じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

夜の独り言

2015-10-08 20:41:34 | 日記的雑談
寝袋が欲しい・・・!!! 胃袋じゃないよ、寝袋ね!!!
いや、持ってるんですけれども、新しいのが欲しいぃぃぃ~!!!

ナンとなれば、厳冬期用のは温かいけれども重くて大きくて、トレッキングだけならヒマラヤでも持て余す大物な訳です・・・付属の袋に納めて、直径22センチ×長さ38センチ、重量1.9キログラムと言う大物であります。
流石に羽毛が1.6キロも入っていると暖かですけど、背負って歩くのは精神的に難儀であります。

で、夏用はと申しますと・・・とても古い、羽毛(ダウン)と言うよりも水鳥の羽(フェザー)が500グラム程入ったのが有る訳なんですけれども、コレでは少し役不足・・・しかも、寄る歳波で生地が草臥れて羽が飛び出して来る事おびただしい訳であります。
一昨日のテントの中では羽が飛び交っちまいまして吸い込んでは窒息しそうになると言う・・・まっ、嘘ですけど、そんな位に飛び出す訳です。

ああ、もう随分前から使う度に羽が飛び出してますから既に500グラムの羽は入っていませんね・・・道理で寒い訳だわい、と。

いや、50台も半ばの頃にはこの寝袋で冬山をこなしていた訳です・・・山小屋なんで下がっても氷点下10度にはならない程度の気温ですが、自分も体力的に充実していたのと、寝袋もまだ元気だったんでありましょうね。

で、作戦的には三つ思い浮かんでいる訳です。

A案・・・モンベルの新しいタイプ・・・生地とデザインの工夫で横に伸びるんで寝返りも楽とか言う物。
モンベルらしく評判はすこぶる良いんであります。
しかし、他のブランド物に比べれば安いと言っても、貧乏人の私にはそれでも高い・・・約3万~4万円ですか?

B案・・・今現在冬用で使っているナンガと言うメーカーの物を買う・・・このメーカーはB級品と称して結構な確率で特価品が出るんで物色してみたら、やっぱし有った訳です。
いや、このメーカーのダウンは折り紙付きで誰もが絶讃している訳です。
大概の寝袋は、氷点下10度対応とか書かれていても、まず、半値八掛け程度の性能と思って良いんですけれども、ナンガでマイナス5度から10度対応と有ったら、まず、マイナス5度では無問題であります。

C案・・・は、カトマンズで売っている、得体の知れない安いダウンの寝袋を買う・・・これは案外馬鹿に出来ない品質の物が格安で売られている訳でして、迷う所であります。
いや、初めてヒマラヤのピサンピークに登った時に、日本から持って行ったダウンジャケットが薄過ぎて、それだと死ぬよ、と言われて現地で70ドルでダウンジャケットを買ったんですが、それのダウンは本物でして、とても快適に今も着ている訳であります。
しかし、どこの中国で作っているのか知りませんが、中身は良いんですけれども、ファスナーとかは粗悪でして、本体より先にそっちが逝かれそうであります。

実は、山で使う寝袋はファスナーが命なんであります・・・その心は、咄嗟の出来事で寝袋から飛び出したい時にファスナーが咬んで開かなくてモタモタしてるうちに雪崩に呑まれた、とか、ヒグマが襲って来たのに逃げられなかった・・・まっ、そう言う事ではないんですけれども、咄嗟の時に開かないファスナーとかはダメであります。
また、トイレに行くのに寝袋から出る時、ファスナーの音が大きいなんてのはとても気になる訳です。

今の所・・・やっぱし自分が信頼しているナンガの寝袋かなぁ・・・しかも、格安で18000円で見つかったし・・・うーん、18000円かぁ~高くは無いんだけれども、痛いなぁ。

あと、ザックもそろそろ草臥れて、ショルダーの糸を自分で補強して塗ってある訳ですが・・・自分も歳をとって行く訳ですが、山の道具たちも皆して草臥れて行く訳です。
それを言ったらトレッキングシューズは5年目かぁ? ソールの張り替えか? 新品か?
まっ、今回は我慢だろうなぁ・・・ゴアテックスが痛んだのか、左足だけ水が沁みるようになっちまいましたが。

自分も道具も草臥れて来た今日この頃に対する最善の解決方法は・・・山に行かなければ良い、なんですけれどもねぇ。

山に行かない0yaziなんて、クリープを入れないコーヒーみたいなもんですから。



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日没間際の独り言

2015-10-08 16:53:30 | 日記的雑談
私は電話がかけられないのであります・・・簡単に言うと怖いのであります。
ナニが怖いのかと言うと、相手がドンな状態に有るのか分からない所へ突然割って入るのが怖い訳です。

