関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

中体連残念、だが宝を得る

2012年06月19日 | 子育て・教育

6月17日、鶴三中サッカー部は、昨日の予選リーグの快勝を引っ提げて準決勝に臨みましたが敗退、続く三位決定戦にも惜敗して、県大会進出はなりませんでした。



大会に至るまでの各種大会・練習試合等で、力をつけてきたことを実感し、「今年こそ県大会」と選手・指導者・保護者みんなが意気込んで迎えた大会だけに、非常にショックな結果となってしまいました。

多くの子が小学校から4、5年間、長い子は8年間、打ち込んできたサッカーの集大成とも言える中体連、子どもらにとってはこれまでの人生で一番の挫折かも知れません。


最後の試合終了後、指導者の話を聞く間中、みんな涙、涙だったということでした。

夕方から、指導者の方々への感謝のために反省会をおこないました。
昨日の試合後、35人が肩を組んで「がんばろ~う!・・」と試合前に選手がやる円陣を全員でやったというお話しを聞きました。
あるお母さんは、「それを見て、サッカーをやってきて本当に良かったと思いました」と涙で話していました。

その話を聞いて、挨拶をする時に、私も不覚にも言葉に詰まってしまいました。
(涙も出てしまいましたね。だいぶ酒を飲んでからでしたし、涙を見せたことのない他のお父さんも泣いてたし・・。歳のせいもあるのかな?思い出すとはずかし~。)

思えば、ケガ、部員同士のぶつかりあい、指導者への反発、学校生活でのつまづきなどなど、色んなことがありました。
19人の3年生には、試合に出られない子もいます。

それらを一緒に乗り越え、一つの目的に向かってがんばり抜いた仲間を得ることができたことは、サッカー部に入っていなければできなかったすばらしい経験でした。
彼らなりにそのことに気づいていると思いますが、これから大人に成長していく上での、この上ない宝に違いないと信じています。

指導者のみなさん、先生方、保護者のみなさん、すべての関係者のみなさんに、心からのお礼を申し上げます。


で、「それでは、これから受験勉強本番!」と言いたいところですが、本人の気持ちが落ち着くまで、しばらく放っておくとします。

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5年前の中体連の投稿http://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/dd6c76ea244b59104cbca6c18932e1e5