ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

千本松渡し

2010-03-25 05:00:00 | 大阪にて
私の住んでいる大阪市西成区から西へ行くと大正区があるのですが、大正区という土地は陸の孤島ではありませんが、大阪平野の中で唯一陸続きになってない行政区です。というのは、尻無川と木津川に四方を囲まれた地形になっているから・・・

それはともかくとして、西成の街から大正の街へ行くには、必ず木津川を越えなければなりませんが、通常川を越えるには橋が架けられているものです。木津川に架かる橋は北から順に浪速区と隣接する大正橋、大浪橋、西成区と隣接する43号線上の人が通れない橋、そして千本松大橋と住之江区と隣接する新木津川大橋の5本があります。

私の家から大正区へ行こうとすると、当然のことながら浪速区や住之江区に行くまでも無く、千本松大橋を渡ることになるのですが、橋は歩道が付いてはいるものの、二重のループで上まで登り川を渡って、再び二重のループで降りるという自動車用の造りになっています。

この写真でも随分と高いところを通っています。いくらなんでもこの高さに接触するような船はこの川では通れません。こんなに高くする必要はなかったのではないかと思っているのです。

             

この千本松大橋は昭和48年の竣工ですから、それまではどうしていたかというと、渡船が利用されていたのです。橋が完成された後も渡船が利用され続けているということは、造られた橋が人の通行に役立っていないということなのです。

ここが西成区側の千本松渡しという船着場、橋と比べると質素です。

             

土曜日の午後4時半ごろですが、自転車に乗った3人の人が待っています。結局この便で大正区に渡ったのは私を含めて4人だけでした。

             

これは西成区側の船着場の時刻表ですが、大正区側の出航時刻になっています。といっても向こう側を出航して、2分もすればこちらにやってくるのですから、この時刻表でも問題はありません。最終が少し早いと思うのですが、15分毎に運行しているのは嬉しいことです。

             

7~8時台、17~18時台は、ダイヤが込み合っています。乗船する人も多いのでしょうね。

大正区側に2隻の船が停まっています。通常、船は大正区側に停泊するようです。

             

望遠で撮ってみましたが、乗ってる人の姿がありません。

             

時刻どおりに大正側を出航しました。カヌーは何度も乗っていますが、船に乗るのは久し振り、ワクワクしますね。