千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

パリ旅行Ⅴ モンマルトルと帰国の日

2011-05-04 | パリ旅行
パリの観光も、とうとう最後の日となりました
疲れもあったし、ゆっくりのお目覚めでしたが、一日の予定を考えるとのんびりもしていられません
今日こそおみやげを買わねばと!と、
ホテルから歩いてすぐの「ギャラリー・ラファイエット」と云うデパートに出かけました。
ヨーロッパ最大級のこのデパート、中に入ってびっくり、
中央が吹き抜けになっていて、この解放感! 豪華な装飾!



そしてステンドグラスの丸天井!
本当に見事でした




まずは日本語カスタマーズサービスに直行  ここなら安心とばかりチョコレートを買い込んで、
夫はカウンターの日本人女性に、日本の地震・原発のその後の様子を聞きます
こちらへ来てから情報が分からず心配でしたから・・・

おもちゃ売り場は何処?? 孫のために走ります。

家庭用品でほしいものがあったので探すと、それは別館と云う
外へ出て、道路を渡り、別館に入り、手振り身振りで売り場を聞く
お~ジェスチャーだけで通じたではないの!!
無事、手芸品の売り場へも辿りついて感動してしまう
短い時間しかないのが残念・・・一日中このデパートに居たいくらいでした


お昼に美味しいフレンチをいただきました
サン・ジェルマン・デ・プレ地区にある「ル・コントワ―ル」



待望のエスカルゴ  子羊のポワレ  栗のスープ  ホタテの・・なんだっけ?
お料理全てが美味しかった・・・デザートも又美味しくって・・
パリに来たら絶対食べたかったデザートのクレームブリュレは特に美味しくて、
もう一度食べに行きたいくらいです (写真は撮り忘れたかな~)


予定していた最後の観光地、モンマルトルの丘へタクシーで行きました
小高い丘からパリの街が見渡せます




昔、芸術家たちが好んでこの丘に住んで絵を描いていたといいます

テルトル広場、画家たちが絵を売っていたり、似顔絵を描いてくれます。












画家だから当たり前だけど、すごく似ている
描いてもらおうかとも思ったが、40分もかかると云うし、
そのうち雨も降ってきたので早々に丘を降りることにした。





広場からメトロへ行くのに迷っていた時、撮った階段です



帰国してからネットを見ていたら、偶然にもこの石段(カルベ―ルの石段と云うそうです)は、
パリ在住だった荻須高徳画伯の「モンマルトルの街灯」と題した画と同じ場所と分かり、
うれしくなってしまった。(画は、下から見ているが・・)



3年前に荻須高徳展を見に行ったことがあったので、より感動でした
あの時、画集を買ったから、又ゆっくり見てみよう



この最後の夜は、ツアーの皆さんとモンパルナスのガレットのお店に集合して、
モンマルトルのシャンソン酒場「ラパン・アジル」へ行きます
ガレットはそば粉で作ったクレープです
甘いものから、おかずなどをトッピングしたものまで種類が豊富でした
美味しくてお腹いっぱいになりました






ラパン・アジル (Au Lapin Agile)フランス語で「はねうさぎ」と云うそうです
フライパンの上で、うさぎが跳ねています

お酒を飲みながら、シャンソンを楽しめる場所・・シャンソニエ
昔、ピカソ・ユトリロ・モジリアニ・ロートレック・サティなど芸術家たちがたむろしていた場所だそうです
今は観光客が多いようです
シルヴィーバルタンも歌っていたとか・・

薄暗い照明の中で、プロの方たちのシャンソンを聴きます
ご一緒に!と、ラ~ラ~ラの時、mikiちゃんの声があまりにきれいだったのを聞きつけて、
引っ張り出されたmikiちゃん
「ふるさと」を素敵に歌い上げた
ヤンヤの喝さい・・・アンコールで「荒城の月」を熱唱して、その素晴らしい歌声に私たちもうっとりでした
mikiちゃんはプロの声楽家です



興奮しながらホテルへ帰って、明日の出発の準備にかかりました。


出発の日は朝から雨
総勢18名、次々とタクシーで空港へ向かうんだけど、最後の2台が来ない!!
ちなみにパリのタクシーは前の席にはめったに乗せないので3人しか乗れない
ホテルの前は一方通行、ゴミ収集車が何故か、次から次へと来て道路をふさぐ

