ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

千本松渡し Ⅲ

2010-03-29 05:00:00 | 大阪にて
天保年間にこの木津川の河口に松が植えられた記録が残っています。千本松の呼び名はその松からの由来でしょう。西成区には千本松から取ったと思われる千本と名の付く街があり、千本小学校という学校も存在します。大正区にはそのような名の街がないので、天保年間に植えられた松は、木津川の左岸=西成区側に植えられたのでしょうね。
しかし、この千本松渡船場は千本という街よりかなり西にあり、この辺りが千本と名付けられるなら納得がいきます。因みに渡船場があるのは津守という由緒ある名前が付けられた街にあります。

船はどんどん大正区側の船着場に近づいていきます。

             

こちら側に着くと、お客さんは7~8人待っていました。僅か5分ほど前には1人しか乗ってこなかったのにと・・・この頃からそろそろお客さんが増えてくるのかも知れません。

             

こちら側の船着場の壁には、渡船場のマークと錦絵のような絵が飾られていました。
錦絵は『浪花百景』というタイトルがあり、サブタイトルに『木津川口千本松』と書かれていますが、天橋立みたいに海の中に連なっているのが千本松でしょうか。どうも川というイメージとはかけ離れています。

                  

ガラスが反射して細かいことは判りませんが、釣っている魚はハゼみたいですね。船を浮かべてのハゼ釣りも、なかなか風流ですね。

             

渡船場から北方向です。手前に写っているのは工場で出来た製品を船に積むための装置でしょうか?未だ使っているのかも定かではありません。

実はこの渡船に乗るのに運賃は要りません。橋の代わりなので要らないのでしょうか。
よく見ると、管轄が大阪市港湾局です。これが交通局だったら運賃が要るのでしょうね。

             

実はこの日、大正の渡船場から10分ほど歩いたところにある、この店を訪ねて行ったのです。デジカメが壊れていたときに会社の人達と来たことがありました。

             

大正区に沢山ある沖縄料理の店の一つ、『うるま御殿』です。
料理もなかなか美味しいし、焼酎も旨い、夜の8時からは沖縄の民謡ショーも開催されますが、この日は早く行き過ぎたのでショーは見ることが出来ませんでした。いや、ゆっくり飲んでおれば、どれだけ長くいてもいいのですが、ショーは次回にということで、次の店へ行ったのでした。

民謡ショーはいつの日か、UPしたいと思っています。

             

店内の様子、未だ誰も来ていません。前回、会社の人達と来た時は、ショーも見てから帰ったので、渡船に乗って帰ることが出来ず、千本松大橋を渡って帰ったのでした。

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