じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

在りし日の風景

2019-01-25 14:59:13 | 想いで話し
   
南風の写真便り

       
~MDS サンタモニカビーチ支店~



 ひょんな事から・・・いや、正直に言えば酔った勢いだったのだが、とにかく、サンタモニカビーチ前にMDSを引っ越す事にした。
もともと自宅兼のMDSには、およそ普通のダイビングサービスの雰囲気は皆無であったので、ビーチ前と言う響きには憧れていた。
そんな訳で、この場所の話が持ち上がってから後は、ひたすら家賃と売り上げの兼ね合いを考え、家賃の値切り交渉に明け暮れた。
月額ウン万円?・・・まるで鶏小屋みたいな建物を破格の高値で借りる事になったが、まあ、憧れのビーチ前だからと飲み込んだ。
それにしても、ここはフィリピンですぞ、と思うだが・・・借りてしまってからでは後の祭り。
多少の勝算はあっての事なのだが、商売のセンスはほとんど無いので、どうなるものやら良く分らない。
勝算とは・・・目の前のサンタモニカビーチのダイビングスポットが、思いの他良いのだ。
と、言う事で、目の前のビーチがとても良いのだから、ここを潜るサービスを作ろう、と言う事になったのだ。






  只今工事中・・・?

 いくら鶏小屋に毛のはえた程度の建物とは言え、要所ではプロの大工も必要だろう、と言う事で、我が家を立ててもらったエリックに助っ人を頼んだ。
最初、こんな鶏小屋は1日でカタが着くと言っていたジェフリーとエリックだったが、取りかかってみるとそうでも無さそうだった。
まず、5年前までサリサリストアーとして営業していた鶏小屋の大掃除に結構な時間が掛った。
フィリピンのサリサリを御存知の人ならばお分かりだと思うが、金網や鉄格子などと言う余計な造作がくっ付いているのだ。
それらの撤去で最初の1日は呆気無く終わってしまった。






なんで? 昼間からビールなの?

 一生懸命大工仕事とペンキ塗に励む一方、こういうイベントがあったならすぐにお祭りにしてしまうのがフィリピン人だ。
経営者としては、こいつら真っ昼間から一体全体何を考えてやがるか、と腹がたったのは随分昔の事。
今では、率先してこのようなお祭りを始めてしまうのが私であります。
いや、始まりは純粋に昼飯のおかずの魚を買っただけだったのですよ・・・純粋に。
買った魚は、たった今まで目の前の海面で飛び跳ねていたヤハラソン(小型のカツオ風)を3キロほど。
ヤハラソンを焼いて昼飯にしようと、ペンキ塗をしている傍らでソッバ(バーベキュー)を始めたのでした。
魚焼き班長はジェフリーでした。
ジェフリーが、炭が足りないと言い出して、bom・・・炭を買って来てくれ、と言われてハイウェー近くのサリサリへ。
サリサリで炭を買う時に店番のおやじさんが、ビールは要らないのか?と聞いて来た。
私は、ワラナァ クワルタァー ァコ(俺、金無いもん)と言ったのですが、おやじさんが、ウータン ナラン(付けとくよ)と言って、冷えたビールを1ケース持たせて寄越したのです・・・これを断れば失礼に当たります、から?


 



  焼き立ての美味さは抜群です

 昼飯準備委員のジェフリーが一生懸命ヤハラソンを焼きます。
3キロで100ペソのヤハラソンは、数にすると15尾位・・・チャンゲ(市場)では倍の200ペソ位になりますよ。
第1段目の5尾が焼き上がったところで、堪らなくなった私がビールを開けてしまいました。
そこへ、香ばしい焼き魚の臭いに釣られた近所の連中が、ふらりふらりと集まります。
最初は遠巻きに眺めていて、何か手伝えそうな仕事を見つけるとさらりと作業に参加します。
そして、一頻り手伝って汗をかくと、ビールのグラスにそっと手を伸ばします。
一杯飲めば後は勢いづいて、お祭り気分へまっしぐらです。
焼たてのヤハラソンを手でむしって、醤油と酢とカラマンシーにトウガラシを入れたソースを付けて食べます。
けっこう沢山塩をかけて焼いているので何も付けなくても美味です。
その場合は日本のカツオの鉛節(ナマリブシ)似ていて香ばしい。
一番美味いのは身の部分よりも熱々の内臓です・・・苦味がビールに最高です。






 オープンエアー風ダイビングサービス・・・?