やっと1台が来た  その車にフランス語が分かるayaちゃんが乗ってしまった!
え~! どうするの? 私たち?
ayaちゃんが、“ 大丈夫! 大通りへ出てタクシー拾って空港へ向かって!” と叫んで行ってしまった!!!
何んと心細かったことか~

雨の中、私たち夫婦は、スーツケースをゴロゴロ転がしながら大通りに向かう
タクシーは、夫が手を挙げてもなかなか止まってくれない
パリは流しのタクシーはあまりない!  タクシー乗り場でないと乗せてくれない!

どうしよう~~間に合うかしら? 雨の冷たさだけでなく、かなり青ざめていたかも・・・
通り過ぎて行ったタクシーが少し先の赤信号で止まったので、夫が走る
運転手に行き先を見せて、交渉している  やった~~乗せてくれるようで、手を振っている

本当にホッとした・・・こんな時パリのタクシーの乱暴とも思える運転が助かる
車の間を抜けてスピードもあげてくれて、無事シャルル・ド・ゴール空港へ着き、間に合いました。

いろいろハプニングもありましたが、本当に愉しいパリ旅行でした。
又いつか行きたいと思えるようなパリの街でした。



3月25日から4月1日までの6泊8日のパリ旅行でした

旅の備忘録として書きましたので、本当に長くなりました。
長々と記録を読んで下さって有難うございました。






パリ旅行Ⅳ エッフェル塔とムーランルージュ

2011-04-29 | パリ旅行
4日目の朝、朝食のパンを買いに行く

 

美味しいパンやさんの店を忘れたので、ホテルのフロントでパンやさんの場所を尋ねる
フランス語と日本語の会話・・・傍から見てたら可笑しいね
手振り身振りで、OK、分かった!メルシー!って~~
ホテルを右に曲がって・・・ 



結局そのお店が分からず、「フォション」があったのでパンやお惣菜を買って帰ってきた。
フロントのお姉さん、その紙袋を見て、オ~ ノー!って
教えたのはその店ではないのよ~~って云ってるんでしょうねえ
お互いに笑いあって・・・そんなのが愉しいね


この日も又三人で歩く・・・まずオルセー美術館へ向かう
パソコン仲間のmさんが以前滞在されていたというアパルトマンがこの辺りと聞いてきたので、
途中で、ここかな? あちらかな?と、パチリパチリカメラを向ける

黄金の銅像は、ジャンヌダルク像



昨日のルーブル美術館のカルーゼル門を左に見ながら、セーヌ川に出る
左岸にオルセー美術館が見えてきた



昔は駅舎だったと云うから、やはり建物は横から見て細長い



正面の入り口にまわって、びっくり!!!すごい!長蛇の列
どうしよう~~と、一瞬躊躇したが、待つしかないのでこの列につく
学生さんが多い・・・まわりを警備の警官が銃を持って、時々通る
1時間近く並んでやっと入場、ボディチェックはもちろん、バッグの中を開けて見せるほど、
きびしかった~
何かあったのかしらと思うほど・・・
チケットは何処で買うの?? 分からないまま入ってしまった!
 どうもこの日は入場無料らしい
それで人が多かったのかしら・・

撮影禁止でしたが、展示作品でなければいいかなと・・・


駅舎の時からの大時計だそうですが、駅にこんな芸術的で美しい時計があったんですねえ!
素敵に綺麗でした!






ゴッホの作品で見たい作品があったのに、閉鎖中でがっかりした
日本でゴッホ展をやっていたから貸し出し中だったのかな・・
モネ・ルノワール・シスレー・・・多くの印象派の作品が展示されていましたが、
あまりにたくさんあって、ボーっとして疲れてしまいました。


そろそろ疲れがピークになってきて集中力もなくなって美術館を後にした時は、
どこでもいいから座りたい~~ランチにしようよと、キョロキョロ
そんな私たちを見たカフェレストランのギャルソンが「サカナ、おいしいよ~!!」と日本語で声をかけてきた
アラ~この店なら日本語が分かるかもよって、ここに決定
きっと日本人観光客が多いのよねえ

