(東京夜景)
① ""東京マーケット・サマリー(16日)""
2018年11月16日 / 18:21 / 3時間前更新
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
🌸 <外為市場>
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後5時現在 113.29/31、 1.1341/45 、128.48/52
NY午後5時 113.62/65 、1.1326/30 、128.74/78
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の113円前半。米国株安への懸念から日経平均が下げ幅を拡大する中、113円前半で上値が重くなった。
🌸 <株式市場>
日経平均 21680.34円 、(123.28円安)
安値─高値 21663.99円─21873.74円
東証出来高 14億2466万株
東証売買代金 2兆5593億円
東京株式市場で日経平均は続落した。決算内容がさえなかった米半導体大手エヌビディア(NVDA.O)の株価が時間外取引で大幅に下落。収益環境の悪化懸念から日本でも半導体関連銘柄への売りが先行した。「ビジョン・ファンド」でエヌビディア株を保有するソフトバンクグループ(9984.T)も売られ、日経平均の下押し要因となった。上海株の上昇や日銀によるETF(上場投信)買いの思惑が支えになり、後場に下げ渋る場面もあったが、今晩の米株安への警戒感が強く、大引けにかけて再び下げ幅が拡大した。
東証1部騰落数は、値上がり607銘柄に対し、値下がりが1442銘柄、変わらずが63銘柄だった。
🌸 <短期金融市場> 17時20分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.072%
ユーロ円金先(18年12月限) 99.950 (変わらず)
安値─高値 99.950─99.950
3カ月物TB -0.290 (-0.045)
安値─高値 -0.270─-0.290
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.072%になった。準備預金の積み期明けで落ち着いた取引。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.132%とマイナス幅を拡大した。ユーロ円TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.050%と横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札は事前予想通りの結果でしっかり。業者間取引で3カ月物(795回)はマイナス0.290%と強含み。
🌸 <円債市場>
国債先物・18年12月限 150.95 、(+0.07)
安値─高値 150.92─151.00
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.100% (-0.005)
安値─高値 0.105─0.100%
長期国債先物は続伸して引けた。前日の海外市場で、英国の欧州連合(EU)離脱協議への懸念から米債が堅調となった流れを引き継いで買いが先行した。一時151円ちょうどまで上昇し、中心限月の日中取引ベースで7月20日以来約4カ月ぶりとなる151円台に乗せた。日経平均株価の動きに振らされる場面があったが、総じて強含みで推移した。
現物債市場では、明確な方向感が出なかった。先物高に連動した動きや、日銀オペ結果を好感した買いがやや優勢だったが、高値への警戒もあり買い進む地合いにならなかった。
ハガティ駐日米大使は16日午後、日本記者クラブで講演し、年明けに始まる「日米通商交渉」について「物品、サービスを含む重要分野での貿易協定」と表現し、包括的な二国間自
由貿易協定(FTA)への意欲を強調したが、材料視されるには至らなかった。
🌸 <スワップ市場> 17時01分現在の気配
2年物 0.08─-0.01
3年物 0.10─0.00
4年物 0.12─0.02
5年物 0.14─0.04
7年物 0.21─0.11
10年物 0.33─0.23