 いえいえ、何も好き好んでオープンエアーにした訳では無いのです。
ジェフリーはハワイアンスタイルなんて戯けていましたが、とてもとても、そんな立派なものでは有りません。
何せ、元はサリサリストアーですから・・・それにカワヤン(竹)とニッパ(ヤシの葉っぱ)でテラス風に屋根を掛けただけですから・・・。
でも、椰子の木なんか植えてみたら、何となくそれらしく、至ってフィリピンチックにキュートに仕上ったのでした。
まあ、日本語ではっきり言えば、貧乏臭いと言う事になりますか?
それでもビーチの真ん前は風通しが良く、ベンチに座ってぼーっと海を眺めるのには最高です。
いや、しかし、スタッフや私がボーッと海を眺める為の場所では無く、ダイバーのお客様にリラックスしてもらう場所なのですが・・・。
でも、どうせ暇なMDSですから、日がな一日、スタッフ全員で、心地よい海風に吹かれて居眠り、なんて事になるのでは?・・・。





 ペインティングも自力で・・・!

 MDSは金は無いけれどスタッフは業師揃いだ。
バンカーボートのペンキ塗も船名のレタリングも全部スタッフがやっている。
なので壁のペンキ塗やレタリングも当然のようにスタッフがこなす。
まずは、顔に似合わない器用さのジェフリーがフリーハンドでさらさらと下書きをして行く。
それを緻密で繊細なリチャードが仕上げて行く。
出来上がりは写真よりも現物の方が数段良く、サンタモニカビーチにすっかり溶け込んでいる。
思いの他高かった家賃はまあ仕方が無いとして、この大工仕事の総予算は安く上がった。
本職のエリックの他は、ビールとラム酒が日当代わりだ。
近所の皆も夕方一杯奢っただけで、無料奉仕で手伝ったくれた。
と、言う事で、MDS・サンタモニカビーチ支店は、総工費50000円で収まった・・・勿論、ビール代も込での話ですよ。





海風の心地よいサンタモニカビーチで、一杯やりませんか?
ビーチで待ってますから・・・。



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出勤前の嫌韓

2019-01-25 12:32:22 | 日記的雑談
今日のバイトは午後2時半からなのでまだ余裕であります。

余裕・・・その実態は「暇」であります。
「暇」とくれば暇つぶしには「嫌韓」とくるのが私の常であります。

と、いうことで、本日も順調に嫌韓・厭韓・忘韓であります。

「機械は嘘をつかない」韓国国防省が”自衛隊機による低空威嚇飛行の証拠”画像を公開、動画の公開は「短い」と消極的

ぶわははははぁ~「機械は嘘をつかない」が、韓国人は嘘しか言わないので相手が韓国人とあればインディアンでも嘘つきにされてしまう。

焦点:「慰安婦」など表記変更、ジャパンタイムズで何が起きたか

朗報以外の何物でも無い・・赤飯を炊いて祝いたいほどのニュースであります。
が、しかし、この度の対韓国で日本が強気の姿勢変化と、そして、これらのメディァの急激な変化はドーしたことでありましょうか、理解できないことであります。

もー慰安婦とは言わせない、なんて事を日本国が働きかけたとは聞いていませんしネットにもそんな話題は落ちていません。

それなのにこの風向きの変化・・・風雲急を告げているとみて間違いないですね。
これは韓国が潰れるなんてメシウマ的に幼稚な話では無く、極東アジアの勢力図とか支配関係が大きく動く前触れでありましょう。

願わくば日本はこの機に乗じて敗戦国の看板を下ろさせていただき、アメリカ様の番頭として実務を司る任に当たらせていたただければ幸いです。

(朝鮮日報日本語版) 威嚇飛行:「韓国軍、日本の哨戒機近接飛行写真公開」記事への韓国読者コメント

最近のヤッホーニュースでは屡々韓国内のニュースとコメントが乗るんですが、なんだかほとんど笑い話のようで読んでいて微笑ましい気分になります。

なんと申しましようか、幼い子供が一生懸命に自分を正当化したくて嘘を言っている姿と重なる訳です。
分かり切っているんだけれども頭ごなしに反論してしまうと余計に暴れ出す・・・まるっきりそんな感じに見える訳であります。

チェ・チャンス(cs9968 ****)さん
領土に相当する艦艇に接近し、やって来る敵機には少なくとも警告射撃くらいはしなければならないのでは? なぜお手上げ状態のままやられっぱなしでブツブツ言っているんだ?
賛成33反対7


