じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

せんしゃ ? !

2018-01-18 15:28:19 | 日記的雑談
自分のパソコンに「せんしゃ」と入れて変換を押すと戦車が最初に出て、次が洗車であります。
私は自衛隊員ではないので戦車には乗りませんので洗車の方でありました。

ごめんねぇ~ 面倒くさい引っぱりで~。
性格が回り諄いもんですからね、勘弁して下さい。

いや、スキーに行かず暇だったもんで融雪剤で塩漬けの車を洗って来た訳です。
融雪剤の成分は演歌カルシウム・・・? いや、塩化カルシウム、通称「塩カル」であります。
まっ、他にもいろいろ在るんですがお手軽に道路にバラ撒かれるのは塩カルであります。

で、塩カルはモロに塩でありまして、人畜に有害であります。
いや、植物や建物にも有害でして橋のコンクリの割れ目から染み込んで中の鉄材を錆らかす,ナンて事も有るそうです。
植物への影響も大きいらしいのですが私が見た限りでは夏になると道端は遜色無く雑草が生い茂るので植物と言っても樹木なのかな,ナンて思うんですが、まっ、ドーでも良い話しであります。

で、車の下回りが白くなるほどに塩がこびり付いてますんでマメに洗わないと錆びる訳です。
いや、以前の車はお安く無い料金を支払って錆び止めコーティングを下回りに施していたんですがこの度の愛車は金を掛けないを旨としているので省きました。
なので自分で洗わない利雄でした周りが錆だらけになっちまうのであります。
よって納車から一月で3度も洗車した次第であります。

しかし、車体色が黒と言うのは厄介ですなぁ・・・洗っても拭き取っても妙な筋模様とかが残る訳でしてスッキリと仕上がらないのであります。

蛇足ですが、車を売ったり下取りに出すのに一番値段が高いのが黒なんですって。
で、可も無く不可も無いのが白、で、変な色だとマイナスになるそうであります・・・変な色ってナンなんでしょうね? 意識過剰の原色系でありましょうか?

で、洗車場に行ったら「自動高圧洗車機」と言うのが有ったので500円で洗ってみた訳です。
しかし、まっ、最初から疑っていた通りに半端な洗い上がりでして自宅に戻って再度バケツとタオルで洗わなくちゃならない程度のモノでありました。

水温む春・・・とは程遠いんですが本日はお日柄が良くバケツの水に手を突っ込んでも痛く無いので助かりました。
いや、ホントーに冷たい時には痛いんでありますよ、水仕事は。

で、ざっと塩気を落としンじゃぁワックスでも掛けてみるかと思った訳です。
おぉ10年振り以上だな、で、何か昔の残りのワックスなど無いかと思い探してみたんですが無いのであります。

いや、ここ10年の愛車はガラスコーティングを施してあって水洗いだけでワックスはいらなかったのであります。
なので缶の底で怪しく乾涸びたのが有っただけで使えるものは無かったのであります。
故にワックス掛けは省略し、何故か葡萄の剪定を始めたのでありました。



突然ですが・・・頭いてぇ~、と言いますか、酒飲みに出掛けたい気分殆ど無しなのであります。
しかし、これから街までお使いに・・・では無く酒飲みに出掛けなくてはならないのであります。
造園科43期の新年会でありまして、同期12名中10名参加と言う事で皆に会いたい一心で出掛ける所存であります。

3時間一本勝負・・・貧乏人の定番の飲み放題であります。
会費はとても良心的に3600円との事で、この料金で飲み放題と来れば食べるものは推して知るべし・・・家を出る前に少し腹ごしらえが必用な宴会であります。

ナンなんでしょ・・・酒の席に出掛ける日は決まって体調が左前なんであります。
アレですか? ホントは行きたく無いのでありますかね? 登校拒否の子が学校へ行こうとすると具合が悪くなる、みたいな。

