夜の雑談（木と気）

生き物の中に入れて良いのがドーか良く判りませんけれども、理屈では植物と言いますか、樹木が一番長生きできるんだそうです。

物の本に拠ると、動物は酸素を使う事で強力なエネルギーを生み出す仕組みを得たが、それが故に「錆びる」訳で、だから寿命が短いと。

で、樹木は酸素を吐き出すんで酸化しない・・・錆びない訳で、自然環境さえ変らなければズーッと生き延びるんだそうです。
まっ、地球には重力があるんで上に伸びるのには現甲斐がありそうですけど・・・だから、木は長生きなんですと。

余談ですが・・・人間も酸素で生きてるんで錆びますね。
で、普通に生活しているだけだとあんまし発生しない活性酸素は、息せき切って動くとき・・・強度の高い運動などでは沢山出る訳で、なので運動は身体に悪いって・・・これ、殆どホント。
人間、過激なスポーツをするようには出来ていないらしくて、実際、統計上も過激なスポーツを長く続けた人程短命と出てるそうです。

更なる余談ですが、運動しないと太ると言うのは、単なる食い過ぎな訳でして、食べ過ぎたカロリーを運動で消費するなんてのは愚の骨頂だと、偉い先生が申しておりました。

で、山に行くと樹齢1000年くらいの木は大概の山にある訳です・・・まっ、ボンボコとある訳ではないんですが、400～500年は稀にナンボでも有ります。


一本の木なのにコブの所で何があったか枝分かれ


コブの所は苔むしてこの木の苦難の痕でしょうか


根元から空洞のブナの木


上に向うともっと空洞


樹上には枝を伸ばし葉が茂り樹精はまだ強い

と、言う事で、こう言う勢いのある樹木を見て我が人生を振り返る・・・それほどお人好しではない私は、そう言う事は思わないんですけれども、しかし、頑張ってんなぁ～くらいの事は思う訳です。

で、一番下の写真のブナの木なんですけれども、完全に中は空洞でして、スカスカであります。
しかし、樹木の水が上がるのは樹皮のすぐ下なんでそこがしっかりしていればナントカなるんだそうです。
でも、物理的な重さでそんなに長くは持たないと思いますけど凄い生命力です。

で、山の上から樹林帯を見ると木の高さは生えてる場所で大体決まっている感じでして、と出して高い木は無いのです・・・風当たりが強過ぎて折れちまいます。
で、低すぎると太陽光線を集められないんで、そこで生長してる樹木の高さはほぼ一定と言う事なんだと思います・・・これ、私の勝手な推測ですが。

いや、一頃流行ったヒーリングなんてので森に行って大木に耳をあてて樹木の水の音を聞く、なんてのがありましたけれども、樹皮の下を昇る水の勢いも量も微々たるもんで音などしません。

で、オカルトチックになりますけれども、木には気がありまして、樹精の強い木には強い気があります。
いや、これホントでして、枯れ掛かった木はどれ程の大木でも気は感じられません。

まっ、お前が感じる気とはナンだか説明してみろ、と言われると困るんですけれども、同じ植物でも花類は咲いている時に微かにあるかなぁ～と言う感じでして、大木から感じる様な物では無い訳です。

いや、巷にあふれる気功のアレのように樹木から気を貰うとかそう言うんじゃなくて、生気とでも言うんですかね・・・私は大木には一声掛けるんですけれども、それは「よう長生きだな」と言う訳です。
すると、かなりの確率で「まあな」程度の返事が返って来るんですけれども、それは耳に聞こえるのではなく、脳に直接記憶されるんであります。

野良写真（キノコ尽くし）

名も知らぬキノコを愛でる酔狂!!


