森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【hazard lab】 11月28日15:30分、""歯周病「米の成分」で予防効果 新潟大学院生らが発見 新薬開発へ期待""

2018-11-28 23:45:39 | 健康・病気; 新薬・新治療法、 老化、リコール、感染症コロナウィルス!

(日本人の国民病と言われる歯周病に、国民食である「米」が有効だという研究)




(歯周病マウスの歯槽骨の吸収が抑制された!(新潟大))




① ""歯周病「米の成分」で予防効果 新潟大学院生らが発見 新薬開発へ期待""

 2018年11月28日 15時30分

今や日本人の8割近くが歯周病の問題を抱えているといわれるなか、新潟大学大学院生らのグループは米の成分に、歯ぐきの骨の減少を抑制する効果があることをマウスの実験で発見した。日本人の食文化に馴染みがある米が、歯周病予防の治療薬開発に結びつくとして注目されている研究だ。

 日本の中高年の多くが発症している歯周病は、国民病のひとつ。歯肉の炎症から始まって徐々に深刻化。歯と歯肉の境目の歯周ポケットが深くなると、歯がぐらつくようになり、最終的に歯と歯ぐきを支える歯槽(しそう)骨が吸収されてしまうと、歯そのものを失うことになる。自分の歯で食品を噛めなくなることは、体全体の健康にも影響を及ぼしかねないが、現在の医学では吸収された歯槽骨の回復は極めて困難だ。

 新潟大学大学院生の田村光歯科医と寺尾豊教授らのグループは、米から抽出した15種類のペプチド(アミノ酸加工物)を歯周病のマウスに投与した結果、9番目と11番目のペプチドは、骨の炎症を抑え、骨を吸収する破骨細胞の数を減らす働きをすることを突き止めた。

 グループは「日常的に食べる米であれば安全な治療薬が開発できるうえ、現在使われている抗生物質の乱用を抑えることにも結びつく」として、今後は新潟に拠点がある米の関連企業と連携して、新薬開発につなげたいと期待している。

 なおこの研究成果は、国際学術誌『アーカイブス・オブ・オーラル・バイオロジー』に掲載された。

🌸 やはり資金と人材が課題です。集中と短期の開発スケジュールで一日も早い新薬の
  開発を行って欲しいです。厚生労働省のやる気と先見性のある人間に働きかける事も
  必要でしょう。もう少し具体的になれば、☀ クラウドファンディングという手段も考え
  られます。
















 

【hazard lab】 11月28日14:04分、""中国「ゲノム編集の双子」誕生 大学「認知せず」批判高まる(動画)""

2018-11-28 23:23:29 | 中国;香港、政治、 経済、科学技術、軍事、文化、歴史、美術…

(受精卵をゲノム編集して双子の赤ちゃんが生まれたことを発表した南方科技大学の賀建奎副教授(中国細胞生物学学会))




① ""中国「ゲノム編集の双子」誕生 大学「認知せず」批判高まる(動画)""

 2018年11月28日 14時04分

中国・広東省の南方科技大学の研究者は、今月生まれた双子の女の子の赤ちゃんの受精卵に、あらかじめ特定の遺伝子を改変させるゲノム編集を行っていた事実を明らかにした。父親がエイズウイルス(HIV)に感染していたことから、ゲノム編集でウイルスが細胞に入らないようにするのが目的だったとしているが、生命倫理の問題があるとして、科学者の間で批判の声が高まっている。

 問題になっているのは、南方科技大学の賀建奎(ハ・ジエンクイ)副教授。25日に賀氏本人が公開したYouTube動画によると、双子は数週間前に生まれた「ルル(Lulu)」と「ナナ(Nana)」と呼んでいる(仮名)女の赤ちゃん。

 具体的には、HIVウイルスに感染した父親の精子を使ってできた受精卵に、「CRISPR-Cas9」というゲノム編集技術を使って白血球の表面にあるたんぱく質「CCR5」の機能を改変することで、父親の精子から胚細胞にウイルスが入らないようにしたうえで、母親の子宮に戻したという。

 海外メディアの報道によると、賀副教授はこれまでに不妊治療中の7組の夫婦のためにゲノム編集を実施し、このうち妊娠出産に至ったのが今回の双子だという。いずれのケースでも父親はHIVウイルスに感染していたと主張しているが、所属する南方科技大学は26日、「賀副教授の研究は大学外で報告なく行われたことで、倫理と学問的規範に違反している」と声明を発表した。

 中国科学技術部のトップや細胞生物学学会の科学者も緊急声明を出して、批判の声を上げた。おりしも広州では26日から28日にかけて、幹細胞と再生医療に関する国際会議が開催中で、中国国内をはじめ、欧米から多数の科学者が集まっている最中だ。

 人間の受精卵や精子・卵子の段階で遺伝子を改変するゲノム編集をめぐっては、遺伝的な特質が子孫に受け継がれる可能性があることから、生命倫理や安全性に対する十分な議論が必要とされており、多くの国で法律によって規制されている。(下は、賀副教授が公開した双子誕生に関するYouTube動画/The He Lab)

🌊 生命倫理の問題は広く深くて、ここで簡単にコメントを書くことは出来ません。
  ただ、その他の考えるべき問題点としては、次の二つがあると思います。
   ① 今回のゲノム処理は、かなり先端的であり、それを行える高いレベルに
    中国の研究者がいるということ。
   ② 更に現在は批判がなされていますが、規制やルールが明確でない場合は、
    先にやった方が勝ちという風潮があり、特に中国ではあらゆる分野といって
    良いほど蔓延しているということです。