サカナと云っても、出てきたのは海老でしたが・・
それと細長いお米のような形でサフランで味付けたもの
後で聞いたら、クスクスというものでした

お腹もいっぱいになり、あと何処へ行けばいいんだっけ? 思考力すらない
そうだ!エッフェル塔へ行ってないんじゃない?
連れてって~~と、もうタクシーです


パリのシンボル、エッフェル塔へ



さすがフランス、鉄の塔とはいえ、デザインもおしゃれです
レースの模様のようで、とても美しかったです



展望台から見たら、街の位置が少し解かってきた・・・





この公園からエッフェル塔を見上げたかったなあ・・・



右の橋がアルマ橋

その橋の近くをズームして・・・
左の道路のトンネルを出た所が、イギリスのダイアナ元皇太子妃の事故現場
観光客も数多く訪れるとか・・





この辺りにも、銃を持って警戒しています(迷彩色の人)


さて今夜は11時からみんなで「ムーランルージュ」に行く予定なので、
それに備えてホテルに帰り、休憩しました。

モンマルトルにある「ムーランルージュ」・・・ロートレックの絵でしか知りませんでしたが、
 とうとう 今!赤い風車の前です!
危険な雰囲気もします。スリに気を付けないといけないようです。









「妖精・魔法・おとぎの国・夢の世界」へ
(プログラムより)

ワンドリンク付きでショーを見ます。観客席はこんなです。





元祖フレンチカンカンも圧巻!

華やかで大人のショーに時間のたつのを忘れます。

カメラは入場の時預けなくてはいけなくて、
ちょっと心配でしたが、終わってから返してくれます。

11時から2時間・・・終われば夜中の1時です。
夜遊びした気分で、ホテルへ戻りました。
疲れていたのに、目が冴えてなかなか寝付かれない夜でした。





パリ旅行Ⅲ ルーブル美術館

2011-04-23 | パリ旅行
パリ旅行3日目は、 楽しみにしていたルーブル美術館へ行ってきました。
今日はT子さんも一緒に3人で行動です
ホテルから15分ほど歩いて、リヴォリ通りから大きな門を抜けると、広場に大きな建物がドーンと迫ります。
コの字型になっている建物の中央に・・・あ~~あの有名なガラスのピラミッドが!
朝日に光ってました!! 


このピラミッドが中央入り口になっていて、ここから地下に降りて行きます






ガイドブックに書いてあった通り、まずはインフォメーションへ行って、
日本語版案内図をもらう・・・これがないと動きが取れない
長蛇の列になると聞いていたチケット購入も朝早いためか(9時半)、スムーズに買えて入場です。



さあ?ここは何処? 案内図を見ながらも迷ってしまう


逆コースがおススメと書いてあったっけ・・
エレベーターをやっと見つけて3階へ
全てを見るには1週間はかかると云われているルーブル美術館
お目当ての作品だけ見てまわろう・・・案内図と首っ引きで必見作品を探す


作品の前で模写している姿がカッコいいのでしばらく見惚れる!!えっ、どこ見ているのって?


モナリザは頑丈なガラス張りの中にいらっしゃいました!



写っていませんがすごい人で押すな押すなの大盛況でしたよ。 やっと前に出てパチリ!
やはり人気があるのですねえ!




ミロのビーナスはとてもお美しい!
「レースを編む女」は、東京フェルメール展の時も見たが、とても小さい作品です。

2時間ほど見て、もう疲れた~!! この辺でお茶かランチにしましょう
と、2階のCafé Richelieu カフェ・リシュリューに入る
窓際の席に座ると、ピラミッドがあるナポレオン広場が見えて、とても素敵!
疲れていたので即スイートに決定! 
ランチもいいかなって思ったけど、メニューがフランス語で分からなかったと云うのが正直なところかも・・

ケーキのショーケースに案内されたら、「アンジェリーナ」のモンブランがあるではないの!!
「アンジェリーナ」は元祖モンブランで有名なスイートのお店
美味しいよ~と勧められていたので、本店まで行かなくても、ここで食べられるなんてラッキー!と・・
3人で違うものを選んで、みんなで食べてみた



どれもこれも本当に美味しくって、外の景色を見ながらうれしくなってしまった




さて元気になったので、見学開始!

