千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

サザンのライブ

2006-08-28 | お出かけ
26日土曜日、浜名湖ガーデンパークで開催された「THE 無人島 Fes.2006」と題した野外コンサートへ行ってきました。
もちろん、サザンオールスターズのライブです。
ほかにBEGIN・DragonAsh・ポルノグラフィティ・加山雄三・福山雅治が出演です。娘からチケットが余ったとのことで、こんなオバサンが行ってもいいのかいな?(まぁ、加山雄三も出ることだし)と思いながら友達と行ったコンサートでしたが・・・
オ~~ッ!すご~い!
6万人の中の一人になって、思いがけず存分に楽しんでしまいました。





朝から出かけているので、始まるまではガーデンパークのあちらこちらの木陰や、仮設テントの中で涼風(日陰は実に気持ちのいい風が吹いていたんです)に吹かれて、飲んでいる人、食べている人、爆睡している人ありで、みんな公園ライフを楽しんでいます。
飲食店も、仮設トイレも並みの数ではない・・・6万人ですものねえ・・・

                

モネの庭の一番奥に、アーチスト達の大きなパネルが置いてあり、皆、その前で記念撮影・・・順番を待つ長い列が出来ていました。



           

                 

あちらこちらに、ドライミストが噴射されています。
冷たい霧にあたり、ア~気持ちがいい!
しばらくは暑さがやわらぎます。


オープニングセレモニーまでは、ガーデンステージ(元水辺の劇場)の方でも朝からライブをやっていました。そのライブアーチスト達を私はほとんど知らないけれど、司会のサンプラザ中野・奥山佳恵・レポーターのマイケルなどはテレビで見る顔でした。


14:45オープニングです。今までガーデンパーク内に散らばっていた6万人がメインステージ会場へ集合。

          

チケットと交換に配布されたブロック別のリストバンドを腕にはめているので、実に整然と(私にはそう見えた)各々が自分のブロックに納まりました。
大歓声と共に始まれば、あとは体ごと、リズムに乗るだけ~~~私達の席はGブロックなので後ろから3番目のブロック、ステージははるか前方、人の姿は5センチぐらいか、いや3センチぐらいにしか見えない。でも大丈夫、大画面が私達から見えるところだけでも8画面もある。
夕闇迫る頃から本命のサザンが始まる。
みんな、リズムに合わせて、両手を上げてうさぎ跳びのようにピョンピョン飛び跳ねる。飛ばない私は前の人のうさぎ跳びでめまいを起こしそう・・・
9時ぴったりに、また大歓声と花火で終了!
“ウ~ンこれが野外コンサートなのね! 頭の中が空っぽになり身軽になったかも”と初めての体験を思いながら、舞阪駅行きのシャトルバスを1時間半も待ち、長い一日を終え、お疲れモードで帰宅しました。













明野のひまわり畑

2006-08-21 | 旅行
          

又、にぎやかな夏休み・・・・お盆休みの16日、息子の家族や娘家族と遅い朝食を摂っていた時、外の青空を見ていて、皆んな思いは同じ“今日もどこかへ行きたい!”と・・・前の日は「つま恋」のプールと温泉で遊んだはずなのに・・・
時計を見ればもう10時なので、“遠くへは行けないね”と言いながらも決定先は、「明野のひまわり畑」・・・
大急ぎで、ネットで調べると、中央自動車道の須玉ICから10分とある~~遠い遠い~~でも行きたい思いで意見は一致“10時半出発”との掛け声で準備に走る。
予想通り遅れて (いえ、予定通りかな) 11時出発になる。
5歳を頭に3人の子供の笑い声と泣き声と雄たけびを乗せて、無謀なドライブは、途中、帰省ラッシュの渋滞に巻き込まれながらも、3時過ぎにはひまわり畑に着きました。標高は高いので風は涼しいけど、日差しが強くて暑い暑い~~~
メインのひまわり畑は、1週間遅くて、もう、ひまわりがくたびれて下を向いていましたが、隣の畑では今が真っ盛りでイメージどおりのひまわりに出会えました。この明野のひまわり畑は、映画「今、会いに行きます」のロケが行われた所だそうで、大きな看板が立っていました。



            青と黄色のコントラストがきれい!

もうちょっと上を向いて~

                 うれしそうに走り回っています

ひまわり畑の直ぐ上に山梨県立フラワーセンターという案内があったので、行ってみると、今は「ハイジの村」になっていてテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」のテーマパークになっていました。
散策したり、ロードトレインに乗って園内を1周したり、ちょっとした遊園地もあって子供も大人も楽しめました。
入場券です

春の花壇も素敵でしょうね

                 さっき昇った展望台をパチリ!

この塔の展望台からは、八ヶ岳・南アルプス・遠くに富士山が望めて、「空が近~い!空気がおいしい!」と深呼吸です。
夕暮れ時がまた素敵で、いつまでも明るいなと感じていたら、ここは日照時間の長さが日本一だそうです。
レストランで夕食を済ませて、車に乗る頃は7時過ぎ・・・このままここに居たら、降るような星を眺められるのに残念・・・
夏の間は、9時半まで開園しているそうです。

雲の端に富士山が・・アラッどこに?

