千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

夏みかんピールと扇風機

2011-05-27 | Weblog
先日、ご近所のJ子さんから、夏みかんピールをいただきました。
それがとても美味しくってきれいに出来ていたので、レシピをいただいて作ってみることにしました。

薔薇めぐりをした時、雑貨屋さんで買った甘夏がちょうどあったので、いざ挑戦!
そんな大げさにかまえることないのだけど、実はピールをつくるのは初めてなんです・・・
へ~? 皮をむくのは、チーズ下ろし器がいいんですって!?
・・ピーラーより薄く削れるから・・
チーズ下ろし器を使って・・・中々の力作業でしたが薄くきれいに剥けました。

切り分けたら、3回ほど湯でこぼし、最後は柔らかくなるまでと書いてあったが、
ウンまだ固い!と、少しの時間だけ・・と、パソコンの前に座ったのがいけなかった!!
ゆでてるのを忘れて・・・柔らかくなりすぎたみたい・・・でも続行!

一晩水にさらしておいて、もう一度水を変えて3時間おく・・・時間がかかる
水気を切ったら、重量を量って、80%ほどのお砂糖を3回に分けて入れる。
1時間ほど煮て、ザルにとって蜜を切ったら、グラニュー糖をまぶして扇風機で乾かして出来上がり!!





写真を撮ろうなんて思いもしないで作り始めたのだけれど、
並べたら、アラ~きれいじゃないの~と、ここでカメラを取り出す!
甘夏の画像がないので、下手な絵でごまかして・・・

風を当てた後は、いい具合にパリッとしていたのに、保存しておくうちに又、柔らかくなってしまった~

ゆで過ぎて柔らかくなったこともあるけれど、もう少ししっかり乾かさなくてはいけないようね。
そろそろ時期が終わりだけど、来年の旬の時には、また作ってみよう





ピールを乾燥させる時、何故、横にパソコンが映っていたかと云うと、
この小さな扇風機は、USB卓上扇風機で、パソコンのUSBに接続して使うものなんです。
この間、電機屋さんに山積みになっていて、便利そうなので買ってみました。
USB扇風機は、ずいぶん前から出回っているようですね。

今年は節電しなくてはいけないので、パソコンをやる時に、
とりあえず自分の所だけに当たるこの小さくって音も静かな扇風機が、
エコライフに一役買うかもしれません。





バラと雑貨と、お茶しておしゃべり

2011-05-16 | お出かけ
バラ ばら 薔薇
連休のあと、ちょっと雨が降り続いたので、週末のお天気が心配でした
しばらく会えなかった友人たちと、バラを見に行こうという予定だったので・・・
金曜日から快晴となり、ラッキー!!

目的地は、引佐町にある「ラ・ローズデバン」・・ですが、その前にまずはお愉しみランチ!
細江神社の横の大銀杏を見ながら歩いてすぐ右に、
日本画家 野島青磁の実家 割烹旅館「吉野家」があります。
野島青磁は、舞妓さんの絵で良く知られています。

茅葺き屋根の古い建物、離れのお部屋は、昔のままの作りでタイムスリップしたような懐かしさでした。



黄色いお花は、池に咲いていたんですが、「アサザ」と云うそうです。

この離れなら大きな声でも遠慮がいらないので、おしゃべり三昧でした。
お料理は丁寧に味付けされていて、とても美味しくいただきました。

「吉野家」を出て、山道を上がっていくと国民宿舎奥浜名湖に出ます

そこからオレンジロードを通って、「ラ・ローズデバン」へ
山の中に、隠れ家的オープンカフェ 素敵な空間が現れます








薔薇は、まだつぼみが多いので 満開はもうちょっと先かもね~

たくさんではないけど、センスある雑貨があるので、これが愉しい
手作りのネックレスが気に入って買ってしまいました!





この日は風が強くて、黄砂で山も霞んでいました
ここで、もちろん ティータイムを過ごします。
イチゴのタルトが美味しかったですよ~



翌土曜日、
刺繍のお仲間とバラを見にお出かけしました・・・また~です!

ドライバーはT子さん・・一日運転と道案内してくださり、感謝感謝です
島田市の「ばらの丘公園」へ
偶然にもこの14日が「ばらの丘フェスティバル」の初日だったので大勢の人で賑わっていました。





すてきな薔薇の色にうっとり!

