千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

旅の三日目・足立美術館

2009-04-26 | 春の旅行
    
    

旅行三日目のアップが遅れてしまって・・・多忙を理由に!
・・・でも気が抜けますよね

最後の日は足立美術館へ行きました。
足立美術館・・・ツアーとかで行った方から、“もっとゆっくりしたかった”・・・
と、よく聞いていましたので、せっかくの自由な旅
ここはたっぷり時間を取るよう計画しました。

まずは有名な庭園を・・・「庭園もまた一幅の絵画」という創設者足立全康氏の言うとおり、
絵のような日本庭園を言葉もなく眺め続けました

よく手入れされていて、さすが庭園日本一に選ばれるだけの素晴らしいお庭です。
ちょっと取り澄ましたお庭で、緊張が漂うほどです
    
       

      
      
       

    
      
       

   
      
       

          ここからの眺めは、この喫茶室に入らないと見られません
          コーヒー1杯1000円、庭園観覧料?込みでしょう~


お庭も美術品ですが、横山大観の130点ものコレクションも有名で、
今回は20点の名品が展示されていました

ほかにも日本画がたくさん展示されていましたが、私が見たかった大観の「無我」と「紅葉」、
上村松園の「深雪」が秋の展示だったことがちょっと残念でした


うれしかったことは、童画展示室で見つけた武井武雄氏の作品「読書」・・・
6年前に亡くなった親友が、亡くなる2週間前に送ってくれた葉書がこの絵でした。

この原画に出会えて、本当にうれしかった
そして、武井武雄氏のユーモラスで温かみのある絵に、いっぺんにファンになってしまいました・・・
むかしキンダーブックの表紙絵を描いていたそうで、あの少年少女の顔が目に浮かびます。
いつか、長野県岡谷市にあるイルフ美術館へ行ってみよう

        

       
       
       

帰りの特急“やくも”の車窓から・・・大山(だいせん)です
大山!!!と、大騒ぎしながら撮りましたが、
電線だらけ・・・電線が入らず撮れたのは、この1枚だけ
伯耆(ほうき)富士と呼ばれるように富士山によく似て、伯備線から見える唯一高い山です

いろいろな出会いがあり、旅って本当にいいですね。
三日間よく歩いたので疲れましたが、愉しい思い出があれば、
また多忙な毎日をこなしていけます




石見銀山

2009-04-21 | 春の旅行
旅の二日目は松江を早めに出発、山陰本線で出雲を通過して大田市まで行きました。
大田市からはタクシーで銀山の中間地点まで行ってもらい
龍源寺間歩という通り抜け可能な坑道跡まで歩きました

銀山と言うので、もっと険しい山の中か思っていましたが、
のどかな里山風景の中、鶯の声を聞きながら、ハイキングのようでした
坑道まで往復1時間半とのことでしたが、カメラ片手にのんびり歩くので、
片道だけで、1時間半かかったような気がします

  



龍源寺間歩の入口です
間歩(まぶ)とは銀を採掘した坑道のことだそうで、銀山には他にもいくつか残っているようですが公開されているのはこの龍源寺間歩だけとのことです。

中は暗く、人が立って歩けるほどの高さですが、横道は腹ばいになるほどの狭さで、ノミで掘った跡が、当時のまま残っていました。
縦長の坑道も有り、それは水抜き用で、当時水抜きは大変な作業だったことがうかがわれます
江戸時代には600mもの長さがあったそうで、その頃はたくさんの銀が掘り出されたことでしょう

  

坑道を抜け、銀山遊歩道を下れば、いろいろなお店が並ぶ愉しい大森の町並地区です

江戸時代の風情が残る古民家や屋敷など・・・銀製品のお店や、刃物のデザインの愉しい飾り物、
鉄で出来た置物と、目は楽しくて、大好きなお店めぐりでした。

  

鎌倉時代に発見され、江戸時代には幕府天領として栄えた銀山
「石見銀山遺跡とその文化的景観」が評価されて2007年7月に世界遺産に登録されています。
想像していたのは、暗い感じの石見銀山でしたが、坑道までの明るい里山や、
江戸時代の面影とは言え、建物も明るくて賑わいのある町並みなどで、好印象となりました。