ナポレオン三世の居室 見た通り豪華絢爛





これが見たかったのよ!


「ナポレオン1世の戴冠式」

大きくって後ろに下がってもカメラに収まらない・・
こんなに大きいの、どうやって描いたのかしら?

細部までじっくり観察


美術学校の生徒さんかしら? 熱心にノートを取っている



サモトラケのニケ・・・紀元前190年頃の大理石像  教科書に載っていたような?



思ったより力強い!


本当に広かった!! 



そしてこんなにたくさんの美術品を集めたことに感動しながら、
5時間ほど滞在したルーブル美術館をあとにした。

セーヌ川沿いを歩いて、シテ島に向かう






気持ち良さそう
急ぐ旅ではなかったら、こんなところでゆっくりしてたいなあ~

サント・シャぺル


ここは、パリ最古のステンドグラスが見れるという
2階の王家用の礼拝堂は壁いっぱいのステンドグラス・・きれい! 圧巻! 立ち尽くしてしまう
ステンドグラスは聖書の物語になっているとか~ 

少し歩いて、ノートルダム大聖堂へ
ノートルダムというと、昔の映画「ノートルダムのせむし男(ヴィクトル・ユゴー原作)」に
出てきた不気味なせむし男が思い出されて、
見学はどっちでもいいかなあなんて思っていたのが、目の前に現れたのは明るいきれいな建物でした。



中に入ると、威厳があり、荘厳な感じ
さっき見てきた「ナポレオン1世の戴冠式」がここで行われたと云う


裏にまわって橋からノートルダム寺院を見る
美しい寺院でした。

サンルイ橋を渡って、サンルイ島もちょっぴり歩く
有名なアイスクリームを食べて、お茶をして~~

この日の夕食は、日本人シェフがやっているレストラン Grannie「グラニー」へ行く
テレビのBS放送で見て、美味しそうだったので、予約してもらった。



テレビのメニューは放送用だったのかしら・・・
日本人シェフもあまり愛想がなく、少しがっかりしました。

でもツアーの人達全員ではないけど、11人ほどが集合したので、
「今日は何処へ行った! あそこが良かった! こんなことがあった! 」と、
報告しあって話がはずみ、とても楽しい食事会となり、いい思い出になりました。

あと二日しかないのねえ・・と、少々焦りながらホテルへ戻る。





パリ旅行Ⅱ モン・サン・ミッシェル

2011-04-16 | パリ旅行


2日目はモン・サン・ミッシェルの観光に出かけました
パリからの日帰りツアーに申し込んであったので、朝早い出発に備え早起きして・・・
と云うより昨日のオペラ座の興奮が冷めないのか、まだパリ時間に慣れないのか、
早々に目が覚めてしまいます。

身支度を終え、さあ朝ごはんを・・と思っていたら、突然ドアが激しくノックされて、
ayaちゃんが “すぐに下に降りて!!すぐよ!”
まだ1時間もあるのになぜ?? びっくりしていると、
“今日からサマータイムなの! 時間が1時間早くなるのよ!!
タクシーを呼んであるからすぐ来て~~”
本当にびっくり!

フランスは3月の最終日曜日から時計を1時間進めるんだそうです。
それをサマータイムっていうんですって
そう云えば3月27日は最終日曜日でした。

観光バスの集合場所までは近かったので、予定では歩いて行く予定だったのが
あわててタクシーに乗り込んでバスの集合場所まで、早く早くって!

たしか私たちツアーのうち、12人は行く予定だったけど、みんなどうしたかしら?
半分の人たちはサマータイムをご存じだったらしく、もうバスの中にいらした。
後からいらした方は、まだパジャマだったとか・・・
最後のタクシーで駆けつけてきて、どうやら間に合って本当にホッとしました。
ayaちゃん、お世話さまでした。

朝もやのかかるパリを後にして、これから4時間ほどのバス旅行です。


すっきり晴れず、ずっと霧がかかったような田園風景を飽かず眺めながら・・・
日本語が上手なフランス人のガイドさんのソフトな声が心地よい!



わあ!見えた!




モン・サン・ミッシェルです!



段々近づいてくる   興奮します!