いや、自分が電話をもらうのはナンて事無いのであるからして、恐らく大多数の人は突然電話が鳴ってもなんて事無く対応してくれるのでありましょう・・・が、しかし、私は考えると言いますか、想いを馳せてしまうのであります。

例えば、仕事が佳境に入り私如きの電話で中断などさせては申し訳ないとか。
または、とてもしっぽりと逢い引きの時間など楽しんでいたら私如きが無粋な電話で邪魔しては申し訳ないなど、と。

まっ、例えはアレですけれども、兎に角、相手が見えないんで、ナニをしているか分からない・・・要するに、相手方の時間に突然割り込むのが怖いのであります。

しかし本日などもアレです・・・スポーツジムの中でアレコレ運動などしていても携帯電話を手元に置き、音は消してますけれども着信の知らせが有れば通話して良い場所まで走る人などナンボでも見掛ける訳であります。

そう言う忙しい時代なんだなぁ・・・で済ましちまえばそれでも良いんですけれども、私としましては、そう言う、相手を慮らないと言いますか、想像しない生活が普通になっているんだろうなぁ~・・・なんて事を思う訳であります。

それって、アレだよなぁ~・・・思いやりだの、親切だのって、耳障りの良い言葉がドガチャカドガチャカと飛び交う現代でありながら、その実は、相手の姿なんて想像もしない、どっちかと言うと自分の都合優先の感覚だよなぁ・・・なんて思っちまうのは、自分が電話怖い症だからでありましょうか?

たぶん、こんな事を人に話せば、考え過ぎだしぃ~、とか言われるんでありましょう。
だって、都合悪ければ出ないしぃ~、折り返しって言う手だってあるし、ナンて返される言葉は大体想像もつく訳でありますが。

でも、やっぱし自分は電話をかける時には一大決心をしないとピポパポと出来ない訳であります。

だから、メールやテキストメッセージが好きであります。
すぐに読んでもらえなくても何れ見てもらえば良い感じで送ります。
それは、その昔、手紙少年であった頃の名残とでも言いましょうか・・・雑誌の何処かで見つけた文通相手に手紙を書いた時のドキドキ感・・・返事が来るだろうか? 来なかったら寂しいなと言う、あの複雑な想い・・・ああ、主題から外れて行く、が、まっ、いいでしょう。

さて、ナンだカンだ書きましたが、携帯電話で常に連絡が取れる今の社会って、皆さんは窮屈じゃないんでしょうか?
そして、常に、思い立ったら電話で話などしていたら、ふと、あの人どうしているかなぁ~、なんて想いを馳せる事も無くなっちまうのじゃないか、ナンて思うんですけれども。

で、そう言う社会と言いますか、そんな感覚で過ごしていると、本当に人の事を慮るとか、隠れた思いやりなんて昔風の感覚は、無くなって行きやしませんかねぇ? ナンて思うんですけれども。

まっ、そう言いつつ、自分の携帯電話は滅多な事じゃならないんで、どっちかと言うとアレです・・・電話待ってます、と、メールしたい方なんですけれども。



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鶴ヶ城に行ってみた

2015-10-08 14:28:30 | 日記的雑談
会津若松市には鶴ヶ城がある訳です。
で、私の地元仙台市には城は無いのであります。
なので、昭和中期以後の仙台市の小学生は、修学旅行で出掛けた会津若松の鶴ヶ城を見て感激するのであります・・・今の小学生の事は知りませんけど。

そして、あの、知る人ぞ知る「白虎隊」の故事に感動して、飯盛山のお土産屋で、木の刀や木刀を買って、切腹や切り合いをしたのでありました。

あの頃のお小使は500円だったか、記憶が薄いんですけれども、木刀と刀の両方は買えず、木刀だけにした訳です。
そして、どう言う訳か、ろくにお習字などしない私が土井晩翠の荒城の月の文鎮を買ったのであります。

ところで、仙台市民は青葉城址で土井晩翠の荒城の月の碑を思い浮かべると思うんですけれども・・・確かに、ででーんと、有ったんです・・・今はドーか、定かでは無いですが。

で、仙台市の丸光と言う、今は無いデパートでは、午前10時、正午、午後3時、午後5時に、オルガンの音色で荒城の月を流していた訳です。
仙台市民はこれを時報として長い事親しんでましたんで、昔の市民は皆が荒城の月を身近に感じていたのであります。

