千の風になって

心は自由に羽ばたいて~

映画「新解釈 三國志」

2020-12-31 | 映画


年の終わりに、ちょっと笑いたくて、

面白い映画を見に行ってきました。

「罪の声」の時、予告編を見て面白そうだったので・・・

「新解釈 三國志」です。




アハハ…笑いましたね!

1800年前の中国の戦国時代でしょうか

物語は、三国 魏・蜀・呉 の戦いですが、

新解釈とあるように完全オリジナルなので、

歴史とかのお話は、あまり深く考えなくていいのです。

画面を、俳優を、セリフをひたすら楽しんできました。


大泉洋や、小栗旬、ムロツヨシ、賀来賢人・・・芸達者がいっぱい!

皆おかしい! 面白い!





脚本、監督 福田雄一氏 ちょっと注目です。


今、大変な世の中ですが、楽しい映画を見て、

ちょっとだけいやなことを忘れて、

頭も体も?軽くなって、2020年を締めくくれそうです。




皆様良いお年を!




映画「罪の声」

2020-11-16 | 映画


少し前にTちゃんが貸してくれた本、

塩田武士さんの小説「罪の声」を読みました。

何の予備知識もなく、読み始めて・・・

文庫本にしては厚いなあ!

人の名前が次々と出てくるし、どの関係者か分からなくなるし・・・

で、メモ書きしながら、何とか読み進みましたが、最後は一気読み!






1984年、実際にあったグリコ森永事件をモデルにした物語・・

あの未解決大事件を追う物語なのですが、

小説では、事件の場面はあの当時のことをリアルにそのまま物語にしたそうです。

そこから、かかわった人や、脅迫テープに使われた子供たちのその後の人生や、

新聞記者や、犯人像などは、こうだったのではないかと、

創造したフィクションだそうですが、

面白い小説でした。


現実は、犯人が分からないまま、時効を迎えてしまった事件なんですが、

小説とは言え、こんな風に深く、広げて、複雑に掘り下げて、

最後は感動を伴う着地にしてあって、読み応えがありました。


映画化されたら、どんなふうにまとまるのだろうかと興味津々・・・

友人たちと行ける日を心待ちにしていて、

13日に見に行ってきました。





あの長い物語を、原作を読まなくっても分かりやすくまとめてあって、

感心しました。


役者さんたちがとても上手いです。

原作のイメージが損なわれなくって、小栗旬も、星野源も、

役柄にぴったりで、見つめる目が印象的でした。


2時間半という長い映画でしたが、飽きることなく、

画面に惹きつけられてしまいました。


公開されてから、2週間もたっているのに、

観客は30人以上は入っていたような気がします。


このコロナ禍の時、体温も測り、座席はもちろん、一席飛ばし、

見終わってすぐ手洗い消毒でした!!



映画の後は、森林公園レストラン「まつぼっくり」でランチです。









松茸御膳をいただいて、

 少~し、秋らしい香りを楽しみました!




映画「マスカレード・ホテル」を観る

2019-02-17 | 映画

10日の協働センターまつりも、風邪もひかずに無事に参加することが出来、

ホッとして、やっと自由な身(ちょっと大げさですが・・)

映画を見に行くことが出来ました。





その間、義兄が亡くなって、静岡へ、通夜~葬儀と出かけ、忙しくしていましたが・・・

仲人をしていただき、結婚からずっとお世話になったお義兄さんでした。



お見送りをしながら、今まで以上に葬儀に伴う諸々のことを身近に感じ、

切実に思うようになりました。(老家族としては・・)




さて、見に行った映画は、「マスカレード・ホテル」

この時期までやっているかどうか心配していたのですが、まだまだ上映続行中でした。

昨年の暮れに、本を読んだので、どんなふうに映画化されたのかと、興味津々!





