関とおるの鶴岡・山形県政通信

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戸沢村蔵岡地区の輪中堤視察

2022年09月15日 | 県政全般



 (青い衆院防災服が高橋議員、奥でのぞき込んでいるのが私)

9月14日(水)、2017年の豪雨で被災した戸沢村蔵岡地区の災害対策である、輪中堤の建設工事について、高橋ちづ子衆議院議員の現地視察に同行しました。
輪中堤とは、集落の周囲を囲んで水害から守る堤防のことで、江戸時代から全国各地に築かれた歴史ある工法とされています。
(国交省HPから2.河川構造物 (mlit.go.jp) )

(県説明資料より)

(県説明資料より)

県内では尾花沢に国交省による輪中堤が築かれていますが、県の工事としては初めてのものです。
最上総合支庁担当課長と国交省新庄河川事務所次長から説明を受けながら現地を回りました。
県が提案した当初は住民から反対意見も上がりましたが、工期が短く、効果もわかりやすい事などから合意がつくられ、先月までの2年弱で概ね完成しました。
「堤」と言っても、高さ約2m程度の盛り土であり、田んぼの脇が少し高くなっている程度に見える、自然な景観となっています。
2017年の規模の降雨に耐えられる設計となっていますが、それを上回る雨が降らないという保障は無く、避難計画などの備えが当然に求められます。

現地を回るに連れ、大人の背丈を超える浸水に見舞われた住宅の方の涙や、床上寸水で泥まみれとなった家の洗浄や片付けに汗を流すボランティアの方々等々、5年前の記憶がありありとよみがえってきました。
16日(金)に開会する県議会9月定例会には、今年の水害の復旧・支援の補正予算が提案されます。
しっかりと審議にあたっていきます。

 高橋ちづ子(日本共産党衆議院議員) (chiduko.gr.jp)

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