バスはモン・サン・ミッシェルのふもとまで乗り付けられます
バスから降りて~~見上げると~大きい!
岩山に堂々と建っています




駐車場がこんなふうになっています。



モン・サン・ミッシェルは修道院として建てられ、英仏戦争の時は要塞になり、
フランス革命の時には監獄にもなったそうです。

海の中に建っているのに、どうやって渡るのだろうって云うのが私の一番の関心事でした。
出来た頃は遠浅の砂浜を歩いて渡ったのだそうです。
1877年に地続きの道路が造られ、潮の干満に関係なく島に渡れるようになったそうです。
でもそのため、潮流がせき止められ島の周囲に砂が堆積して陸地化されてしまったとか。




中世の景観を取り戻すため、近年道路が取り壊され、2010年~2012年に新たな橋が架けられるとか・・
今2011年、工事の様子は見られなかったけど・・?
そうしたら、景観も変わるでしょうし、対岸の駐車場から専用のシャトルバスで
新たに作られる橋を渡って行かなくてはならないようです

中に入るとすぐにラ・メール・プラールのオムレツやさんがあります。
モン・サン・ミッシェルの名物で、ふわふわ特大のオムレツだそうです。


おしゃべり好きのプラールおばさんが玉子をかき混ぜてたら
おしゃべりが長すぎてふ~わふわになってしまったと云う言い伝えがあるとガイドさんが云ってました。


私たちは別のレストランでの昼食でしたが、やはりオムレツが出て、
ふわふわ・とろとろで小さいけど美味しかった!



昼食を終えて、上まで階段をどんどん登ります。



上から見ると、





満潮時だったら素敵だろうなあ~と


西のテラス



西のテラスから



教会の中



回廊はとてもきれい









一番高い所に聖ミカエルが・・・
ここの守護神(フランス語でサン・ミッシェル)
避雷針にもなっているとか(今朝のTV番組「旅サラダ」で云ってました)





ずっとガイドさんが修道院の中を説明してくれて、
最後にやっと自由時間・・・でも30分しかない



お土産屋さんをゆっくり覗いているひまもない
トイレも行かなくては ~ 有料でした
3時間半の滞在でガイド付き昼食付きだったので
やっぱり自由な時間が足りなかったなあ~
それと、海側からモンサンミッシェルを撮れるような場所でバスが止まってほしかったなあ
いろいろ心残りはあるけれど、素晴らしい世界遺産を見れて、本当に来て良かった!!

帰りのバスから、もう一度振り返って~~




パリに近づく頃は渋滞で、結局9時過ぎにやっとパリの街に戻ってきました。


セーヌ川沿いを走っていると、突然ライトアップされたエッフェル塔です!
大急ぎでバスの中からシャッターを切りました!






あ~パリだなあって!

モン・サン・ミッシェルの旅、今日もいい一日でした。





パリ旅行Ⅰ 凱旋門とオペラ座

2011-04-12 | パリ旅行



東日本大地震の悲惨な被害に、日本中が悲嘆に暮れている中、
旅行するのも気が引けましたが、昨年からの計画なので、3月末にパリ旅行に行ってきました。




お昼頃セントレアを出発して、ヘルシンキ乗り換えで合わせて12時間のフライトのすえ、
夕日が沈むころフランスのシャルルドゴール空港に到着
時差が8時間なので、ドゴール空港に着いたのは、日本時間で云うと真夜中1時ごろかしら

空港からロワシーバスで、ホテルのあるオペラ・ガルニエ停留所まで40~50分
停留所から石畳のパリの街をスーツケースを転がしながら少し歩いてホテルへ
石畳が歩きにくい

ホテルへ着いても皆さんお元気なんですねえ
“軽食を食べに行こう”と近くのカフェレストランへ
飲んべえさん達は、“飲みに行こう” という掛け声だったようですが・・

格式あるカフェらしい 入り口で撮ったら写真はダメという・・・撮ってしまったので1枚だけ



パリに着いた興奮と明日からの期待におしゃべりが弾む
日本時間で云ったらもう夜明けかも・・
これではずっと徹夜しているようなものよねえ~~パリ時間では11時ごろ、
さすが眠くなってきてお開きとなりました。