3件の殺人事件があり、4番目が「ホテル・コルテシア東京」で殺人が起きるという前提のもと、

刑事やホテルマンたちの緊張感あふれるやりとりなど、その躍動感に引き込まれました。


映画では、ホテル内で犯人確保までのお話に重点がおかれているので、

本を読んでいない人は、殺人事件の関係性が 分かるかなあ なんて思いましたが、

そこを深く考えなくっても、十分楽しめる映画に仕上がっていました。





木村拓哉と長澤まさみのやりとりも、いやみがなく好感が持てました。

仮面舞踏会が始まるような音楽で、臨場感を盛り上げてくれますし、

画面の転換が早くって、飽きることなく楽しめました。


マスカレードとは、仮面舞踏会という意味

ホテルの宿泊客は仮面をかぶってるようだとか・・・

豪華なキャストの俳優が、次々とお客としてやってくるので、それも楽しめます。

原作に忠実だったような気がします。

それに加えて、映画としての面白さも十分あったと思います。


昨日 16日1 2:30 上映に行ったんですけど、

終了後に、「大ヒット御礼舞台挨拶」のライブ?の上映があったんです。

1月18日の初日から 30日目を迎えたのが 16日だったので、

大ヒットを記念して、東京都内の映画館で、

鈴木監督、木村拓哉、長澤まさみ が舞台挨拶し、

その模様を 全国の映画館(138スクリーン)へ、同時生中継したそうです!





私たちは、たまたま この時間の上映を見たので、

この生中継まで見ることが出来ました。

映画 プラス 生中継 が見れて、ラッキー! でした。

映画の裏話や共演者の長澤まさみさんについてとか、木村拓哉さんが主にトークしてました。

長澤まさみさんのワンピースが素敵でした。

友人と帰りにお茶して、自由な1日楽しんだのでした。



「 ラ・ラ・ランド 」 観てきました!

2017-03-09 | 映画
映画 「 ラ・ラ・ランド 」を観てきました。

もちろん、アカデミー賞 6 部門受賞という話題の映画ですが、

予告編を見た時、とても楽しそうだったので、公開になったらぜひ行こうと思っていました。





ほぼ満席の観客にびっくり、こんなに映画館がいっぱいなことはめったにありません。

座席をネット予約しておいてよかった~

若い人たちばかりかなぁと、周りを見渡しましたが、

そうでもない私たち同世代のおばさん、おじさんもいるわいと、安心したりして・・・


ロサンゼルスを舞台に、夢を追う二人の物語

これから見る方もいらっしゃるので、あらすじは書きませんが、

現実とファンタジーが入り混じって、素敵な素敵なミュージカルでした。

主役の二人( ライアン・ゴズリング と エマ・ストーン )が、とっても魅力的!




画像はネットからお借りしました。


そして一番素敵なのは、たくさんの音楽!!

とても切ないピアノ曲 ~~   

ステップも軽やかなダンス ~~

迫力満点の音楽とともに、あふれる美しい色も楽しめました。

ラストシーンが、どこか懐かしいような感じがしてました・・・

あとから思いだしたんですが、この懐かしさは、

昔のミュージカル映画 「 シェルブールの雨傘 」 のラストシーンかなって思いました。

内容は全然違うのですが・・・


久しぶりに 心躍る 楽しい映画でした。

今、YouTube でサウンドトラックを楽しんでいます。





シネマ 「 3大テノール世紀の競演 」 を観てきました

2017-02-07 | 映画
日曜日、映画を観に行ってきました。
田町にある「シネマイーラ」で、
3大テノール世紀の競演 特別上映版 を4日からやっていたので。

ルチアーノ・パヴァロッティ
ブラシド・ドミンゴ
ホセ・カレーラス

この3人のテノール歌手が初めて共演した夢の舞台!

1990年7月7日、サッカーワールドカップの前夜祭

ローマのカラカラ浴場で開かれたコンサートといいますから、

もう26年以上も経っているのですが、

その時のライブコンサートを映像化したものです。





初めから、替わりばんこに次々と3人のテノール歌手が・・歌う・・・歌う・・!

圧倒されるほどの美しい声が素晴らしい!




画像はネットからお借りしました。

曲目は、歌劇の中でも、けっこう知った楽曲も多かったので、それも良かったかなぁ!

後半には、世界を巡るように・・いろいろな曲

トゥナイト ・・ メモリー ・・ 黒い瞳 ・・ バラ色の人生 ・・

ウィーンわが夢の街 ・・ アマポーラ ・・ オ・ソレミオ ・・・・・

ズービン・メータさんの指揮も素晴らしい!