そんな訳で、仙台市民の殆どは、土井晩翠が仙台市生まれである事などからして、荒城の月は仙台城を偲んで作られたと信じていると思うんですが・・・おおっとドッコイ、元になった城は、復元される前の荒廃した鶴ヶ城であったと、本人が宣っているので、間違いない訳であります。

まっ、だからナンなんだ、と言うお話でありますが、しかし、私にしてみれば、鶴ヶ城は子供の頃から身近な存在でありまして、久しぶりに訪れてみて、感動も感激も新たにしたと言う次第であります。

以上 前振りお終い。


幾多の侍がこの橋を渡ったのか(複製らしいですが)


石垣の積み方を見ていたら猫が居たんですけど


おお、ナント端正な、ナント凛々しい!!!


窓の少ない要塞のような城であります


綾瀬はるか 八重の桜の時の衣装


私としてはこの角度が一番好きでありました


茶室「麟閣」の門


木陰から陽の光を入れる技は侘びと寂びでありましょう


抹茶一服500円 饅頭付き クリーミーで美味い

茶室を巡って驚いたのは、光の取り入れ方であります。
全体としては木立で日陰を作るのが基本と見たんですけれども、しかし、木漏れ日の当たる位置には計算された植栽が施され・・・ああ、計算された庭ってこう言う物だったのか、と、本気で感動した次第であります。

で、500円を出しまして、抹茶など頂いた訳であります。
赤い毛氈に腰掛け、茶を点て頂く訳でありますが・・・この間がよろしい訳です。
ああ、日本って素敵だなぁ~と、こんなガサツな私でも時の流れが優雅で繊細なのを感じました・・・いや、これホント、であります。

で、城などを巡っているとフト思う訳です。
主君に忠誠を誓い、己の命を投げ出しても御家を守ろうとする侍の心持ち・・・頭では理解できるけれども、現実となった時に自分はそんな気持ちになれるだろうか、と、思っちまう訳です。

会津の白虎隊は少年でありました・・・城が燃えていると思って飯盛山で腹を切って自害する訳でありますが、俺なら逃げるかも、ナンて思ったりする訳です。

純粋って、そう言う事なんだろうなぁ~・・・翻って俺、屁理屈先行、言い訳ばっかし。

城って、いいなぁ~、と。



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取り敢えずひと言

2015-10-08 13:13:23 | 日記的雑談
いや、朝っぱらからジムに行って無駄に筋肉を鍛えて来たんですけれども、その帰り・・・強風以上暴風未満的な風が吹いていまして、様々な人間模様が見られた訳であります。

私の行くジムはSEIYUの駐車場と共用なんですが、まず、そこで見た物は・・・無人の買い物カートの暴走でありまして、ああ、駐車中の車に当たるぅ~と、思ったら、近くの人が走って来て止めました。

次に、突風的に吹いた風では婆さんが舞い上がって飛んで行きました・・・嘘。
いや、婆さんが突風に煽られ倒れそうになり前屈みになったら風が止んで抑えがきかなくなったのか、カクンと前に倒れた訳です・・・いや、これは助けなければ、と思ったんですけれども自分は少し距離が有ったんで出遅れているうちにどこかの爺様が助けておりました。

で、圧巻だったのは・・・電動自転車の前と後の籠に買い物をした品物を満載したおばちゃんであります。
強風に煽られよろけるんですけれども、おっとっとっとぉ~と立て直しては進んで行く訳であります・・・が、やっぱし、一発強く拭いた風に煽られてとうとう倒れそうになった訳ですが、その時おばちゃん、はっしと自転車から飛び降り身体を斜に構えて自転車を支え耐え忍んだ訳であります・・・卵でも入っていたのでありましょうか? 倒すまじ、と必死の念が鬼気迫っておりました。

その他、駐輪場の自転車はバタバタと倒れ、大きなバイクは倒れなかったんでそれにもたれかかった自転車が数台・・・タンクなどに当たって傷がついてるだろうなぁ~持ち主は泣きたくなるだろうなぁ・・・なんて事を思ったりして。

さらには、いろんな物が飛んで転がり、お店が出している昇り旗の幾つかが倒れたりと、ざっと、駐車場を見渡しただけなんですけれども、強風に拠る阿鼻叫喚の地獄絵図・・・と、言う程でもないんですけれども、でも、我が家地方に限った言えば、夏の台風より凄いと思いますゼ。

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