ここの売店は、ばらのグッズがたくさん置いてあって、あれこれ見て時間を忘れるほど愉しんでしまいました。
後ろの首が隠れるようにヒラヒラが付いている日よけ帽子をお買い上げ~~早くかぶりたいな!



そこから同じ島田市内の「菫埜」(すみれの)と云うお店まで地図を見ながら、走りました。

お仲間が本屋で「スイスのかわいい宝物」という本を買ったのが、この菫埜との出会いでした
山の中に、可愛いおうちが・・・





手作り品や、スイスからの輸入雑貨が並んでいます。
アンティーク雑貨もたくさんありました。





本業はお花屋さんで、素敵な陶器も焼いていらっしゃるご主人、パリの蚤の市で買い付けも
されたそうで、パリの話で盛り上がって会話もはずんで、うれしい時間でした。





イニシャルが刺繍してあるとっても小さなレースを買いました・・・何に使おうかしら~

ご主人が案内して下さった喫茶店で一休み・・・美味しいケーキとコーヒーでした。


連日、新緑を見ながらのドライブ・・・
夫が1泊のお出かけで不在だったので、遅くまで存分に遊んでしまいました。

“バラを見て、雑貨を買って、お茶しておしゃべり”
こんな愉しいことは疲れないですものね!






忘れられない連休

2011-05-08 | お出かけ

今年は浜松祭りが中止になったので、気の抜けたような連休になってしまいました。
心なしか、いつもは満開のつつじが今年は少し咲き遅れているような・・・
街にも華やかさが足りません





この連休はいつものように、9人全員集合して(単身赴任中の息子以外)賑やかな我が家でした

孫たち、あんなにお祭りを楽しみにしていたのに、
がっかりするだろうなあ
お祭りがないなら、何処へ連れて行こう?

元気いっぱいのエネルギーを発散させるにはガーデンパークがいいかなと、
孫たちが来る前に下見がてら、4月の終わりに行ってみました。





まさに百花繚乱、花々が美しく咲き揃っていました





こんなにきれいなら喜ぶかなと思っていましたが・・・


しかし、孫たちは花より団子、イチゴ狩りに軍配が上がりました。
市内の渋滞を避けて、ドライブ気分も味わえる150号線沿いの掛川市のピーターパンハウスで
イチゴ狩りをしてきました。

孫たちはイチゴ狩りが大好きらしく、何度か経験済みで早くもよく熟れている大きなイチゴを
ほおばっている
私は、30年も前の久能海岸の石垣イチゴしか知りません
こんなふうに生っているのねえ~~ヘンなところで感心しています



いや~食べました・・・水分だしね~ ジュースと思えばねえ~ 言い訳しながら・・・
孫たちも小さなお腹いっぱいにして、満足した様子


珍しくお手製のおにぎりを持って行ったので、海を見ながらみんなで並んで食べる
やっぱり、コンビニより美味しいねって・・・そんな声に主婦業がんばろう と、こんな時だけ思います





孫たちは、大好きな “ わっしょいピッピッ ” を封印して、別の遊びに興じていました。

日本最大の危機・災害の年です!

今年は、「浜松祭り中止」と云う忘れられない連休になりました。






パリ旅行Ⅴ モンマルトルと帰国の日

2011-05-04 | パリ旅行
パリの観光も、とうとう最後の日となりました
疲れもあったし、ゆっくりのお目覚めでしたが、一日の予定を考えるとのんびりもしていられません
今日こそおみやげを買わねばと!と、
ホテルから歩いてすぐの「ギャラリー・ラファイエット」と云うデパートに出かけました。
ヨーロッパ最大級のこのデパート、中に入ってびっくり、
中央が吹き抜けになっていて、この解放感! 豪華な装飾!



そしてステンドグラスの丸天井!
本当に見事でした




まずは日本語カスタマーズサービスに直行  ここなら安心とばかりチョコレートを買い込んで、
夫はカウンターの日本人女性に、日本の地震・原発のその後の様子を聞きます
こちらへ来てから情報が分からず心配でしたから・・・

おもちゃ売り場は何処?? 孫のために走ります。

家庭用品でほしいものがあったので探すと、それは別館と云う
外へ出て、道路を渡り、別館に入り、手振り身振りで売り場を聞く
お~ジェスチャーだけで通じたではないの!!
無事、手芸品の売り場へも辿りついて感動してしまう
短い時間しかないのが残念・・・一日中このデパートに居たいくらいでした