“誰も寝てはならぬ ”も、アンコールでもう一度 ・・・

3人の息もぴったりで、楽しげに、歌いあげる様子は感動的でした。

いつもの映画なら、シニア料金で1,100円ですが、この映画の料金、2,800円でした
コンサートを聴くこと思えば、安いかな~
ちなみに、シネマ歌舞伎は2,100円でしたが・・

映像は、カラカラ浴場の遺跡をバックに歌っている姿と、

すごい数の観客しか映してないのに、飽きもせず、

ただただ 美しい歌声に魅了され、圧倒されて帰ってきたのでした。




シネマ歌舞伎 「阿古屋」

2017-01-12 | 映画
8日、雨の日曜日、シネマ歌舞伎を観に行ってきました。
玉三郎さんの「阿古屋」

I さんにも情報をいただいたし、
写真を見ただけで、映画を見たくなりましたので。。。




画像は、ネットからお借りしました。

源氏方の代官が、遊君 阿古屋に、恋人の平家の景清の行方を知ってるはずだと問い詰めて、
その心を試すため、三味線 ・ 琴・二胡を演奏させるのですが、乱れの無い演奏に、
疑いが晴れて、解放されるというお話なんです。

ほとんどが演奏場面・・・義太夫の演奏とともに三味線も、お琴も、二胡も堪能出来ます。

全てをこなす玉三郎さん、

これだけの演奏をやらなくてはいけないこの歌舞伎「阿古屋」は、今は玉三郎さんしか出来ないそうです。

代官役の尾上菊之助さんもほとんど座りっぱなし・・・でも美しい!

坂東亀三郎さんが唯一、面白く動いて笑わせて、またせりふで笑わせます。

玉三郎さんの衣裳が素晴らしい!

映画なので、衣装がアップになる・・・見事な刺繍でした!

前半は、衣装・鬘・楽器・舞台装置 などを担当する職人さんたちの仕事ぶりの紹介

お稽古場風景など・・・緊張感が高まって、幕が開くという趣向

映画でしか味わえないものでした。


予告編を見ていると、また映画に行きたくなります。
寒い時は、映画館がいいです。

この頃、急に寒くなりました!
今週末は寒波到来ですね。

明日から3日間、箱根で講習会です。
うう~っ!  寒そう~ 雪が降らなければいいのですが。


パソコンクラブの総会が、今日無事に終わりました。

来週から講座が始動します。

いただいたお花が、お部屋を暖かくしてくれます。







小さいおうち

2014-02-02 | 映画

北側の玄関、花瓶に挿しておいた枝から
小さなつぼみが開きました!! 小さな小さな梅の花!




1か月半、花瓶の中で耐えて、咲いてくれました!
Hiro子さ~ん、咲いたわよ
もう2月! ここ2・3日ポカポカと暖かい・・・梅を見ながら春を感じています。

先日、映画「小さいおうち」を見に行ってきました。
この映画は、去年の暮れに見た「利休にたずねよ」で、予告編での松たか子が気になったので、
公開されたら行こうと思っていた映画でした。

お正月明けに、文庫本で原作「小さいおうち」を読んじゃいました。
映画ではどんなふうになるのだろうと思いつつ・・・

映画館、私たち二人を入れても観客6人・・・寂しいですね~
この映画は山田洋二監督ですが、「寅さんシリーズ」ならもっと入っているでしょうねえ
物語はタキさんと云う女性が女中として仕えた頃をノートに書きながら回想する形で進んでいき、
開封されなかった手紙がミステリーのカギを握ります。

映画は原作より恋愛事件に多くのスポットが当てられていたような気がしました。

松たか子扮する平井時子の恋愛相手役が吉岡秀隆(役名は板倉正治)では、
原作を読んだ私のイメージとはちょっと違うかなあ~
映画では、松たか子がちょっと妖艶な感じがしました。






昭和初期のモダンな暮らしぶりが、お家とか家具調度品など映像で楽しめましたが、
あの戦時下でも、ウキウキするような楽しみを見つけて暮らしていた家庭の描写が原作にはあります。
銀座・コロンバン・ショートケーキ・資生堂・カリーライス・・・
主人公がおしゃれなこととか・・・
もちろん映画と原作は各々の楽しみがあっていいのですが・・
女中役の黒木華さんは、役にぴったりで、いい女優さんでした。


ミステリーぽくって、最後にすべてがつながるのですが、真実は分らないまま、
原作者の中島京子さんが、「読んでくださった方が各々想像してください」と云っていますので、
想いをめぐらすだけです。
直木賞受賞作です。

