じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

ネパール写真(子供ら)

2015-12-03 12:05:58 | 写真
取り留めも無く、行き当たりばったりで撮っている写真なのでストーリーは有りませぬ。
いや、言い訳をすれば、歩くのが精一杯でカメラを向ける気力さえ無い事が殆ど、で、立ち止まったら次の一歩を踏み出すのにもっと労力が・・・ナンて事を思いつつ、それでも、ナンボかの余力の有る時にはカメラを構える。
しかし、ホンの僅か、撮ろうかどうしようかと逡巡している間に被写体は変化し、撮れた写真は意図した物とは掛け離れていたりする・・・ナンチャって。
まっ、撮り切る根性も無いのが敗因なんですがね。
それでも子供らの顔は写っているだけでなにかを語りかけてくる気がして・・・まっ、良いじゃないですか、デジパチ写真でも、と。


背景を見ると、色彩や美の感覚が日本人と違って当然と


私を見つけたら駆け寄って来た子供 末っ子


先の子供の兄も駆けて来た 次男


その子の兄も鼻をたらして追いかけて来た 長男


せっかくなので3人並べて撮ってみた

ネパールの郵便事情は良く判らないが個人宅に配達する仕組みは確立されていないのかもしれない。
撮った子供らに写真を送りたくて何度も尋ねているのだが、山地では住所すら無いのかもしれない。
カメラを向けた時の無邪気な顔を思い浮かべつつ、是非送りたいと思うのだが、大人に尋ねても状況は似たような物だった。
初めて行った年の写真は3軒に送ってあるが、メールで確認できた一人からは届いていないとの返事が有った。


衣服の違いを別にすると近所にいそうな顔立ちの子


何故か私を睨む洗濯中の男の子


洗濯をしながらも私を警戒する男の子

私を睨むのはタトパニからゴレパニへの急な坂の途中で昼飯を食べた茶店の長男だ。
私は一昨年にもこの子に会っていた。
その時はお母さんが乳飲み子を抱え、お父さんがお昼のスパゲッティーを料理してくれた。
その傍らにまとわりついていたのがこの男の子だと思う。
お父さんは今は出稼ぎに行っていていない。
ドバイのホテルに行っているのだそうだ。
男の子は、お父さんのいない留守にお母さんを守らなくてはならないと思っているかのように私を睨む。
眉をしかめ、額にしわを寄せて警戒する・・・男の子なんだなと思った。


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