お昼に美味しいフレンチをいただきました
サン・ジェルマン・デ・プレ地区にある「ル・コントワ―ル」



待望のエスカルゴ  子羊のポワレ  栗のスープ  ホタテの・・なんだっけ?
お料理全てが美味しかった・・・デザートも又美味しくって・・
パリに来たら絶対食べたかったデザートのクレームブリュレは特に美味しくて、
もう一度食べに行きたいくらいです (写真は撮り忘れたかな~)


予定していた最後の観光地、モンマルトルの丘へタクシーで行きました
小高い丘からパリの街が見渡せます




昔、芸術家たちが好んでこの丘に住んで絵を描いていたといいます

テルトル広場、画家たちが絵を売っていたり、似顔絵を描いてくれます。












画家だから当たり前だけど、すごく似ている
描いてもらおうかとも思ったが、40分もかかると云うし、
そのうち雨も降ってきたので早々に丘を降りることにした。





広場からメトロへ行くのに迷っていた時、撮った階段です



帰国してからネットを見ていたら、偶然にもこの石段(カルベ―ルの石段と云うそうです)は、
パリ在住だった荻須高徳画伯の「モンマルトルの街灯」と題した画と同じ場所と分かり、
うれしくなってしまった。(画は、下から見ているが・・)



3年前に荻須高徳展を見に行ったことがあったので、より感動でした
あの時、画集を買ったから、又ゆっくり見てみよう



この最後の夜は、ツアーの皆さんとモンパルナスのガレットのお店に集合して、
モンマルトルのシャンソン酒場「ラパン・アジル」へ行きます
ガレットはそば粉で作ったクレープです
甘いものから、おかずなどをトッピングしたものまで種類が豊富でした
美味しくてお腹いっぱいになりました






ラパン・アジル (Au Lapin Agile)フランス語で「はねうさぎ」と云うそうです
フライパンの上で、うさぎが跳ねています

お酒を飲みながら、シャンソンを楽しめる場所・・シャンソニエ
昔、ピカソ・ユトリロ・モジリアニ・ロートレック・サティなど芸術家たちがたむろしていた場所だそうです
今は観光客が多いようです
シルヴィーバルタンも歌っていたとか・・

薄暗い照明の中で、プロの方たちのシャンソンを聴きます
ご一緒に!と、ラ~ラ~ラの時、mikiちゃんの声があまりにきれいだったのを聞きつけて、
引っ張り出されたmikiちゃん
「ふるさと」を素敵に歌い上げた
ヤンヤの喝さい・・・アンコールで「荒城の月」を熱唱して、その素晴らしい歌声に私たちもうっとりでした
mikiちゃんはプロの声楽家です



興奮しながらホテルへ帰って、明日の出発の準備にかかりました。


出発の日は朝から雨
総勢18名、次々とタクシーで空港へ向かうんだけど、最後の2台が来ない!!
ちなみにパリのタクシーは前の席にはめったに乗せないので3人しか乗れない
ホテルの前は一方通行、ゴミ収集車が何故か、次から次へと来て道路をふさぐ

やっと1台が来た  その車にフランス語が分かるayaちゃんが乗ってしまった!
え~! どうするの? 私たち?
ayaちゃんが、“ 大丈夫! 大通りへ出てタクシー拾って空港へ向かって!” と叫んで行ってしまった!!!
何んと心細かったことか~

雨の中、私たち夫婦は、スーツケースをゴロゴロ転がしながら大通りに向かう
タクシーは、夫が手を挙げてもなかなか止まってくれない
パリは流しのタクシーはあまりない!  タクシー乗り場でないと乗せてくれない!

どうしよう~~間に合うかしら? 雨の冷たさだけでなく、かなり青ざめていたかも・・・
通り過ぎて行ったタクシーが少し先の赤信号で止まったので、夫が走る
運転手に行き先を見せて、交渉している  やった~~乗せてくれるようで、手を振っている

本当にホッとした・・・こんな時パリのタクシーの乱暴とも思える運転が助かる
車の間を抜けてスピードもあげてくれて、無事シャルル・ド・ゴール空港へ着き、間に合いました。

いろいろハプニングもありましたが、本当に愉しいパリ旅行でした。
又いつか行きたいと思えるようなパリの街でした。



3月25日から4月1日までの6泊8日のパリ旅行でした

旅の備忘録として書きましたので、本当に長くなりました。
長々と記録を読んで下さって有難うございました。