関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

終戦記念日に訴えました

2012年08月15日 | 平和と民主主義・外交

 今日8月15日は、67回目の終戦記念日、衆議院山形三区予定候補の長谷川つよしと一緒に、市内各所で街頭宣伝をおこないました。


 今年は、世界の人々の心を一つにしたロンドンオリンピックが成功した一方、竹島問題での韓国の動き、今日の香港民間団体の尖閣諸島進入など、騒然とした中での記念日となりました。
  この間の韓国の振る舞いや尖閣諸島進入などは不当で誤った行動ですが、それに憤って対抗措置をおこなうだけでは何も解決しませんし、緊張を高めて問題を却って難しくするだけでしょう。

 今年も、多くの政治家達が靖国神社を参拝しました。
 中韓を始めアジアの多くの国々が遺憾と懸念を表明しています。
 日本国民がそれをどう受け止めるのか、認識が問われています。
 (靖国神社がどういう組織か、こちらをご覧下さい 
  http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-06-15/26_01_0.html

 日韓併合をおこなってから102年、中国侵略を開始してから82年、日本はあの侵略戦争で二千万人ものアジアの人々の命を奪ってしまいました。
 日本自身も3百万人の犠牲を生みました。
 山形県では戦争に動員された県民が20万人、その内33000人が命を落としたと言われています。
 アジア諸国民への暴虐非道の振る舞い、侵略した日本軍自身の「6割餓死」とされる悲惨、東京大空襲・広島長崎・沖縄の惨禍、目を覆いたくなる気持ちを乗り越えて、事実を直視し、次の世代に伝えていかなければなりません。
 
 さらに今の日本。
 世界に戦争の火種を振りまくアメリカの言いなりとなって、沖縄を始めとして日本全土を米軍基地・訓練場所として提供しているということの異常さに、国民の疑問の眼が向けられています。
 憲法九条に基づく独立・中立・平和な国づくりに踏み出していくことが、これまでにも増して国民に期待されていると考えます。

 今日はそうしたことを心を込めて訴えました。
いつもより多くの市民の方々が、手を振り、クラクションを鳴らして声援を送ってくれました。
 有り難うございました。

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