じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

奉仕の精神は無い、が

2017-09-12 19:11:23 | 日記的雑談
いや、本日は雨模様とお天気オネェさんもお天気オジさんも宣っていたんですけれども、仕事開始時刻の8時頃からは一滴も落ちて来なかった訳で、池田でありました・・・もしくはストライク・・・ほぅ、ワケ若芽ですとな? その心は、ラッキーであります、ょ、と。

と、言う事で、雨だからと言う理由で会社の仕事は休みにして割の良い仕事に行った訳であります。

それは、造園科の同級生の盛りさんが拾って来た仕事でして、空家の雑草や蔦を刈り取る作業と言う事だった訳であります。

しかし・・・現場に行ってビックリであります。
人、住んでるしぃ~・・・しかも、想像以上にやたら茂っているしぃ~。
でも、蔦って見た目は凄いですけど根っこが単純なんで巧く引っ張れば芋蔓式に抜けて来るんで意外と手間じゃないんであります。

で、蔦を引っこ抜き、伸び過ぎのモミジや松の枝を落とし、低い樹木の刈り払い作業に入った訳です。

いや、少し刈ってみて驚きました・・・薮の仲から結構手の込んだ石組みなどが現れちまった訳であります。
そうなると庭師と言いますか・・・ごめんなさい、見習いなんですけれども、気持ちとしては一端のつもりでして・・・まっ、いいでしょう。

と、言う事で気持ちが燃えちまったと申しましょうか、庭が可哀想になっちまったと申しましょうか・・・まっ、ナンであれ実生で生えた様々な細い気を刈り払ったり切り倒したりしつつ草も刈って見開いて行った次第であります。

いや、実は、ここの庭はサラッと刈り払うだけと言う約束でゴミ処理量を入れて11000円で受けた訳であります・・・元々総額2万円のお仕事なんで軽トラで焼却場に行くお役目分だけ盛りさんが張り込んでくれた訳です。

しかし・・・勢い余って余計な仕事をしちまったもんで切りっ端が大量に出ちまいまして焼却場に持ち込んだゴミの量が350キロ・・・4000円でありました。
20000円から4000円を引いて二人で割ったら8000円であります。

私が高さ2メートル幅10センチのコンクリート塀に登って蔦を刈り払って落とし、盛りさんはモミジと松に木登りして枝を払い、と、結構際どい仕事でありまして、普通に見積もったら5万ですかね?と、言う仕事なんですけれども、福祉関係からの依頼であり、老夫婦の二人暮らしで金は無い、と。

恐らくシルバー人材センターでは高さがあってやらない仕事ですが、受けたとしても私らの倍は取るはずであります・・・たぶんですけど。

そんな訳で、空いた時間で側溝の掃除やらドブ攫い的な仕事までこなし、恐らく、2年は持つでしょ、と言う所まで刈り込んで来たんですけれども・・・まっ、儲けていない訳じゃないんで吉なんであります。

帰りがけにお婆ちゃんがお茶の時間にと準備していた饅頭・・・私ら一服するより早く仕上げて帰る派なんで休憩しないんであります。
そんなモンで何度かお茶にしませんかと言われましたが低調にお断りしたら帰りに饅頭を持たせてくれた訳であります。
じつは、このご夫婦、生活保護でありまして、金は無いんであります。
そこから2万円も出してくれ、そして、昔植木屋が入っていた時と同じように一服の準備をして待っていてくれる・・・嬉しいじゃありませんか。

またあの御宅から頼まれる事が有るかドーか?
木が伸びるのが早いか、お迎えが来るのが早いか?
もしもまた呼ばれたら庭の胡瓜でも持って行く所存であります。

いやぁ・・・薮になっている家の刈り込みに行政の補助って無いのかなぁ~?
ナンとなれば、ヤブ蚊が多くて昼間から蚊取り線香を焚いている訳であります。
そして、木が伸び過ぎて陽が差し込まず湿ってる訳であります・・・健康に良く無いと思うんですが・・・無いんでしょうねぇ、そう言うのは。

ボランティアでやるって言ってもゴミ処理で足が出ますからねぇ~この手の家、旧い団地で結構見掛けますもん。




コメント (2)
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