じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

ツーリング余話(礼文の花)

2015-09-08 16:50:31 | 2015年北海道ツーリング

礼文島で花を撮ってみたが・・・


キタノコギリソウ 定かではありませぬが


イブキジャコウソウ? 悪石島の「ボゼ」に似てる 


一輪だけまだ白いレブンウスユキソウを見つけた


イブキトラノオ 既に枯れて夏の終わりを告げる


リシリリンドウ これは会いたかった花でした


エゾカワラナデシコ なんとも私好みの風情で


ウメバチソウ 


トウゲブキ と言う名前らしい


ススキ 

いやぁ~礼文島の八月末と言うのは確実に夏の終わりなんでありましょうね・・・花が目的だと一足遅かったと言う感じでありました。

まず、ホントに特殊な分布でありまして、我が家地方で普通に見られる雑草から、亜高山帯の植物まで、海抜400mに分布してる訳でして・・・花好きには堪らない環境です。
と、言いつつそれ程花に入れ込んでいる訳でもないんですけれども。

私が調べた花の名前は少し怪しいんでアレですが・・・まっ、学者や研究者じゃないんで小さな間違いはご愛嬌です。
で、イブキジャコウソウと思しき花を撮ったとき・・・お前とはどこかで出会っている気がするんだが?と、閃いた訳です。
で、すぐに思い出したのが、鹿児島県は悪石島の「ボゼ祭り」のお面でありました。
いや、実際にはそんなに似てないと言うか、それを言うならバリ島のお面の方が似てるんですけど、何故か、日本の最果て礼文島で鹿児島を思い出したと言う話でありました。

で、花を見に行く切っ掛けは、某ブログで「レブンウスユキソウ」の記事を読んだからな訳であります。

まっ、正直に言えば、心の隅っこでは既に季節は終わって花はないだろうな、と、思っていた訳であります。
しかし、一番高い所の西側に、いくらか白いのが見られたもんで、それならばと探したら、一輪だけ、なんとか枯れてなさそうな白い花が見られた訳であります・・・でも、これでももう終わりかけなんですけれどもね。

で、少しだけ下調べをした時に、リシリリンドウの写真を見た訳であります・・・あいやぁ~後白髭山のリンドウを愛する私としては是非とも会って友好をはかりたいと切に思った訳であります。
まっ、これはこの時期からの花らしくけっこう沢山見られましたけれども・・・でも、思ったよりも可憐で、好きになっちまいました。

これは・・・利尻島に惚れちまいましたかね。
来年、と言わずに初冬にでも行きたい気分です、が、寒いんだベネぇ。



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礼文島~利尻島

2015-09-08 09:48:14 | 2015年北海道ツーリング

8月29日(土)圧倒的晴天(ツーリング5日目)


キャンプ場のグラウンドから望む朝の利尻富士

寒くて風が強くて悪戦苦闘した昨夜とは打って変わって圧倒的晴れ、で、しかもそこそこ温かい。
なんと言ってもまだ八月なのだから、如何に北海道の外れと言えどもお日様さえ照れば暑くなるのだ。
気持ち良い朝にテントの撤収も素早く済ませ、7時頃礼文島探索に出発。

地図で見る限りでは礼文島は一周は出来ない模様・・・この段階ではホントかぁ~?と疑っていた。
バイクなら通れる地元民と獣しか歩かない道があるんじゃないかと勘繰っていた・・・が。


冷たそうな海に入って昆布を拾う漁師

昨夜は風で海が荒れ昆布が根切れして流れたのだろう。
何処のはまでも昆布拾いの姿が見られた。
浜には東北の磯の香とはひと味違う昆布の匂いが漂っていた。


ゼニガタアザラシがいた

船泊へ向う途中だったと思うが、何の変哲も無い浜に50頭程のアザラシがいた。
自分が知っているアザラシと違って、遠目ではどっちが前で頭なのか分からない変な格好に見えた。


澄海岬への道は何故か大陸的だった(惚れた!!)