酒もそんなんに好きじゃ無いしなぁ・・・ビールと焼酎とウィスキーは好きなんですけど、いわゆる酒は争って飲みたいモノでは無いのであります。

へっ? 酒を争って飲むなんて無い,でありますか?
いや、人と競うのでは無く、飲み放題は時間との戦いな訳でして・・・まっ、そう言う事であります。
ホントに、酒を呑まない人生であればもう少し社会の真ん中に近い所に居られたかも知れないと思いますが、まっ、仕方ないですね・・・性分ですから。

おっとぉ~ 下らない事を書いて無いでお出かけ用の服に着替えなくちゃ。
と、申しましても毎度決まった服しか無いんですけどね。

スキーウェアーや作業服ならしこたま持ってますけどよそ行きの服ナンてほとんど無いのであります。

そう言えば最後にネクタイを締めたのは何時であったか? あっ、昨年の爺様のアレの時に黒いのを締めたな。
いや、冠婚葬祭以外では・・・あっ、一昨年の造園科の卒業式にスーツを着たっけ。

私の人生であの手の服装はあと何回有りますかねぇ~? 
黒い服は何度か着るんでしょうが・・・タンスの肥やしは虫に喰われて穴が開くんでありましょう、きっと。
あの虫は化繊混じりの安物は喰わない奴ですから、とって置きの一張羅に穴を開けるんですよね・・・タンスにゴン、か。

さて、今日はバスで行ってバスで戻るつもりであります。
飲み代よりも高いタクシー代ナンて勿体無くて出せませんから。

では・・・何か食べて出掛けましょう、っと。












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お休み

2018-01-18 09:40:24 | 日記的雑談
いや、仕事はズーッとお休みでナニなんですが、趣味の方で忙しくしてまして・・・でも、今日は訳あってお休みです。

その訳と言うのは・・・「尻が痛い」からであります。
いや、尻と言うのは正確では無い・・・正しくは尾てい骨であります。

昨日、リフト係が操作を誤って座面を折り畳んだまま回しちまってそこに腰掛けようとして鉄パイプに尻骨を当てちまった訳です。
で、昨日から痛かったんですが今朝になったらもっと痛くて尻を着いて座れないほどなんであります。

いや、オカマ座りでしなって座ればアレなんですが車を運転するのも難儀なんで本日は休養に当てた次第であります。

で、ただ今PCに向って座っているんですがそれは椅子ではなく「バランスボール」な訳であります。
要するに空気クッションなので尻の骨に当たらず快適であります。

以前の私だとリフト係の糞ジジイ・・・とか罵りつつスキーに行けない事を悔やみ恨んだ訳ですが今は違います。

これは仏様が与えて下さった休息なんだなぁ~・・・放っておくと潰れるまで休みそうも無いから強制的に、と言う事で尻に一撃食らわしたんだろうなぁ~ナンて事を思う訳です・・・いや、これホントの心境です。

只今窓の外を見ると無風快晴であります。
絶好のスキー日和・・・焦る気持ちが全く無いと言うと嘘ですが、まっ、膝も少し痛いので自分的にもソロソロ休養が必用だよなとは思っていたので納得であります。

で、間もなく十時・・・三越開店のお時間でございます、が、そんな事はドーでも良い事です。
いや、スキースクールの始まりが10時なんでライブカメラで誰が来ているのか見ようか?ナンて思った訳です・・・でも、それが未練と言うものぞ、止めましょ。

で、朝からノンビリしつつ、近頃愛読の「マレー蘭印紀行」のページを捲っていた訳であります。
いや読むと言う程では無く折り目を入れたページを適当に眺める所作な訳であります。
そこには鉛筆で気に入った行を囲ってあったり線が引いてありまして、そこだけ拾うので゜有ります。

何故そんな事を・・・と、言うのは、素晴らしい表現や比喩を覚えてパクる為、であります。
いや、金子光晴の描写力は文字を持って写真を越えているな、と私しゃ思う訳でして、パクりたいくせに、真似ろったって俺には無理だわなぁ~と、溜息などつくのであります。

