生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

藤原京跡

2019年03月20日 | 日記
日本で初めて建設された本格的都城の跡です。

持統8(694)年遷都され、平城京遷都までの16年間、この地で持統、文武、元明の天皇三代が都としていました。

藤原京の規模は東西5.3km、南北4.8kmで、その中心部には藤原宮があったと言う事です。

この日は、耳成山の方から南に歩いて来ました。

海犬養門跡だそうです。



説明書きでは、ここは藤原宮の北面西辺の海犬養門のあった場所と言う事です。

小川に礎石が残っているとか。



藤原京跡の説明書きです。





藤原宮には、天皇の住まいである内裏や、天皇が儀式や政治を行った大極殿跡が残っています。



醍醐池の北側の花畑で、面積は約25,000平方mあるそうです。

この時期は、菜の花の黄色が一面に広がっています。





醍醐池です。



マガモが多く見られました。





ミノムシです。



さて、藤原宮跡です。



こんな碑があります。



宮跡から望む大和三山です。

北に見える耳成山です。



西に見える畝傍山です。



東に見える香久山です。



大極殿院閣門跡で、大極殿院と朝堂院を区切る門跡です。





朝堂院南門跡です。





朝堂院東門跡です。





朝堂院西門跡です。





これらの距離感から宮の大きさが分かります。

藤原宮跡の説明書きです。



宮は、およそ900m四方もあったそうです。





藤原宮跡の全景です。



昭和43年から歴史的風土特別保存地区に指定させているとあります。



近くには、藤原宮資料室がありました。

2階に展望室もあり少し高い位置から大和三山も望めました。



藤原京は、最近の調査研究によると、平城京や平安京を上回る規模だったとも考えられているそうです。
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