ブログ仙岩

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ストレスは気にしすぎないこと

2016-10-08 09:10:05 | エッセイ
ストレスがたまってもう病気になりそうと思っていませんかと、岡田正彦医師が言っています。

ストレスが健康にどんな影響を与えているかの調査で、4万人に近い米国の女性看護師を8年間追跡調査、ストレスと乳がん発症の関係は、「仕事はきついか」「ペースは速いか」「上司はうるさいか」の設問の解答分析の結果、乳がんになった人の割合はストレスの程度とは一切無関係だった。

また、2000人弱の男性を20年間、心臓病などによる死亡率とストレスの関係は影響なく、仕事がらみでなく、健康問題や経済事情によるもでした。

確かに、ストレスによって、高血圧、心臓病、うつ病など増えるようですが、一方、ストレスがないと認知症発症がむしろ加速するという指摘もあります。

総合すると、ストレスで通常命にかかわることほどの要因にはならないから、気にしすぎないことが大切と。

ストレスの要因は、寒暑・騒音・化学物質など、飢餓・観戦・過労・睡眠不足の生物学的なもの、精神緊張・不安・恐怖・興奮の社会的なもので、精神の緊張をいう。

一番は対人関係で、相手の気持ちを補足しあえる関係にし、ストレスをすべて悪者にしないで、仲良く付き合うことと言える。広辞苑や「ストレス解消学・宗像恒次著より。