礼文島と利尻島の地図は観光案内所で貰ったパンフレットを頼りにしていたのだが、それによると澄海岬への道は無くトレッキングコースになっていた。
しかし、走って行くと相当新しい感じの道が現れたのでクイっと曲がってみた。
これが大当たりで素晴らしい風景の連続。
ナント言うのか、自分には雄大な広がりが大陸的に見えた。
勝手な想像なんだけれども、日本列島が大陸と繋がっていた時の名残のような物を感じたのだった。


澄海岬の絶景(相棒曰く日本一だと)


澄海岬でのタイマー撮影で何故かバンザイする二人


スコトン岬 (名前の由来を知りたかったが)

スコトン岬の景観も素晴らしい物だったが、しかし、他に無い類いのモノかと言うとそうでも無く、北の海には良く有る風景だと思った。

で、写真を大きくしてみると良く判るのだが、赤いトタン屋根が見えている。
それは最果ての民宿でありまして、株キチが是非泊まりたいとタダをこねるので、ンじゃぁ取り敢えず値段と空きがあるのか確認して来いよと、言った訳です。
程なくして照れたような笑いを浮かべて戻って来た株キチ曰く・・・俺らの泊まる宿じゃ無い・・・一泊14500円だとぉ~と、宣った。
二人して顔を見合わせ大笑いをしてその事は忘れた。


とても不思議な感じがした「廃校」


戸を開けたら吉永小百合と子供たちが迎えてくれた

最初にこの学校を見た時に感じたのは違和感だった。
ナンとなれば、子供が毎日通うには不自然な高台で、しかも集落からも離れているのだ。
寒さの厳しい北海道の離島でこんな吹き曝しの地に学校を建てる意味が判らなかった。
で、平坦地の少ない離島故の事か? いや、冬にはまとめて稚内にでも行くので夏場だけの学校なのか? などと考えつつ観ていたのだが・・・すぐに理由は判明した。

アレ・・・吉永小百合主演の映画「北のカナリアたち」のロケの為に建てられたものだったのだ。
いや、しかし、それにしても映画のセットと言うのは凄いもんです・・・もー雰囲気やらは本物以上に醸し出され、見ただけで郷愁に涙する感じであります。


礼文島にも知床があった


礼文島の花畑を見に山道を登って行った

いやぁ~礼文島をたった一泊二日でナントカしようなどとは不届き千万・・・この島は自分の足で歩き倒すべき島でして、最上級の昆布の出汁よりも味わい深い、中身の濃い島でありました。
で、数多の景勝地を見て歩くのもナニなんですけれども、やっぱし、この島特有の自然条件を如実に感じられるのが植物やら花だと思う訳です。
と、言う事で外せないのがトレッキングロードだと言いつつ、自分は楽してバイクで上っちまいましたが。

しかし・・・時は逸していて花の時期は終盤、もはやススキの向こうに利尻富士が、と言う頃合いではありましたが。


ミシュランも絶賛?「ホッケのチャンチャン焼」

次の行き先は隣の利尻島なんですが、フェリーの予定が2時半頃と言う事で、遅れたら拙いと早めに港に来た訳です。
で、昼飯時なんで何か食べたい訳ですが、昨日「港の近くの食堂は礼文島価格」の洗礼を浴びていたので用心しつつ物色すると、株キチが「ああ、ここだ」と、如何にも観光地のソレらしい飯屋を指差した訳です。
で、ナニやら食べ物のサイトでは絶讃二重丸だと言うんで入ってみた訳です。

すると、先ほど山の方で顔見知りになった埼玉から来たバイクの人が「ホッケのチャンチャン焼」を食べている所であった訳です。
で、彼はこれを喰いに埼玉から来たと言う程に褒めちぎる訳で・・・ンじゃぁ俺らもソレで、となった次第であります。

で、経緯的能書きは無駄な説明として忘れてもらって・・・「味は絶品」と、太鼓判であります。
まっ、根本的に魚が好きと言うのがあるのでダメな人はダメなんでしょうけれども、ネギの風味と田舎的な塩っぱ目の味噌味でご飯が進君でありました。

で、500円足すと殻のウニが食べられるんですけど、生で食すより焼いた方が風味があるようです。
で、隣で喰っていた都会風の人が「ああっウニが活きてるぅ~」と感激していましたが、殻付きウニは死んだのは喰えませんがぁ・・・なんて余計な事は言いませんでしたけど。