         展望台から見おろしたセンター広場

               ロードトレイン[ハイジ号]に乗って

夕暮れ時はいい時、限りなくやさしいひととき

帰路はやはり4時間かかって11時に帰宅。こうして約12時間の突然の旅は、みんなの「いい夏休みだった!」と言う声とともに終ったのでした。



佐野美術館

2006-08-15 | 美術館
8月の美術館めぐりで三島市の「佐野美術館」へ行ってきました。この日は台風の影響で一日中雨でしたが、富士川サービスエリアで、雨の向こうに富士山の全景を見ることが出来、とても不思議に思いました。ここは雨が降っているのに、富士山の周囲は雨雲が無いというわけ???頭をひねりながら、富士山を見つめてしまいました。
佐野美術館では、三島市出身の「村上豊」の特別展をやっていました。村上氏は挿絵画家として活躍している画家でNHK[江戸を斬る]のタイトルバックの絵や、小説現代の表紙絵を現在も連載中だそうです。
絵本原画も展示されていて、昔子供の絵本で見たようななつかしい絵もありました。

                       

美術館の隣には隆泉苑という有形文化財の純日本風建築の建物とお庭がありました。
         
ここのお食事処で売っている梅花藻饅頭が有名とのことで、もちろん買いました。
この柿田川に咲く梅花藻という花のイメージだそうで、小さいけれど上品なお味でした。

次に行った所は前から行きたいと思っていた柿田川湧水公園です
富士山に降った雨が地下水となり、三島溶岩流を通ってから湧き出て柿田川の流れとなっているということです。
展望台から覗くと、砂地の真ん中から、ボコボコと水が湧き出ています。
柿田川では一日に湧き出る水は100万トンとのことですが、どの位??ぴんと来ません。
そしたら、25メートルプール2000杯分と書いてあり、実感できましたが、本当にすごい湧き水の量で、びっくりしました。

                
                 

第2展望台から。  桶のようになっていて、とてもきれいな水が湧いている。



次は由比の桜えび館と由比本陣公園と安藤広重美術館に寄りました。

桜えび館で、冷凍生桜えびのてんぷらの作り方を教えてもらいました。普通のやり方では、卵・水・小麦粉を溶いておいて、その中に桜えびを入れて衣をつけて、揚げますよね。
でも、冷凍生桜えびをザルにあけて、水をかけて解凍したら、そこへ小麦粉だけを振り入れて、揚げるんだそうです。そのやり方で、その場で揚げてくれたのを試食しましたが、カラッとしていてとってもおいしかったんです。私はいつも生桜えびだけで揚げると、ボテッとしてしまいましたが、今度はこのやり方で揚げてみようと思いました。

               
        
この3枚ののし袋は、由比本陣公園の売店で3枚100円で買いました。「可愛いデザインねえ・・」と売店の人に云ったら、「私が作っている消しゴム版画なんです」と恥ずかしそうに売店の若い娘さんが答えてくれました。
どんな時に使おうかな・・・とても楽しみです。





千の風になって

2006-08-04 | Weblog
ブログの更新も怠っている間に、もう8月に入ってしまいました。
この夏の暑さで思い出すのは、3年前、親友を亡くしたことです。
そして今日はその親友の命日です。
病気に罹り、半年で旅立ってしまいました。
彼女が遠方に引っ越してしまってからは半年か1年に1度しか会えなかったけど、ちょうど連絡が付かないと思っていたら、私達友人誰にも言わず、逝ってしまったのです。
病気を知らせてくれなかったことを私達は恨みましたが、云えないほどの苦しみ・つらさ・悲しみを思うと、その気持ちが痛いほどわかりました。
何でも話し合ってきた親友を失って、私は自分を半分失ったような気持ちになりました。
そんな時、新井 満氏が訳した「千の風になって」という詩に出会いました。この原詩は「作者不明の西洋の詩」で、それを新井満氏が日本語の詩にしたそうです。
作曲も新井満氏がしていますがとても穏やかな、いいメロディです。

そしてこの詩を読んで、私は元気が出ました。
青空を見るたび、風が吹くたび、彼女が側に来てくれるような気がして、傍らで見てくれているのかなとか思うと気持ちがとてもやすらぎました。

今日はその詩をここに書いてみます。


            「千の風になって」

        私のお墓の前で  泣かないでください
      そこに私はいません 眠ってなんかいません
          千の風に  千の風になって
        あの大きな空を  吹きわたっています

         秋には光になって  畑にふりそそぐ
        冬はダイヤのように  きらめく雪になる
        朝は鳥になって  あなたを目覚めさせる
         夜は星になって  あなたを見守る

        私のお墓の前で  泣かないでください
      そこに私はいません  死んでなんかいません
          千の風に  千の風になって
        あの大きな空を  吹きわたっています

          千の風に  千の風になって
        あの  大きな空を  吹きわたっています

 
        あの  大きな空を  吹きわたっています