どーですか❓ 敵機ですってよ・・・同盟国では無いんですね。
そしてチェ・チャンスがド馬鹿なのは現場がどこか分からずに語っていることであります。

国防部、日本の哨戒機が脅威飛行したと主張

いや、上記の貼り付けは韓国語なので読めない上にコピーして翻訳にかけられないため無意味とも思うんだけれども、もしも貴方様が読める人だったら読んだら良いと思います。

で、書いていることは嫌韓専門のニュース記事で見られる場合もあるんで一部分かっていることから察すると「正常」な記事であります。
反日とか親日とか嫌韓の低い次元の話では無く現実を的確に捉得ている訳であります。

で、【韓国の反応】みずきの女子知韓宣言(´∀`*)から無断引用すると・・・⇩

昨年までは何の問題もなかった日本哨戒機の哨戒を脅威飛行だと騒いだ以上、韓国国防部は嘘を正当化するために、今後日本の哨戒機を見るたびに脅威飛行と騒がなければならないジレンマ(dilemma)にさらされたのである。

扇動に騙されている国民は知らないが、日本は主体思想派の扇動の下で赤い陣営に自ら進んでいる韓国が嘘で騒いでも痛いことなど何もない。
韓国自ら韓米日協力を否定している以上、日本にとって重要なのは、米国および欧州との関係であり、中国レッドチームに参加する韓国ではない。
自衛隊創設以来、自衛隊と米軍との関係は非常に密接で、軍事部分での日本とアメリカの間の情報共有は日常的で、時間が経てば経つほど韓国の恥知らずな嘘と言い張りが引き立つだけだ。

脅威飛行のタワゴトは、旭日旗の問題と本質が同じだというのが笑いのポイントだ。
何の問題もなかったものについて扇動すると、それが事実だと思ってどっと押し寄せる畜生以下の韓国大衆と、大衆の未開さを利用する扇動屋たち。

あまりにも最高の相性である。

朝鮮王朝が滅びた時と何の違いもない韓国。
米国と日本の援助によって経済成長したというのに、扇動すれば騙される韓国大衆のレベルはまだ朝鮮時代。



と、素晴らしく真っ当な論評をしている訳であります。

おっとぉ・・・出かける時刻であります。



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多趣味貧乏

2019-01-25 09:36:46 | 日記的雑談
自分は多趣味であります。
裏を返せばこれ一つと極めたものは無い・・・自覚しております。

数年前までの自分のキヤッチフレーズは「水深60mから標高6000を活動範囲とする」でありました。

海に潜り山に登り、アジアの田舎町の路地裏を徘徊しては如何わしい飲み屋で気勢をあげる・・・これが自分の暮らしの基本だと思っておりました。

そして、それはずーーーっと続くものだと思っていました。
いや、なんとなく、気持ちのどこがで終わりが来ることを思わなかったと言えば嘘になりますけれども、それは穏やかな崩れ方をしつつ、老いを認め、諦める形でそうなるのかなという感じでありました。

が、事態は昨年の4月1日にアルバイトを見つけちまったことで風雲急を告げた訳であります。

バイトを見つけた理由は単なる偶然でありました。
家の者が拾ってくる求人誌を何気なく眺めていたら近所の市営プールでバイトを募集していた訳です。

いや、プールにはそこそこ馴染んでいたので軽い気持ちで応募した次第であります。

で、スキーシーズンが終わる4月からプールのバイトに出たんですが、7月頃からは植木屋の仕事も盛んになっちまってドタバタとのたうち回っているうちに年が明けちまった訳であります。

武田鉄矢のお母さんは言ったそうです・・・遊びたいとか 休みたいとか そんなことお前 いっぺんでも思うてみろ  そん時ゃ そん時ゃ テツヤ 死ねぇ~!!!! と。

いや、まっ、流行歌の歌詞に文句を言うのも栓無きことではありますが、そこまでして働く意味はわからないのが本音であります。

しかし・・・ボケないためには働け、ナンテ事を言う人は巷に多い訳であります。
たしかに、バイトに出ると脳みそがフル回転の時があります。
その理由は、仕事場では他人様が作ったお約束で動かなくてはならず、私なんぞは「お約束の意図するところ」を理解するのに苦労してまして、勝手気ままだった時とは違った脳みその使い方をしているのであります。

そういう意味ではボケないかもしれませんけど、性格は歪みます。

余談ですが、職場のお約束には統一性が無いのであります。
早い話が思いつきの場当たり的対処が産んだお約束でありまして多くのルールは形骸化して実効性は無いのに従うことになっている訳であります・・・この手の理不尽さは私の苦手なところでありまして気持ちがささくれ立つのであります。

更に余談ですが、私は例外が大嫌いなんであります。
例外が許されるということはドーでも良い決まりだと思う訳です。
しかも、例外は必ず立場的に上のものが始めるのであります。
これってどこにでもありますけど自分は理不尽しか感じないのであります。

海でも山でも本当の決め事は絶対でして、それを破ると死ぬんであります。
なのでそこに結びつかないお約束なんてのは要らないんであります。
有るとすれば団体になった時に必要な上下と左右の関係維持のためのお約束でして、それは大概暗黙なものだと思うんであります。

さて、私の問題の答えは分かっているんであります。
嫌なら辞めろ!!! ここに尽きる訳であります。

選んだのは自分・・・今流行りの自己責任なのに何をグダグダ宣いやがるか、と言うことなんであります。

いや、バイトは65歳まで、と決めているんであと1年と半年程度のことなんですがね。
まっ、植木屋は自営業なんで脚立に登れる間は続けますが。

そっか、書いてみたらすっきりしてきたな!!!1年半ならナントカなりそうな気もするし。

と、言いつつ「でもしか」君なんであります。

アジアの国の裏町を擦り切れたビーサンをペタペタさせて犬の糞など踏みながらの旅に今直ぐにでも出て行きたい気分でして・・・ここなんですよね。

アジアの国の湿った空気感・・・これが私の心に潤いをくれる訳であります。
日本の冬の乾燥しきった空気は私の全身の生気を吸い取って乾かしちまう訳であります。

堂々巡り・・・馬鹿くさいなと思いつつも決められない自分。
嗚呼・・・こんな自分がいたとは終ぞ知らなかった訳であります。

生きているって不思議ですね・・・。
還暦過ぎても初めての自分に出会うんですぜぇ~




コメント (2)
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今日はバイトだ

2019-01-25 09:04:41 | 日記的雑談
近頃とても愚痴っぽい自分に自分がうんざりという感じなんですが、まっ、自分で自分が嫌いになったら誰も好いてくれる人などいないジジイは立つ瀬がなくなるので気持ちを切り替えたいと足掻き、その理由を探してみる訳であります。

へっ❓ また朝っぱらから湿っぽいな、ですか?
そーなんですけどね、私って性根が陰の方なんで素になるとコレなんですよね。


本日の朝日

朝日を取る時刻を一定にしているんですが太陽の位置が高くなってきました。

もーすぐ 春~ですねぇ 彼を誘ってみませんか~・・・と唄ったのはキャンディーズでありました。
が、まっ、誘うべき彼女もいないジジイなのですが春の足音は嬉しいもんであります。

しかし、現実的には春になったからと云って特別ナニという事も無い訳ですが、それを言っちゃぁお終いな訳でして、素直に喜びたいところであります。

で、アクティブと言いますか、遊びの方面に消極的になっている自分を省みた訳であります。
そして出た結論は・・・時間が無い、でありました。

宮城県の最低賃金で働くアルバイトの労働者とはいえ勤め先は「来る人」として仕事の予定を立てている訳ですからトンズラとかドタキャンとかの無責任は許されない訳であります。
と、いう事は、一ヶ月の予定を決められた時点で生活の中心が労働になる訳であります。

いや、実質的な時間の縛りと云うよりは多分に気持ちの問題でありまして、休みが入っていても積極的に遊びを入れて行くことに躊躇いが生まれるのであります。

そしてもう一つ・・・言いたか無いですけど「歳」であります。
若い頃の休みは遊ぶ日でありましたがこの歳になると文字通りの休日にしないと後が続かない訳であります。

ここで思う訳です。
なんだかなぁ~労働者するために休むのって俺らしく無い、と。

なんと申しましょうか、ご隠居になる前は結構な勢いで仕事をしていたんですが、それは自分が組んだ予定で回る仕事だった訳であります。
言い換えると、遊ぶ予定に合わせて仕事を組む事も可能だった訳であります。

すまじきものは宮仕え

答えは考えるまでもなく解っているんであります。
私の心のモヤモヤのすべてはこれに尽きる訳であります。
しかし、背に腹はかえられないのも厳しい現実でありまして、困りましたなぁ~。

岡林信康は歌いました・・・みんな貧乏がぁ みんな貧乏が悪いんや、と。

なにっ❓ 困る必要など無い、ですか❓
働けるうちが花・・・それも理屈では分かるんですけどね。

まっ、いいでしょう。



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