じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

今日の戯れ言 

2015-06-22 20:55:28 | 日記的雑談
旅の持つ意味? 自分にはそんなモノは無い、と思いますけど。
ンじゃぁ、お前にとっての旅とは、と、問われて答えるとすれば・・・昔は逃避、で、今は暇つぶし、ですね。

で、序でに言うと、どんだけ大した文化遺産や名所旧跡を尋ねたとしても・・・自己満足でしか無く、しかも、知り合いや友人も極めて少なく、その手の話をする機会も殆ど無い自分は、精々がブログのネタどまりと言う事で・・・少なくても、人生の肥やしにするには既に時は遅過ぎたと言う事です。

最近、とても精神的に落ち着いていると言いますか、解放され切っていると言いますか・・・人生と言う鬼ごっこは、俺の逃げ切りで勝ちだな、と、思っている訳です。

逃げる私を追いかけて来る鬼は誰か? それは、世間体とか、社会性とか、そう言う自分の嫌いな事でありまして・・・でも、ホントのことを言うと、鬼は「お金」でありましたかな?

世間体や社会性を保つ為には「お金」が必要だったんで嫌な事も曲げ、嫌いな事にも我慢をして「お金」に頭を下げ続けていた時の旅は、現実からのひと時の逃避、が目的でありました。

だから、行き先は完全に非日常であるべきで、南太平洋のホワイトサンドに椰子の木のビーチとか、東南アジアの怪しい地域とか、刺激と解放を求めていた訳であります。

で、今は・・・例えば昨日までの旅のように、誘われたから行って来ました、と言う、全く計画も主体性もない、ホントに行き当たりばったりの旅をしている訳です。

今の旅の動機は「暇だ・・・旅に出よう」と、それだけであります。
あとは、資金的な問題の折り合いがドーなるか、それだけでありまして、他には何も無いのであります。

ムムムっ? 昨年は違っていたな・・・子供の頃に憧れた夢の断片を潰しに行ってきたな。
ああ、成る程・・・無職になったのを期に子供の頃の夢であったヒマラヤの山へ登る旅が完結したんで、憧れの旅は無くなって身軽なのでありましょうか?

で、長期のバイクツーリングでも海外の滞在でも時間的な量と言うのは自分には殆ど無関係と言いますか・・・長いと飽きるだけで、旅は長さじゃない、と、今は思っている訳です。

例えば・・・先日ふらりと思い付きで乗って見た「仙石線の旅」は、日帰りのショートトリップでありましたが、満足度としてはかなり充実していまして、未だに断片的な場面を思い出す程であります。

アレですね・・・旅をする理由を考えていてそれを詰めてみようと書き始めたんですけれども、結局の所は・・・やっぱし、理由は無いし意味も無い、と言う所へ落ちるんですかね?

人生の事って、全部同じで、理由なんて無いですもんね。
何度かあった大きな局面で何故そうしたのか? 後付けでアレコレ言えなくは無いんですけれども、しかし、確固たる信念や理由に後押しされて動いたと言うよりは、ナンだか知らない間にこっち側に流されていたとか、アレレレっと気がつけば、想いも拠らない場所に吹き寄せられ、全く望んでも居なかった展開に驚く・・・ナンて事の連続でありましたから。

あらゆる問いに対する答えは、たった今ひねり出す感覚と、また忘れた頃に同じ事を書けば全然違っている筈ですし・・・。

嗚呼・・・我が家で飲むビールは小量で良く効きますね・・・用心しないで飲むからですかね?

何の用心か? 財布の中身? 帰りの道順? 今夜も激しく意味不明!!!

ああ、クワガタの幼虫が大きく成って手狭な感じだ・・・アマゾンで朽ち木や腐葉土を買って飼育箱を増やしてやらないと・・・昨年の秋に産まれた子供らが20匹は入っている筈なんですけど・・・メダカも子供が増えてますし、飼育係は大変です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔の「いい女」たち?

2015-06-22 19:21:03 | 日記的雑談


燃えろ いい女~!!!
なんて事は無いポスターのまた撮りですが



なにを言っても「はい」と返事しそうな生娘?


明治か大正の頃にこんなモダンな女が居たんですなぁ


玄人筋のお姐さん・・・良く判りませんけど


こちら、大店のご新造さん? ナンチャって


これは、女流作家の・・・いや、知りませんけど


快速力の新造船「紅丸」は石炭を焚かぬ!!!

