)Common Merganser  全長:♂70cm ♀60cm
カモ目カモ科ウミアイサ属

◆カワアイサ - e-Bird
https://ebird.org/species/commer?siteLanguage=ja





マガモのオスも美しさを増しています。



ハシビロガモも軽く100羽を超えるほど多数で採食していました。




今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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待ってました!ミコアイサ

2023年01月21日 | カモ 2022年秋~

近場の池に今季もミコアイサが飛来しています。

この池のミコアイサは、岸の近くまで泳いでくるので撮影が楽しい!
さっそく大胆なメスが愛嬌を振りまいてくれました。



目の先までしっかり黒いパンダ模様なので、若ではなく成鳥メス







白装束の雄 なかなか手強く警戒を緩めません。


「そう簡単には撮らせないよ」


前回のシメ同様、ミコアイサもメスの方が肝っ玉の太い個体が多いです。
母は強し? 子育てで鍛えられているのでしょうか。

ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属



綿の花  自家農園の隅に植えられていました。


◆鳥の図鑑 ミコアイサ 
https://torinozukan.net/mikoaisa.php


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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シメ 太っ腹の食いしん坊??

2023年01月20日 | アトリの仲間 2018~

シメはずんぐりむっくり 丸っこい体格で太っているように見えます。
大きくて頑丈そうなクチバシで固い木の実もバキバキ割ってしまいます。
モグモグむしゃむしゃ 食いしん坊
シメは目力が強く睨むような目つきをしています。



お山で一枚しか撮れなかったので、在庫から
水琴窟の水場に水を飲みに飛来した姿


石灯籠の上に止まった雄のシメ
 今回の写真の中で、オスはこの一枚のみ。



クチバシに食べかすをつけてもぐもぐタイム
食いしん坊はメスに多いような気がしますね?




シメ(鴲) Hawfinch  全長約18cm
スズメ目アトリ科シメ属


◆四季の鳥 シメ
https://bionet.jp/bird/shime/


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ホオジロガモがおりました

2023年01月19日 | カモ 2022年秋~

ホオジロガモがおりました。6羽そろっておりました。
何度も探してみましたが、白いほっぺは見えませぬ。

~という具合に、ホオジロガモのメスしかいなかったというお話です。
オスの成鳥は、頭部が黒く、頬に丸い白斑があるので「頬白鴨」の名が。
しかし、メスと一年目の若オスは、写真のように頭の色は褐色、体は灰色です。



 


最初のうちは、岸から遠い沖で右往左往



え?左右に分かれるの?どっちへ行こうか? オロオロ





池を囲む杭のごとくじ~っとしていると、やがて岸辺近くにやってきました。



ホオジロガモ(頬白鴨) Common Goldeneye 全長約45㎝
カモ目カモ科ホオジロガモ属


◆e-bird  ホオジロガモ
https://ebird.org/species/comgol?siteLanguage=ja





カルガモ お魚獲った!お魚食べた! うまうま~♪






ヒドリガモ ペア  岸に上がって枯草を食んでいました。


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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〇エナガ 丸々と!〇

2023年01月18日 | エナガ

早いもので一月も半ばを過ぎて寒さも本番を迎えます。

エナガたちもふっくら羽を膨らませてまるまるしています。
まるで白玉団子に模様をつけたかのようでした。












温暖は瀬戸内地方は常緑の照葉樹も多く、真冬でも青々と葉を茂らせています。



エナガ(柄長)Long-tailed Tit 全長約14cm
スズメ目エナガ科エナガ属


◆鳥図鑑~丸っこい体が愛らしい『エナガ』 ネイチャーランド能勢
https://natureland-nose.com/bird/news_bird/2478/


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ハシビロコウ 阪神淡路大震災

2023年01月17日 | 動物園や花鳥園

28年前の今日、1995年1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災が起きました。

縁あって神戸の地に住んでいますが、当時は北海道で未曽有の災害の報道に震えました。
快適な日常を一瞬で奪われる恐ろしさ。大災害の前で人は小さく無力です。
犠牲になった方の数は6434人。亡くなられた方々の ご冥福をお祈りいたします。
明日は我が身かもしれません。 この日を忘れずに災害時に向けて備えをしたいと思います。

今回は「神戸どうぶつ王国」の象徴ともいえるハシビロコウの登場です。
平和な日常が、一日でも長く続きますよう願わずにいられません。















◆神戸新聞 特集 阪神・淡路大震災
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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