で、「小さいおうち」というタイトルを見た時、最初すぐに絵本「小さいおうち」を
思い出したんですが、あの絵本と関係があるのかしら? と・・・
読んでいくうちにちょっとだけ関わってくるのが分ります。
内容はまったく関係ないのですが。

この絵本はバージニア・リー・バートンがおはなしと絵をかいているもので、
我が家の子供たちが大好きな絵本でした。
各々家庭を持ってからも、自分の子供たちにも買ったようです。

我が家には40年も前に買った本が今も有ります。
子供たちの落書きもあり、ボロボロですが・・・



昭和42年発行 岩波書店 180円でした(初版は昭和29年)
久しぶりに絵本を出して懐かしんでいます。




羊飼いのマズルカ

2009-01-31 | 映画
週末
久し振りにレンタルビデオやさんへ行く
「アルゼンチンバアバ」は何処にありますか?って聞いたら、
おにいさんが、あ~!バアバではなくババアですね!って~
そんな大きな声で言わなくてもいいのに・・・
借りたのは「サウンドオブミュージック」と、「アルゼンチンババア」の2本

今、フォークダンスで「羊飼いのマズルカ」という曲を踊っているが、
この踊りが映画「サウンドオブミュージック」の中で踊られているという
まだフォークダンスをやっていない頃、見たので気がつかなかったわ

大好きなこの映画はいつ見ても楽しい
冒頭の空上から見た山や、湖水地帯の美しさ
ザルツブルグの景色は素晴らしいし、好きな曲は次々出てくるし、元気が出るというもの・・



さて、トラップ大佐の家で開かれたパーティーでのフォークダンス場面
マリアが子供と踊っていると大佐が“代わって”と言ってマリアと踊る
ワ~!同じ振り付けだわ(あたりまえだけど・・)
この「羊飼いのマズルカ」を踊るところだけ何度も見て、順序を覚える

いい雰囲気で二人が踊る  大佐がカッコイイ! 二人で見つめ合う
マリアならずともポーっと~

私たちフォークダンスは女性だけなので、見つめ合って、時々吹き出すことも・・・
私は身長があるので、男性役・・・今度、大佐のように気取って踊ってみよう


   


中日新聞に連載中の五木寛之の「親鸞」を毎日読んでいる
新聞小説はあまり読まない私にしては珍しく読み続いている
末香臭いが、知らない世界なので面白く、また五木寛之の筆の力もある
この次はどうなるのかと期待を持たせるような書き方が、とても上手いと思う

で、親鸞についてもっと知りたいと思って、ネット検索していたら、吉本隆明と糸井重里の対談が出てきた。浄土真宗について平易な言葉で書いてある
吉本隆明ってどんな人なんだろうと思い、またネット検索・・・ふ~ん立派な思想家で詩人でもあり文明批評家でもあるんだ
でもミーハーの私の注意をひいたのは、次女が作家の吉本ばなな と言うところ・・・長女は漫画家とか・・・

よしもとばななは「キッチン」が有名・・・海燕新人文学賞をもらって映画化にもなったのは、20年以上も前のお話
最近の作品で2007年に映画化された「アルゼンチンババア」というタイトルが面白そうなので、レンタルで借りてみることに・・・
「親鸞」から、「アルゼンチンババア」まで飛躍して、DVDを借りたのだが・・・

         


妻の死を受け入れられなくて、娘を置いて家から逃げ出した職人気質の父親がアルゼンチンババアに助けられる。
父親は役所広司・アルゼンチンババアは白髪頭で綺麗にお化粧した特異な格好の鈴木京香・娘は堀北真希
現実離れしたファンタスティックなお話で、途中少々飽いてきたが、最後はほのぼのとして、
人間っていいなあという思いが残った作品
時々流れるアルゼンチンタンゴがとてもいい

タイトルバックに、主題歌が流れる
アレッ「花祭り」じゃないの~?   花祭りはコーラスで歌ったばかり・・
と思ったら、アンデス民謡「花祭り」を原曲としたタテタカコと言う人の「ワスレナグサ」なんだって

透明感のあるちょっと変わった声に惹きつけられたりして、いろいろな出会いを楽しめたDVD鑑賞だった