この手の古いポスターを複写するのは好きであります。
とくに美人を描いたものは大好きで、折在れば撮っています。
アレ・・・朝日ビールでしたか? 良いのがありますね。

モデルさんはその時の有名人と言いますか、話題になった女性を使う事も多かったと何かで読みましたんで、この女性達も当時の「時の娘」なのかも・・・いや、適当に宣ってますが。

いや、絵の方の専門の人だったら作者が判るのかも知れませぬが、無教養の私にはむりであります。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軍艦島の事(悪口)

2015-06-22 09:39:59 | 日記的雑談
 いや、相棒が長崎に行きたいと言うんで、どこへ行きたいのと問うと「出島」と言う訳です。
へっ?出島って、あの教科書に載ってる出島?と言うと、そーだ、と言うのでナビで探しました・・・が、出島と言う地名か町の名前は出て来るんですけれども、観光名所らしきものは無い訳であります。

まっ、取り敢えず行ってみるべ、と言うんで辿り着いたのが港と言いますか、フェリーのターミナルでありました。

いや、そこの地名が出島でして、すぐ近くに「オランダ商館跡」などもあって間違いなく出島であった訳です。

しかし・・・我々はそこで、見てはいけないモノを見つけてしまった訳でして・・・それが、軍艦島上陸ツアーなのでありました・・・本来は4200円に島への上陸料300円で4500円の所、遠路はるばる来たと言う事で4000円にまけてくれました・・・いや、誰でも割り引かれるて居るようでしたが。

私個人といたしましては、他人様の終わった時代にはそれほど興味が無い訳です・・・そんなモノを見に行くんなら五島列島へ行きたい!!!であります、が、相棒は島の暮らしとか、素朴さとか、そう言うものは大嫌いな訳で・・・私が素朴で良いと思うものを須く「貧乏臭い」と、笑い飛ばす下品な輩な訳です。

相棒は寒村で産まれ育っているので田舎暮らしを憎んでさえ居る感じでして、都会的なものが好きな訳です・・・いや、小学生の頃カブト虫採集やタケノコ取りで学費を稼いだと言う強者なので気持ちは判りますが・・・。

で、生憎の雨も上がりまして、比較的海も静かになり、絶好の軍艦島観光日和となりまして、224人乗りの「マルベージャ」と言う船に乗船して行った訳です。


左側の船で行きます 後のマストは外輪の機帆船です

さて、224人乗りの割と大きな船は満席でありました。
アレです・・・大手のツアー会社の旬な商財として只今絶賛売り出し中なのだと思う訳ですが、観光バスで来た団体と思しき人が大半でありまして、私らのように窓口で切符を買って乗った人はごく僅かでした。

上陸ツアーは他の会社でもやっているようですが、「やまさ海運」と言うのが大手で、フェリーターミナルビルで切符が買え、乗り場と駐車場もすぐ傍と言う事で流行っている様子でありました。

ちなみに、上陸する観光と、船でぐるっと島周りを回りつつ長崎港内を観光するコースなど、様々ある訳であります。


この角度から見ると「軍艦」に見える気もします

軍艦島の本名は「端島」と言うんだそうで、アレですね・・・端島や波島は日本に山ほどある名前です。
で、なんでも、眺める姿が軍艦の「土佐」に似ているんで軍艦島になったそうです。

いや、驚いたのは船の速力であります・・・私の見立てでは27~28ノット前後出ている訳で、このサイズの船としてはけっこうな速度であります。
勝手な推測なんですが、午前9時発と午後1時発の二回を順調にこなすにはこのくらいの馬力で船足が無いと荒天時にも安定しないのかもと思います。


上陸用に新設された桟橋でありましょうか?

軍艦島のことは随分前から話題になっていまして、上陸禁止にも関わらず突撃取材をするカメラマンが漁船を雇って乗り込んでは写真を発表していたと記憶する訳です。
で、それらの写真は島からの引揚者が残した生活の跡が生々しく残っていた訳です。
とくに私なんぞは年齢的に「炭坑の閉山」が社会問題になっている最中に育っていますんで、興味深く見たもんであります。

で、平成21年4月19日に上陸解禁と言う事なんで、それに合わせて桟橋と島内の遊歩道と眺める為の広場などを整備したんでありましょう。
なので、私が過去の写真で見た軍艦島よりも相当小ぎれいと申しましょうか、まっ、片付けられちまった感は否めなかった訳です。


ボランティアで説明をしてくれる人が一緒に廻ってくれました

ボランティアの方が一緒に乗船して行き、三カ所ある展望広場をそれぞれ受け持ち詳しく説明をしてくれます。
ナンと申しましょうか、パンフレットの文字そのままの方も居るし、面白おかしいエピソードを交えて説明する人ありで、楽しかったです・・・が、やっぱし、一番面白かった爺様は、ご自身が引揚者であったようで、リアリティーの差でありましたか?