この日は米子まで行き、温泉がうれしい皆生温泉に泊まりました。





松江へ旅行

2009-04-15 | 春の旅行
友人4人で毎年行く春の旅行・・・今年は山陰へ二泊三日の旅行をしました
松江・石見銀山・足立美術館と一日づつのゆっくりした旅です
今日は松江のアップです

新幹線で岡山まで行き、岡山からは伯備線「特急やくも」に乗って、お昼過ぎには松江に着きます
松江はさすが城下町、しっとり落ち着いた街の風情です
松江城は小さいお城かと思っていましたら、堂々とした風格のある立派なお城でした。
千鳥城とも呼ばれているようで、とても美しいお城で、ちょうど満開の桜がより華やかさを添えていました。

さっそく遊覧船に乗り、堀川めぐりです。
船は炬燵が入っていて、快い風を受けながら足はぬくぬくと暖かくて、
ゆらゆらと堀川からの景色を楽しむのは、爽快・・・いい気分の50分間でした。

お城の周りの武家屋敷や小泉八雲記念館などゆっくり見ているうちに、
日が傾いてきたので夕日を見るため、急いで宍道湖の夕日スポットへ移動

春は霞んでしまうので、本当にきれいな夕日が見られるのは秋だそうです。
宍道湖に浮かぶ「嫁が島」と太陽の位置がいいのも秋とか・・・
でも春霞であろうとお天気が良かったので、宍道湖の夕日が見られてラッキー
空が茜色に染まるまで、飽かず眺めて・・・と言うより、撮影会でしたが・・・
それにしてはうまく撮れなかったかなあ~

  


夕暮れ時・・・この日のホテルは夕食が付いていないので、食べる所を探しながら、
夕暮れの美しいひと時を大橋川湖畔を歩きます

チェックしておいた料理屋さんをいくつか見てから、道を教えていただいた方のお薦め「おもい川」へ・・・

大当たりのお食事でした。
白魚の汁物も素晴らしいお味で、のどぐろの煮魚は最高でした。
もちろん、シジミのお味噌汁もいいお味・・・
松江大橋を眺めながら、上品な味付けのお料理が本当に美味しくって、
お友達が熱燗一本 ・・・私はお猪口一杯・・・一日目の疲れも快いものでした。


    

次は石見銀山と足立美術館を の予定です





フラワーパーク

2009-04-06 | 家族
4月になったのに、冷たくて暖房が欲しいかと思うほどの花冷えもありましたが、

おかげで早く咲いた桜も長持ちしていますね

ここ4日間ほど孫を預かったので、我が家は春の嵐状態でした
パパやママが居なくても、従弟のSくんが居れば~と遊び優先の希望で、娘たちも来ていたので、
7歳・5歳・4歳・5か月のベビーと、家の中は保育園状態でごった返しました

子供たちは遊びの天才・・・柔軟な頭に脱帽・・・じじばばも、どんだけの笑顔がはじけたことかしら~

近くの遊園地やガーデンパークへは、じいじが連れて行き、フラワーパークへは私も参加して~と
外へも連れ出しエネルギー発散です。

4日のフラワーパークは、駐車場も満員で、最終処理場前の駐車場から歩きました
他県の車も多かったので、これも1,000円の経済効果かしらと思いました


   ウナギに驚くウナギイヌ!!
   (1万本のビオラとか・・)           今年はヤッターマン
   

  今年は薄いピンクのチューリップとネモフィラがとっても爽やか・・・
  満開の桜、たくさんの可愛いチューリップを見ながらお弁当など広げていたら、
  あいにく雨が落ちてきて、かなり早めに引き揚げてきたので、
  大人はゆっくりお花を見れなくて、子供たちは観覧車に乗れなくて、
  とっても心残りでした。
  私も、もっと写真を撮りたかったのに残念!

   

  ママがお迎えにきて、うれしそうな笑顔・・・私たちもホッと一安心 ~
  親を離れて泊まれたことを勲章に、新学期を頑張ってくれるでしょう