(上海総合指数)
5分足 19/02/28 15:59 CST
2,940.95 、▼12.87
① ""日経平均は171円安と反落、値下がり銘柄数は1300を超える=28日後場""
2019/02/28 17:22
28日の日経平均株価は、前日比171円35銭安の2万1385円16銭と反落して取引を終了した。寄り付き後と午前10時前に、株価指数先物にまとまった売りが出たことで、下値を試す場面もみられたが、押し目を拾う動きから下げ渋る展開となった。
午後に入り、こう着感が強まる状況が継続したが、午後2時34分すぎ、再度、株価指数先物に売りが出たことをきっかけに、下げ幅を拡大。引け間際の午後2時59分には、同192円42銭安の2万1364円09銭の安値を付けている。
時間外取引での米株式先物や、中国・上海総合指数が下げ幅拡大したことも重しとなったもよう。1部の出来高は13億122万株、売買代金は2兆4480億円。騰落銘柄数は値上がり702銘柄、値下がり1337銘柄、変わらず91銘柄だった。
市場では「米中の貿易協議の進展期待が支えの相場だけに、国内の1月鉱工業生産指数(速報)が市場予想の平均を下回ったことや、中国の2月製造業PMIが市場予想の平均に届かないことなどから、足元の経済状況を警戒する動きも出たようだ」(中堅証券)との声が聞かれた。
★ 業種別では、日立<6501.T>、ソニー<6758.T>などの電機株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も安い。コマツ<6301.T>、日立建機<6305.T>などの機械株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株も軟調。凸版<7911.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も下げた。東証業種別指数は、31業種が下落、水産・農林とサービスの2業種が上昇した。
★ 個別では、エンビプロH<5698.T>、ショーケース<3909.T>、協栄産<6973.T>、ラサ工<4022.T>、新日理化<4406.T>などが下落。半面、トレファク<3093.T>、CYBOZU<4776.T>、グローブライ<7990.T>、アゴーラHG<9704.T>、ライクキッズ<6065.T>などが上昇した。
[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2019-02-28 15:23)