関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

物価高、花見団子もほろ苦し?

2023年04月18日 | 政治全般


▽3月末に発表された帝国データバンクの調査によると、4月の食品値上げは5106品目:前年比4倍超で、「年内値上げ累計 2 万品目を突破するとみられる」。

 「コスト増加分」の「価格転嫁は十分にできていない」、「鶏卵や海苔、電気代など新たな値上げ圧力も出現」「価格改定の動きは今秋10月頃まで長引く可能性がある」。

 今後、「『輸入小麦』の価格改定に伴い、パンや麺製品の価格が引き上げられるかが焦点」

 「物流コストや容器代などのコスト増に直面」

 などなど、今後の見通しも含めて物価高騰の状況は深刻であることが見て取れます。


▽私も選挙後、数多の物価高騰対策のご要望を頂いていますが、食品関係のお店からも深刻なお話があります。ラーメン屋さんは「コロナの規制緩和などと言われてもさっぱり客は戻らない。原材料は上がりっぱなし」。今月上旬が最盛期となった「花見だんご」も、「一昨年辺りから、砂糖、寒天、(団子を包む)ビニール、パック、袋など全部値上がり。お客さんには申し訳無いが1本10円上げさせて貰った」とお菓子屋さんから聞きました。お店にもお客にもほろ苦し。


▽2月の商工労働観光常任委員会で、「コロナ対応でおこなった支援金等の直接支援を、物価高騰対策でもおこなうべき」と求めましたが、いよいよ緊急度を増しています。

 県には引き続き、県民の暮らしと営業を支援するためにあらゆる手段を尽くす事を求めますが、何より政府が消費税減税・賃上げ等の対策をおこなうと共に、食料・エネルギー自給政策への転換を今こそ始めるべきです。