おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

鶏手羽先を使いこなす 圧力鍋とオーブン、多層鍋

2016年02月28日 12時04分30秒 | キッチンツールと調理テクニック
今日は、仕事をしなくてはと、朝はいつもより、ず~っとシンプルに。
片付けに時間を取られたくなくて。
で、鶏粥。
   
鶏と言っても、鶏肉は使っていません。
前日の鶏手羽先でスープをとり、それでお粥にしました。
骨付き肉はスープがとれるので、2回楽しめます。

お粥には、にんじん、玉ねぎ、にらと卵。味は塩で。
鍋は、宮製作所の十徳鍋を使っています。

27日の夜。
   
手羽先オーブン焼き
焼き肉チャーハン
かぶのもみ漬け
根菜の煮付け

手羽先を圧力鍋で、5分加圧します。
ここでスープがとれます。
私は、鶏のくさみを抜くのに、一度手羽先を湯がきます。
圧力鍋であらかじめお湯を沸騰させ、30秒ほどゆでます。
それを水洗いしてから、水と手羽先を入れて、圧力鍋を火にかけて、オモリが
動いて5分。
急ぐときは、流水をざーっとかけると圧が抜けてすぐ蓋をあけることができます。

「湯がいて水洗い」は、面倒なら省略してもOK。
けれど、ひとつ手間をかけると、美味しさは増します。
時間があれば、オススメの下準備です。

15本ほどの手羽先、今回は先のほうを切り落として食べやすく。
これもひと手間です。省略して結構。
水は2リットルくらい。
美味しいスープがとれますので、どうぞ、お試しを。
これが翌日のお粥のスープになるのです。
大根を煮ても、とても美味しい。

鶏がやわらかくゆであがったら、スープを別鍋に移して、調味。
しょうゆ、みりんを入れて、ぐつぐつ味をからませます。
ここで、料理を完成してもいいのですが、昨日は、オーブンも使いました。

みりん、しょうゆだれをからませた手羽先をオーブン高温(ガスで210度)で
10分、こんがり焼き色をつけました。
このあたりは、お好みで。

圧力鍋ですと、5分で肉が軟らかくなるので、時間をかけずに仕上げることが
できます。
忙しいお母さん方には、オススメの調理道具です。

圧力鍋も、メーカーや種類によって、圧力の強さは違います。
私は、平和アルミ製作所(今は鋳物屋という社名です)の圧力鍋
ピースプレッシャーパンを30年使っていますが、いまだに元気に
働いてくれています。

料理を楽しむコツは、喜んで食べてくれる人が身近にいること、道具を
上手に使いこなすこと、でしょうか。

宮製作所は新潟に、鋳物屋は、山形に。
日本にはとてもいい物作りのメーカーが沢山あります。

コメント
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