関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

自民党の最後~政権投げ出し×2~

2008年09月02日 | 政治全般
 総理大臣がまた仕事を投げ出しました。

 一年前の安倍首相の辞任の繰り返しです。

 安倍首相は、健康上の理由ということでしたが、精神的に追い詰められた原因は、政権運営が行き詰まったことであり、今回の福田首相も同じ事です。

 昨年の参院選での大敗を始まりとして、自公政権が国民に見放されているのは、「構造改革」などと言って、アメリカいいなり・大企業のもうけの確保を図る政治を遮二無二進めてきたことにあります。

 もともと小泉純一郎首相が5年間の任期中に進めてきたことの結果ですかが(当の本人が人気者のようになってテレビに出てくるのには、呆れてしまいますが)、その路線を切り替えようという方針を持たなかった安倍・福田政権が行き詰まったのは当然の結果です。

 何でも、「公明党が言うことを聞いてくれない」ということがとどめとささやかれていますが、スネに重篤な傷を負って行き詰まった連立相手に揺さぶられて、首相が政権を投げ出してしまうなどという事態は、戦後続いて来た自民党政権もいよいよ終わりという感を強くさせます。

 多くの国民は新しい政治、新しい日本への期待に胸を膨らませる情勢ですが、
 自民党支持者の方にしてみれば、「世も末ぢゃ!」
というところでしょうか?