例えば、川船が静かに立てる三角波を「猪口をかえすような波」と表現しているんですが、前後の描写と相まって自分がマングローブの林の際を進んでいる気になっちまうのであります。

うん・・・マングローブが生い茂りアダンが水面に葉を垂れる情景は自分の中にあるものを引き出しているのでありましょう。

自分の40歳代はフィリピンにどっぷりと浸かった日々でありましてその頃の思いと重なりより一層色鮮やかなのかもしれません。

今年63歳・・・30代の時に思った40歳は随分と草臥れた年齢と思っていました。
サラリーマンから転身して勝負に打って出るには既に歳をとり過ぎていると感じつつ、考えていても一日毎に時は失うばかり・・・と、勢いだけで飛び出してみた訳です。

そこは異国の地でありました。
言葉も通じず文化も生活習慣も全く違う中に身を置く事は新鮮などと言う生易しいモノでは無く、今までの価値観が何の役にも立たず、一から作り上げなくてはならなかった訳です。

まっ、当時のフィリピンはホントーに貧乏な国でして、日本円の後ろ盾が黄門様の印籠以上に効いたので村人に寄ってたかって邪険にされるナンて事は無かったんですが。

日本で写真屋をやり、フィリピンでダイビング屋をやる二足の草蛙でありました。
なので仕事の都合で行ったり来たり・・・1ヶ月に三往復、ナンて事がザラに合った訳です。
長く居ても観光ビザの延長一回分・・・記憶では49日だった筈ですが定かではありません。

いや、フィリピンの永住権や国籍取得も可能だったんですがそれはしなかった訳です。
ナント申しましても日本に家族がいたので両足を完全にフィリピンに置く事は出来なかったのであります。

あれは娘が小学生の時でありました。
フィリピンのとある小島に連れて行き体験学習とでも言いますか、フィリピンの小学校の席に座らせた事が有りました。
しかし、教室で蚊に喰われるのが嫌だと言ってすぐに却下されてしまいました。
巧く行ったら完全に日本から軸足を移そうと目論んだのですがダメでありました。

今でも年に1~2度はフィリピンの何処かに行くんですが、自分がいた街へは2年前、4~5年振りに行った切りであります。
あの時、街を歩くと「おっさーん」と、あの頃のように声をかけて来る人がいたんですが、何故かその事が「終わった話しだな」と強く思わせたのでありました。
なのでそれからは近くまで行っても街へは入らないのであります。

あそこには「家」があるのです。
夢と希望に溢れて建てた家でありました。
新築祝いのパーティーに100人以上も見知らぬ人が集まり、レチョンババイ(豚の丸焼き)を二頭も用意した盛大なものでありました。

・・・強者どもが夢の後・・・でも無いんですが、今はたぶんあの頃のダイビング屋のスタッフ一家が住んでいるのであります。
自分のベッドルームに残して来たものはそのままで何時でも帰って来いと言う知らせも有りましたがこの年齢であの生活は無理な事を自分が一番良く知っている訳でして、引き際が来たのは必然であったなと、今は素直に思えるのであります。

あの頃の1ページ です

思い出は嫌いじゃない・・・けど、戻れない過去に未練を持たない。
ささやかでも自分でナントカできる明日が好き・・・なぁ~んて語ってる割には懐古趣味の話しを書いちまいました。

近頃、今は亡き父ちゃんと母ちゃんの事を思い出す訳です。
まっ、16歳までしか一緒に暮らしていなかったんで思い出はホントーにガキの頃の事ばかりでありますが、意識もして無かった断片がドー言う訳かピョコンと脳裏に浮かぶのであります。

歳を重ねる毎に「良い話し」が好きになり、涙腺が緩む訳であります。
自分がこんな風に普通の人に近付くなんて思いもしなかったんですが、ナニかと善良を装うのであります。

アレなんですかねぇ・・・閻魔様の元に引き出された時の心証などをソロソロ気にしているんですかねぇ~ 無意識に。

おおっと・・・取り留めの無い長文、悪い癖であります。






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