関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

市民プール問題で申し入れ

2009年01月09日 | 市政全般

  9日(金)、市教育委員会に対し、「市民プールの管理運営についての申し入れ」を党鶴岡市議団でおこないました。
 市教委からは斉藤英雄教育長、秋庭スポーツ課長が出席しました。

 申し入れの主な内容は以下のようなものです。
 ①横領事件を起こした水連に対して、厳格な調査をおこなう、
 ②スイミングクラブの運営に市が関与し、会員及び職員の意見が十分反映されるようにしていく。
 ③市教委のこれまでの管理のあり方も総括し、公平・公正なものに改める。
 ④ロッカー、ソファー、壁など、プールの施設・備品を改修する。

 教育長は、「12月の答弁を若干補足する」と言いながら、
 ①監査の対象にならないと考えるが、何らかの調査は必要であり直後からおこなっている。今後も継続する。
 ②そういう立場で努力している最中である。16日には関係者の協議を予定している。
 ③公平・公正におこなってきた。
 ④予算の許す範囲で対応していきたい。

 昨年12月議会では、市当局は「水連のプール管理に問題はなく、監査は必要ない」「市の管理にも問題はない」という立場を表明し、議会でも党市議団以外の会派は「当局に問題無し」として、真相究明を求める党市議団の提起を拒否していました。

 しかし、スイミングクラブ会員、特に子どもの保護者の間では、水連に対する不信と、今後への不安が渦巻いているようですし、市民からも「市のプールでこんなことが起こされるとは、あなたの言うとおり、市政の怠慢と(自民党勢力との)癒着だ」というような声が私に寄せられています。
 今月5日の「新年名刺交換会」で富塚市長が、「管理者として陳謝」を表明したのも、そういう状況を受けてのことだと思います。

 こうした中で行われた今回の申し入れは、その模様が新聞各紙でも報道され、その後私に「市の態度はおかしい」「市議団の主張に賛成する」などの、共感と激励の声が寄せられました。

 党市議団は、市民の健康づくりと子どもの健全育成、市民スポーツの振興をめざして、これからも取り組みを継続していく考えです。