関とおるの鶴岡・山形県政通信

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議会のチェック機能が問われている~三川町合併問題での市長答弁~

2006年12月10日 | 市政全般
 5日(火)に私がおこなった共産党市議団総括質問で、三川町との合併問題を取り上げたことが反響を呼んでいるようです。
 内容は6、8日のブログに載せましたが、総括質問の答弁で示された市長の態度は本当にひどいものでした。

1)「自立するなら、来年から消防もゴミも介護も自前でやれ」という市長の見解が「極論」であることについて反論できず、「勝手にやれなどとは言ってない」と、定例記者会見での「自立するなら自分でやるべき。委託は自立するまでの間だけ」という言明を知らない顔で変更した
2)「極論」に基づく独走を始めたことについて、「議会に説明するための事前整備」などと言って、9月議会での答弁を逸脱した議会無視であることをごまかそうとした
3)三川町民に対して「おちょくられた」と発言したこと、「事務組合解散」で不安を与えたことについても無反省。「町長選挙の実施によって、現時点では町民の皆さんが合併に賛成ではないということがわかった」ことについても見解表明できず。三川町民に対する蔑視とでも言うしかありません。
4)私が自治体同士の関係のあるべき姿を指摘したことに対して、「14万市民のことを無視している」などと、三川町と鶴岡市の利害対立があるかのようにすり替えようとした
 (三川町の自立のじゃまをすることなど、多くの市民は望んでいないのではないでしょうか?)
 
 与党の議員も議会の内外で、この市長見解を手放しで評価する態度を示しています(私の質問に「デマだ」と叫んだ議員もいるようです。本当のことをデマと決めつけるとは恐ろしい)。
 市長の態度に少しも疑問を感じないのでしょうか?議会がこうだから、市長は自分がおかしいことをしているということに気付かないのではないでしょうか。