【hazard lab】 11月28日11:44分、""フエゴ山 止まらぬ爆発「1時間に18回」噴煙の高さ5000m グアテマラ""

2018-11-28 22:53:04 | 海外震災状況(異常気象;ハリケーン、火山・地震・津波・感染症…)

(爆発を繰り返すフエゴ山(Bernard Duyck / ClimaGuatemala))




(東北東に10キロ離れたアンティグア市から見たフエゴ山(今月19日/Brian Hurley) )




(夜にはマグマ噴火も…(今月18日/Brian Hurley))




① ""フエゴ山 止まらぬ爆発「1時間に18回」噴煙の高さ5000m グアテマラ""

 2018年11月28日 11時44分

今年6月、400人以上の犠牲者を出した中米グアテマラのフエゴ山が再び激しい活動を繰り返している。27日には1時間あたり最大で18回の爆発が観測され、噴煙の高さは火口上空5000メートルに達した。

 首都グアテマラシティの南西30キロ地点にそびえるフエゴ山は標高3763メートルと富士山とほぼ同じ。今年6月3日の爆発では火口内の溶岩ドームが崩壊して大規模な火砕流が発生。巻き込まれた190人が死亡、現在も238人が行方不明のままで、1万3000人近くが避難生活をおくっている。

 同国の防災機関(CONRED)によると、27日は朝から爆発的噴火が相次ぎ、1時間に15〜18回発生。噴火に伴って、大量の火山灰が南から西の方角に降り、20キロ離れた街でも降灰が確認された。

CONREDは「フエゴ山は今年5回目の活動期に入った」として、再び火砕流が発生する危険があるとして、周辺道路の規制を強め、ふもとの集落に厳重な警戒を呼びかけている。




【札幌管区気象台】 11月28日16:00分、""火山名 雌阿寒岳 火山の状況に関する解説情報 第7号""

2018-11-28 22:41:36 | 日本;自然災害、火山 被害状況…

(雄阿寒岳イラスト)




 ① ""火山名 雌阿寒岳 火山の状況に関する解説情報 第7号""

平成30年11月28日16時00分 札幌管区気象台

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 ポンマチネシリ火口から約500mの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性がありますので、警戒してください。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 20日18時頃からポンマチネシリ火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増加しましたが、24日以降減少しています。火山性地震は今後も増減を繰り返す可能性があります。
 
 23日以降の火山性地震の発生状況は次のとおりです。なお、回数は速報値であり精査の結果、後日変更することがあります。
 23日      675回
 24日       57回
 25日       20回
 26日        6回
 27日        9回
 28日15時まで   0回

 監視カメラでは、噴煙の状況に変化は見られません。
 火山性微動は観測されておらず、地殻変動にも特段の変化はありません。

2.防災上の警戒事項等
 ポンマチネシリ火口から約500mの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
 風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(木)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。 

 <火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>

【hazard lab】 11月28日10:26分、""地震急増の雌阿寒岳「1週間で1196回」火口上空に接近!雪原にたなびく噴煙""

2018-11-28 22:35:07 | 日本;自然災害、火山 被害状況…

(今月20日以降、北海道の雌阿寒岳では、ポンマチネシリ火口直下を震源とする火山性地震が急増している(気象庁))




(南東側から見た雌阿寒岳の火口のようす(27日/気象庁) )




(上:ポンマチネシリ火口のクレーター内には複数の火口が存在する 下:中マチネシリ火口からも噴気は見えるが、大きな変化はない(気象庁) )




① ""地震急増の雌阿寒岳「1週間で1196回」火口上空に接近!雪原にたなびく噴煙""

 2018年11月28日 10時26分

今月20日以来、火山性地震が増加している北海道東部の雌阿寒岳(めあかんだけ)について、気象庁は27日上空からの観測を行った。山頂にはすでに雪が積もっているが、ポンマチネシリ火口からは白い噴煙が噴出していて、今後も周辺500メートルでは、噴石に警戒が必要だという。

 雌阿寒岳では20日午後6時から23日にかけて、火山性地震が急増。21日から27日午後3時までの1週間に発生した地震の合計は1196回。このうち22日は271回、23日は675回観測されたが、24日以降は徐々に減少している。

 気象庁は27日午前10時15分から50分かけて、ポンマチネシリ火口と中マチネシリ火口を上空から観測。雌阿寒岳は8つの小さな火山から構成される火山だが、有史以来、もっぱら活動しているのはこのふたつの火口に限られており、とりわけポンマチネシリ火口のクレーター内には、複数の火口群が存在している。

 上空から観測を行った結果、ポンマチネシリ火口の第3、第4火口に熱の高まりは見られず、1996年の水蒸気爆発で出現した96-1火口からは白い噴煙が噴出していたが、以前と比べて地熱領域の拡大は確認されなかった。一方、800メートルほど北東に離れた中マチネシリ火口からも噴気はあったが、特段の変化はなかったという。

 雌阿寒岳で火山性地震が増加したのは2015年以来3年ぶりだが、今月20日以降に発生した地震の震源は、ポンマチネシリ火口の標高0キロより浅い直下だということが判明していることから、気象庁は「今後も火山性地震が増減を繰り返す可能性はある」として、火口から約500メートル範囲では突発的な噴火に伴って大きな噴石が飛散するおそれがあるとして、噴火警戒レベル2を維持し、火口周辺への立ち入りを禁止している。