利尻島ファミリーキャンプ場湯 ゆ~に

礼文島からフェリーで利尻島に来まして、毎度の事ながらドーせガイドブック読んで選ぶったって好みの問題だからと、一番近くのキャンプ場にした訳です。

いや、ホントは、離島と言うのは漏れなく定期船の港の近くが一番開けて文化的生活はそこに集中している、と言う高度な読みなんですけれどもね。
でも、このキャンプ場は温泉に歩いて行けると言う事以外には特色の無い普通のキャンプ場でした・・・まっ、過不足無しだけれども敷地が狭いんで少し窮屈で場合に拠っては煩い、かも。


利尻富士温泉 食堂有り 大広間有り 快適

アレです・・・キャンプ場は混んでいるんですけれども、その訳は、利尻富士登山口の下に位置するんで下山して風呂に入りたい人は上のキャンプ場から移って来る・・・あと、徒歩で港まで行けるのでそれでこのキャンプ場は人気なようです。

と、言う事で、利尻富士温泉は圧倒的パフォーマンスで絶大な人気を誇る・・・露天風呂も良くて夕方は地元の人も多く見掛けました。

続く



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朝の戯れ言

2015-09-08 08:19:54 | 日記的雑談
雨だ・・・ただの雨ではない・・・また、雨だ、もしくは、今日も雨だ、的雨です。

野田聖子 出馬断念と言うニュース・・・あんまし興味が湧かない。

安倍チャンに逆らって出馬しちまうと徹底的に叩かれて冷や飯喰わされるから今はまだ時期じゃない・・・と、シロートは思うが。
アレ・・・石原ノビテルや石破地方創生担当 内閣府特命担当大臣を見てると、安倍チャンはナンだカンだ言って手厳しい人だと思う・・・知らないけど。

ああ、政治話から入っちまったか・・・まっ、いいでしょう。

昨日、ドイツの難民受け入れの寛容さをたたえた言葉を書いたんだけれども、ドーもそんなに単純でもないみたいで・・・要するに、アッチの方の人達の考えなんてアジアの片隅の日本人の中でも田舎者に属する私には分からない感じですね。

ドイツに逃げ込んでいるのは何処のドイツだ? と、言う感じで調べてみたら、シリアの金持ちや、社会的ステータスの高い人、で、所謂貧乏人の難民では無いんでストぉ?
で、そう言う人達なんで、教育もしっかりしていて人材的に美味しいかも知れないんで、先進国のご多分に漏れず若年労働力不足を懸念するドイツは、国の政策として、高等な難民から人材を吸い上げられたら良いかもしれないと言う政策なんだとか・・・ホントの所は知らないけど。

まっ、遅ればせながら受け入れを表明したイギリスの思惑もまた同じ物だと勘繰るのが正しいかもしれない・・・ナンチャって。

晩飯を喰う時だけテレビのニュースを見るんだけれども、最近のニュースって殺人事件専門なのかな?
私の感じる所では、毎晩平均して二人程度の殺人事件が流されているように思うんですが・・・同じ物を何度も流している、ンじゃ無くて、毎日新規に二人程度殺されていると思う訳ですが・・・物騒な世の中ですね。

で、繁華街など滅多に出ない田舎者なら安心かと言うと、秋田のど田舎でも意味不明の殺人事件が起きたりして・・・見ず知らずの基地外に刺し殺されたり殴り殺されるんなら熊と格闘して負けて死ぬ方を選びたいと思う私は変態ですか?

昨日、友人に写真を送るのにCDに入れてナニした訳ですが、CDの残りが少ないんで買おうとアマゾンを見たら50枚で800円から900円と、以前と価格的に変化は無い訳ですが、序でに見たSDカードの価格で魂消ましたね。

いや、大は小を兼ねるって言うのはそうなんですけれども、小さい容量のを使ってカードを丸ごと仕舞い込む、と言う物理的バックアップが好きな訳です。
なので使い勝手としては2GBが欲しい訳です。

で、アマゾンで調べたら、2GBが808円で16GBで950円でストぉ・・・やるせねぇ価格だなぁ、おぃ!!!と言う感じで、これは田舎のホームセンターで探した方が良い感じだな、と、思いました・・・あそこの写真屋では2GBは580円で売っていたんだけれどもなぁ。

16GBが950円ですかぁ・・・思い起こせば、自分が初めて買ったMacのメモリーが16㎆でして、32㎆に増設するのに2万円位払ったような記憶が・・・ハードディスクが500㎆でした。
まっ、だからナニ? と、言う話なんですけれどもね。

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