サクラタケと思う　（だとすれば毒）


ムラサキシメジと思う　（だとすれば食える）


シロナメツムタケ　（だとすれば食える）


ニガクリタケと思う　（だとすれば猛毒）


ドクベニタケ　（毒）


カラカサタケ　（食えると思うが？）


クサハツ　（毒）


ツルタケと思う　（だとすれば食える）


ヌメリツバタケ　（食える）


チシオタケ　（たぶん食えない）


ナラタケと思う　（だとすれば食える）

いや、山歩きをしていて相当な種類のキノコを見る訳です。
しかし、正確に名前を知っているのは5種類程度しか無くていつも写真に撮っては保存してお終い、と。

で、この度、とうとう勢いで図鑑を買っちまった訳であります・・・アマゾンで一番安いのを。
いや、古本屋にキノコも図鑑は無くて仕方なく、ぽけっと図鑑的なのを買った訳ですが・・・自分の撮った写真と図鑑の写真のナントもカントも大きく違う事・・・とても簡単には特定できない訳です。

しかも、日本には4000種もあると言われるキノコの代表者が300種程度載っていると言うもんでありますから調べた結果も推して知るべしであります。

そんな訳で・・・貧乏性から安いのを買っちまって後悔してます。

アレ・・・昔ダイビングのガイドをやっていたとき、魚とかサンゴの図鑑を持っていましたが、やっぱし一冊一万円以上もした物じゃないと使い物になりませんでした。
なんと申しましょうか・・・レアな物の特定程図鑑に頼りたい訳ですが、安い図鑑は代表選手しか載っていないと言う事な訳です。

と、言う事で、本日、全部で50点程撮って来たんですけれども、ナニがナンだか分からないので、ナントナクでも特定できたと思う物だけ出してみましたが。

って言うか・・・図鑑作る訳じゃないんで印象写真で良いのにね・・・もう止めた。

午後のひと言（山の雑写真）

山に行ってきました（白髭山）


仙台カゴが程良く紅葉中でした


赤い実を見ると反射的に撮ってしまう我


白髭山山頂（白髪山の字は旧名です）


どっちを見ても山また山と青い空と白い雲


糞転がし？死んでるのかと突くと生きてました


赤い実を見ると無意識に撮ってしまう我


この木は昨年の紅葉でも撮った記憶が


この紅葉もやっぱし昨年も撮った記憶が

連休中でこの好天・・・どこの山へ行っても混むべなぁ～と、言う事で、迂闊に有名な山へは行けませぬ。
で、行ったのが、山形県は東根市から回り込んで登る「白髭山」。
少し前の地図では「白髪山」で、髭では無くて髪の字が使われているんですけれども、最近になって「誤字だろう」と言う事で、白髭山に改められている訳です・・・が、地元の山の愛好者はそんな事ぁ知らねぇ・・・昔から「白髪山」と書いて「しらひげやま」だもの、と言う事のようであります。

自分が良く行く裏山は「後白髭山」でありまして、後に有る訳です。
しかし、宮城側から見たらコッチが後なので、この名前の出所は山形だろうと思う訳です。
同じ様なアレで「大東岳」と言うのが仙台市の西の方に有るんですけれども、これも山形から見れば東な訳で、ここら辺の奥羽山脈の山の名前は山形側から見た名前なんでありましょう・・・まっ、一般的にはドーでも良い話でありますが。

で、白髭山は1284mで、高くは無いんですけれども、ここら辺りでは低くも無い訳です。
なので登って楽しい山なんですけれども、これが「宮城県の山」にも「山形県の山」と言う登山道案内書にも載っていない山な訳です。

で、この山の直ぐ先の1200mに満たない「寒風山」は「宮城県の山」に載ってまして・・・何故にこの山は外されているのだろうか？と、疑問であります。

まっ、そう言う訳で、連休だろうが紅葉時期だろうが登山者に会う事はホントに稀でして、本日は約一名に遭遇し、何年振りかで白髭山で人に会いました・・・流石にシルバーウィークであります。

さて、ホントの狙いは茸撮りだったんですが、大した物は撮れませんでした。
そんな訳で、白髭山の頂でビールを軽く飲んで、酔い覚ましにたっぷりと昼寝などして来た訳ですが・・・いや、天気が良ければ全て良し、でありました、と。