ホテルはオペラ座に近いアパルトマンホテル
ここに6連泊する
そしてすべて自由に行動して! と云うこの旅行
朝、ホテルの周りをみんなで散策










美味しいパンやさんはここ、あのお店「ラデュレ」はマカロンが美味しいのよ
デパートやスーパーはあそこにあるから食べ物を買ってホテルで食べてもいいですよ~
ホテルの位置確認、メトロの切符の買い方、
パリ留学経験のあるフルート奏者ayaちゃんがいろいろ教えてくれる

マドレーヌ寺院



全員で行動するのはここまで。 
各々別れて観光の始まりです。
唯一知ってる言葉は、ボンジュール! メルシー! これだけでレッツゴーです。
私たち夫婦と、一人参加のKさん、T子さんと、4人で凱旋門を目指す事に・・・

公園には桜が満開  どう見ても桜よねえ
公園を抜けて、シャンゼリゼ大通りへ・・・



ここが!! お~シャンゼリーゼ~♪



道路が広い 片側4車線 もう1車線駐車スペースもある 
マロニエは、今、芽吹きを待っている様子  
緑あふれる頃は、全く様子が違うのだろうなあ・・・5月には花開くと云うし・・・

凱旋門を正面から見るには道路の真ん中に立たないと・・
分離帯に留まって撮る・・・次の青信号まで立ち尽くす



有名なカフェレストラン「フーケ」



凱旋門の展望台まで行くにはらせん階段が272段とか・・大変そうだったのでエレベーターに乗る
上から見るパリ・・・これがパリねえ! 
曇っているので、霞んでる


凱旋門を中心として、12本の大通りが放射状に延びて、街並みが整然としている

シャンゼリゼ大通りは、たくさんのお店やカフェが並ぶ
観光客でにぎわっている




ランチはピザを食べる
ウェイター(ムッシューかな)が、日本語少しだけしゃべってくれて、愛嬌があってランチが愉しくなった




オランジュリー美術館へは地下鉄に乗って行ってみることに・・・
さて、メトロの入り口が分からない
パリの地下鉄への入り口は、「M」か「METORO」とかのマークだけ
駅名が書いてないので、今どこに居るか確認が必要
地図と首っ引き

メトロへの階段を降りて、恐る恐る切符を入れホームに出る  あらら~これでは反対方面だわ
道路の反対側に行かなければダメよねえ
切符を無駄にしたけど・・・これも初体験だし学習しました


オランジュリー美術館で
モネの「睡蓮」が、カーブを描く壁一面に展示されています
人も少なくゆっくりモネの世界に浸れます





他にもルノワール、セザンヌなど




セーヌ川沿いに歩いてホテルまで帰ろうとしたけど、
分かるはずが・・・アレッ?迷ってしまう・・・同じような道路・建物
4人そろって、あっちでもない・・こっちでもない
やっと見覚えのある道路を見つけ、ホテルに到着!
まあ一日目だものね・・・と、これも学習です

今夜は、8時から全員でオペラガルニエでバレエ鑑賞です
フォーマルに近い服装でと云われたので、少しおしゃれして、歩いてすぐのオペラ座へ









重厚な雰囲気は別世界のよう~~圧倒されます

豪華な装飾にきょろきょろしながら、3階へ
案内の人がドアを開けてくれて桟敷席へ  映画でしか見たことがないこの桟敷席



3列になっているが一番後ろだったし、前に大きな人がいたので、右に左に動いて見なければならなかった
時々立って舞台全体を見る



演目は「コッペリア」 途中睡魔に襲われコックリコックリ
夫もコックリコックリ
同じツアーのご夫婦がお隣にいたが、やはり眠そうだった

休憩時間は、みんなロビーで飲みながら歓談している
豪華なロビーです



夫はシャンパンを、私はジュースを飲みながら、
パリの人たちを観察しながら雰囲気を愉しむ。

ブラボーの声が響く中、何度ものカーテンコール!
終わって、前の人がいなくなったので、
マルク・シャガールの有名な天井画「夢の花束」をじっくり見る
シャンデリアも豪華です



映画「オペラ座の怪人」ではこのシャンデリアが落下する
今夜はいい夢が見れそう

一日目から長々と書いてしまいました。
最後までご覧くださり有り難うございます。

自分の記録として残したいので、少し長くなりますが続きも書いていこうと思います。
お付き合いくださいませ