炭坑に特別な感情が無い人にはただの廃墟なんですが

いや、こんな事を宣ってはアレなんですが、全国には様々な鉱山跡・・・要するに廃墟なんですが、けっこう普通にあった訳です。
しかし、軍艦島のように手つかずで放置される事は稀な訳で、残ったと言う意味では価値があるのだと思います。
が、敢えて言えば、鉱山が盛期の頃に建設された鉄筋のアパートなら、規模の大小はナニですが我が家地方でも普通にある訳でして、荒野に置き去りにされた廃墟は文字通り「空虚」の固まりであります。

で、軍艦島なんですけれども、再度役目を与えられ、どこか輝いて見えると思うのは私の臍が曲がり過ぎている証でありましょうか?


島の暮らしは豊かだったと、キッパリ書かれていました

軍艦島上陸は、島に上がったと言う事に意味を見いだす人には価値があるかも知れませんが、眺めると言う事であれば船の上からで十分でありましょう。
ナンと申しましても全体が廃墟でして、コンクリートの朽ちた建物と瓦礫でありますから。
しかも、それらを遊歩道と決められた展望台から遠くに眺めるだけであります。

まっ、こう言ってはナニなんですけれども、東北の太平洋側の人間は先の津波で街ごと吹っ飛んじまった光景を目の当たりにしているんで自然に風化したものは仕方が無いな、と思えちまう訳であります・・・。

私としましては、日本国が世界のエネルギー政策の流れに翻弄され、本当なら自前のエネルギーとして価値のある石炭を捨てたと言う所に目が行ってしまう訳でして・・・その意味では時の生き証人である事は間違いない「軍艦島」でありました。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大事なものを無くした!!!

2015-06-22 08:54:53 | 日記的雑談
大切なもの・・・男の操? 朝っぱら馬鹿を言うな!!! 今時は女の操も大した価値は無さそうだし。

「女の操」と言えば・・・殿さまキングスですね・・・訳あってちり紙交換をしていた時、マイク片手に「毎度お騒がせ・ちり紙交換でございます」とやっていた訳ですが、私が19歳の頃には既に過当競争でして、大概の地域は廻り尽くされていた訳です。

いや、一軒から10キロや20キロの束を貰おうナンてケチな「チリ交」をやろうと言うんではなく、農家の納屋などから大量に出る・・・そう、1トントラック一台を一発で満タンにして一気に稼ごうと言う宝探しな訳です。

で、そんな時、田舎の田圃道で民家も無く人影も無い時、私は宮路オサムになった気で「女の操」を歌っていた訳であります・・・虚しい青春時代でありました。

さて、私が無くした大切なものと言うのは・・・恋です!!! なぁ~ンて言葉を宣ってみたいもんですなぁ・・・最近は滅きりと甘口です・・・無塩・・・無縁?

まっ、サッサと結論を申し述べれば、無くしたと言うか、何処かのホテルに置き忘れたのが、AirMacの電源であります・・・Macの通販やショップで買うと9500円税別もするんですゼぇ~・・・置き忘れたのは和歌山のあのホテルに間違いないと思うんですけれども、まっ、面倒掛けるのは嫌なんでヤッホーショップで4900円で手配しちまいました。


イージス艦です・・・意外と小さいと思った


日本に6隻ある中の4番艦だそうです


イージス艦の表情は「可愛い」と思いました


前後で少し排水しているのは電源用ですかね?

いや、東北地方に住んでいると軍事用品と出逢う事は中々無い訳です・・・陸上自衛隊の雪中訓練などと言う妙にレアなものが見られると言えばそうなんですが、戦闘機や艦船などは中々見られません。

まっ、見たからドーだと言う事も無いんですけれども、でも、船好きの私といたしましては、イージス艦は素直に嬉しかった訳です。

それにしましても長崎の造船所は凄いですな・・・100万トンのドックですとぉ~? 長さが1000m以上でストぉ~? 
造られてから相当年月が経つらしいですが未だに世界一ですって・・・三菱ってやっぱし凄いんですね。

で、イージス艦の回りでは5万トンクラスと思われるLNGの大きなタンカーが二隻も造られていて、他にも10万トンを越す客船も二隻造られていました・・・宮城県だとたまに大きな船が進水したってニュースになっても500トンクラスの漁船とかですもんね。

瀬戸内海の造船って、凄いんですね・・・と、言うか、東北が工業が無さ過ぎなんでしょうな~・・・まっ、名だたる工業地帯はその分過去には公害やら奇病で悩まされても来た訳ですが。

と、言う事で・・・殿様キングスのお話でした、と。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする