いや、当年とって64歳のジジイが一人でリゾートホテルって異様ですよね、絶対に。
それだったら恥ずかしげも無くバカ丸出しで若いフィリピーナでも連れていた方がまだノーマルでありましょう。
おっと、若いヒィリピーナで思い出した。
その昔、実しやかに噂されていたリゾートの怪談話なんですが、一人でチェックインしたジジイがバーで見初めた若い娘とねんごろになりまして、いつの間にやら二人連れになっていたと言う。
そして、若い娘に入れ込んじまったジジイは手持ちの資金を使い果した、と。
しかし、今と違ってATMは無いし、日本からの送金たって容易じゃ無い時代であります。
ジジイは帰国のチケットも金に換金しちまって帰るに帰れないし、金の切れ目は縁の切れ目と、娘にも逃げられちまった訳です。
そこで落胆したジジイは、当時まだ綺麗で澄んでいたビサヤの海に身を投げて死んだという話では無く、もっと凄惨な話なんであります。
ジジイはまさかの手段に出た訳です。
いや、帰国を考えるんでは無く、金を持ってあの娘ともっとムフフな事やウフフな事をしていたいと考えての狂気の策であった訳です。
その手段は金歯でありました。
フィリピンの街には自称歯医者という、歯を抜くだけの歯医者がいるんであります。
まっ、それを歯医者とは言わないと思いますが、そういう仕事があって、お祭りの市場の片隅に静かに椅子を構えていたりする訳です。
さて、ジジイは口の中に4本の金歯があるんでそれを全部抜いて、次に街角の金買取やに行った訳です。
いや、それらの入れ知恵と段取りは娘がしたんでありましょう。
でなければ歯抜きやや金の買取やなんて旅のジジイが知る由もありませんもん。
で、金を売って幾許の銭を手にして娘と束の間の寄りを戻したジジイでしたが、そんな銭が長く持つはずも無く、また金が無くなった訳であります。
そして、次に娘が囁いたのが臓器を売る話でありました。
ジジイなので値を叩かれたとか、そんな話なら良かったんですが、早い話が売れる臓器は全部取られてサンタマリア、という結末だそうであります。
そして、ジジイが滞在していたホテルには、娘の姿を探しにそのジジイの足の無い姿が現れるという噂でありました。
で、この話の怖いところは、ホテルに幽霊が出る事では無く、そこまでの話がほとんど実話だという事でありました・・・なんちゃって。
いや、家族連れよりも若いカップルが多いビーチリゾートであります。
下手したら男同士の二人連れで、そっち系かという感じでも、まだ二人なら救われる雰囲気なんですが、どーにも一人は異様であります・・・ましてジジイですから。
まっ、自分が意識しているほどに周りはどーも見ていないと言えばそーかも知れませんが、しかし、ホテルの従業員の見る目が痛い訳であります。
場合によってはあからさまに一人なの❓なんで❓と言う奴がいる始末でして、ビールを飲んで酔っ払っていないとプールサイドにもいられない自分でありました。
夕方暇なので近くのスーパーに行ってみました
相変わらずの缶詰大国 値段は倍になってました
屋上のバーは雰囲気たっぷり でも独り
セブ市内へ出てみました サントニーニョ寺院
仏教徒ですが 敬意を表して合掌
いや、屋上のバーは良かったですよ。
雰囲気最高なんですが値段も最高なんで客がいないんであります。
なので隅っこの椅子で蚊に食われながらもセブシティーの灯など眺めて飲みました。
で、お写真のトゲトゲフルーツはあの匂いがたまらないドリアンであります。
ホテルに持って帰ったら怒られるので買ったのはランソニスとサギンでありました。
で、昔の思い出を辿ってセブ市内に行ってみた訳です。
マゼランクロスとサントニーニョ寺院とカルボーンマーケット。
赤いロウソクを捧げて祈った事がありましたっけ
サントニーニョ寺院は自分と仲良しだったクリスティーンと良く来た教会でありました。
日曜なので礼拝の人がごった返し、ロウソクを売る人と、買って供える人で溢れかえっていました。
野菜とフルーツしか出ていなかった日曜日
そしてカルボーンマーケット・・・失敗したぁ~日曜だから大半の店は閉まってるんであります。
いや、これも昔話なんですが、ここのマーケットで南国風味のアクセサリーを仕入れて日本で売っていたんであります。
まっ、10円とか20円で仕入れて300円とか500円で売っていたんでそこそこ儲かりましたけど飽きたのでやめました。
リゾートらしい雰囲気の海
南国の夕暮れとクレーンの彩りが切なくて
まさかの独りで飲んでる女性がバーに
いや、バーで飲んでいたら一人きりのフィリピン娘がいたんであります。
まっ、いるんですよ、こういう女性が、フィリピンには。
で、男だけで来ているのやら、ましてや一人きりのジジイなんてのは的とて最適でありましょう。
少し高いバーでしたけど独りで飲むのに比べたら話し相手になってもらえたらなんぼ良いかという事で、一杯奢った訳です。
で、一杯が二杯で三杯となった頃、いよいよお誘いがきた訳であります。
まっ、そこまで予期した事なのですが、丁重にお断りした次第であります。
しかし、私とてもこの界隈ではシロートでは無い訳でして、本日、話し相手をしてもらったお手当てとして幾許かは握らせつつ、明日の夕方ここに来ないか、もしなんだったら昼間来て一緒にプールサイドで飲んでも良いし、なんて誘った訳であります。
と、いう事でしたがMaybe、but can not promise・・・と、宣って結局現れませんでした。
私のビーサン
帰り道も台湾で乗り換えでありました。
で、台湾までならビーサンで良いかと、もう10年も履き続けている汚いビーサンを履いて行った訳です。
その昔は衣服もビーサンに劣らない崩れようと汚れようだんだですが今はそれなりにちゃんとしている訳で、自分の足元なのに浮いてんな、と思った次第であります。
たった4泊5日の旅行ではアジアの辺鄙な国の路地裏で犬の糞を踏みながら歩いた記憶を取り戻せたかと言うと、そうはならなかった訳であります。
まっ、しかし、これで良いのでありましょう。
過去へ戻る道は無い・・・ジジイはジジイらしく、ビーサンの花をが千切れるまでは愚図愚図とアジアのどこかを歩くんであります。
まっ、フィリピンなんでしょうけどね、これからも。
それだったら恥ずかしげも無くバカ丸出しで若いフィリピーナでも連れていた方がまだノーマルでありましょう。
おっと、若いヒィリピーナで思い出した。
その昔、実しやかに噂されていたリゾートの怪談話なんですが、一人でチェックインしたジジイがバーで見初めた若い娘とねんごろになりまして、いつの間にやら二人連れになっていたと言う。
そして、若い娘に入れ込んじまったジジイは手持ちの資金を使い果した、と。
しかし、今と違ってATMは無いし、日本からの送金たって容易じゃ無い時代であります。
ジジイは帰国のチケットも金に換金しちまって帰るに帰れないし、金の切れ目は縁の切れ目と、娘にも逃げられちまった訳です。
そこで落胆したジジイは、当時まだ綺麗で澄んでいたビサヤの海に身を投げて死んだという話では無く、もっと凄惨な話なんであります。
ジジイはまさかの手段に出た訳です。
いや、帰国を考えるんでは無く、金を持ってあの娘ともっとムフフな事やウフフな事をしていたいと考えての狂気の策であった訳です。
その手段は金歯でありました。
フィリピンの街には自称歯医者という、歯を抜くだけの歯医者がいるんであります。
まっ、それを歯医者とは言わないと思いますが、そういう仕事があって、お祭りの市場の片隅に静かに椅子を構えていたりする訳です。
さて、ジジイは口の中に4本の金歯があるんでそれを全部抜いて、次に街角の金買取やに行った訳です。
いや、それらの入れ知恵と段取りは娘がしたんでありましょう。
でなければ歯抜きやや金の買取やなんて旅のジジイが知る由もありませんもん。
で、金を売って幾許の銭を手にして娘と束の間の寄りを戻したジジイでしたが、そんな銭が長く持つはずも無く、また金が無くなった訳であります。
そして、次に娘が囁いたのが臓器を売る話でありました。
ジジイなので値を叩かれたとか、そんな話なら良かったんですが、早い話が売れる臓器は全部取られてサンタマリア、という結末だそうであります。
そして、ジジイが滞在していたホテルには、娘の姿を探しにそのジジイの足の無い姿が現れるという噂でありました。
で、この話の怖いところは、ホテルに幽霊が出る事では無く、そこまでの話がほとんど実話だという事でありました・・・なんちゃって。
いや、家族連れよりも若いカップルが多いビーチリゾートであります。
下手したら男同士の二人連れで、そっち系かという感じでも、まだ二人なら救われる雰囲気なんですが、どーにも一人は異様であります・・・ましてジジイですから。
まっ、自分が意識しているほどに周りはどーも見ていないと言えばそーかも知れませんが、しかし、ホテルの従業員の見る目が痛い訳であります。
場合によってはあからさまに一人なの❓なんで❓と言う奴がいる始末でして、ビールを飲んで酔っ払っていないとプールサイドにもいられない自分でありました。
夕方暇なので近くのスーパーに行ってみました
相変わらずの缶詰大国 値段は倍になってました
屋上のバーは雰囲気たっぷり でも独り
セブ市内へ出てみました サントニーニョ寺院
仏教徒ですが 敬意を表して合掌
いや、屋上のバーは良かったですよ。
雰囲気最高なんですが値段も最高なんで客がいないんであります。
なので隅っこの椅子で蚊に食われながらもセブシティーの灯など眺めて飲みました。
で、お写真のトゲトゲフルーツはあの匂いがたまらないドリアンであります。
ホテルに持って帰ったら怒られるので買ったのはランソニスとサギンでありました。
で、昔の思い出を辿ってセブ市内に行ってみた訳です。
マゼランクロスとサントニーニョ寺院とカルボーンマーケット。
赤いロウソクを捧げて祈った事がありましたっけ
サントニーニョ寺院は自分と仲良しだったクリスティーンと良く来た教会でありました。
日曜なので礼拝の人がごった返し、ロウソクを売る人と、買って供える人で溢れかえっていました。
野菜とフルーツしか出ていなかった日曜日
そしてカルボーンマーケット・・・失敗したぁ~日曜だから大半の店は閉まってるんであります。
いや、これも昔話なんですが、ここのマーケットで南国風味のアクセサリーを仕入れて日本で売っていたんであります。
まっ、10円とか20円で仕入れて300円とか500円で売っていたんでそこそこ儲かりましたけど飽きたのでやめました。
リゾートらしい雰囲気の海
南国の夕暮れとクレーンの彩りが切なくて
まさかの独りで飲んでる女性がバーに
いや、バーで飲んでいたら一人きりのフィリピン娘がいたんであります。
まっ、いるんですよ、こういう女性が、フィリピンには。
で、男だけで来ているのやら、ましてや一人きりのジジイなんてのは的とて最適でありましょう。
少し高いバーでしたけど独りで飲むのに比べたら話し相手になってもらえたらなんぼ良いかという事で、一杯奢った訳です。
で、一杯が二杯で三杯となった頃、いよいよお誘いがきた訳であります。
まっ、そこまで予期した事なのですが、丁重にお断りした次第であります。
しかし、私とてもこの界隈ではシロートでは無い訳でして、本日、話し相手をしてもらったお手当てとして幾許かは握らせつつ、明日の夕方ここに来ないか、もしなんだったら昼間来て一緒にプールサイドで飲んでも良いし、なんて誘った訳であります。
と、いう事でしたがMaybe、but can not promise・・・と、宣って結局現れませんでした。
私のビーサン
帰り道も台湾で乗り換えでありました。
で、台湾までならビーサンで良いかと、もう10年も履き続けている汚いビーサンを履いて行った訳です。
その昔は衣服もビーサンに劣らない崩れようと汚れようだんだですが今はそれなりにちゃんとしている訳で、自分の足元なのに浮いてんな、と思った次第であります。
たった4泊5日の旅行ではアジアの辺鄙な国の路地裏で犬の糞を踏みながら歩いた記憶を取り戻せたかと言うと、そうはならなかった訳であります。
まっ、しかし、これで良いのでありましょう。
過去へ戻る道は無い・・・ジジイはジジイらしく、ビーサンの花をが千切れるまでは愚図愚図とアジアのどこかを歩くんであります。
まっ、フィリピンなんでしょうけどね、これからも。