ブログ仙岩

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ブラタモリ「箱根の地獄が極楽を生んだ?」

2017-04-28 08:18:55 | エッセイ
22日滝桜撮影で、ブラタモリ録画、昨夜見ての感想である。近江さんは黒卵で訪れたが箱根は知らないと。

2015年に火山噴火灰100tの最小規模噴火を起こした箱根火山は年間2000万人が訪れる観光地を大涌谷の地獄が作った謎に迫る旅であった。

箱根火山は冠ヶ岳、台ヶ岳、金時山などの外輪山でできた大きな南北8㎞、東西11kmの4つカルデラ(直径1㎞以上をカルデラと)の集合で、明治時代には外国人が訪れるホテルが立ち並ぶ宮ノ下温泉はマグマから噴き出る食塩泉で、崖から流れ出る70度の温泉を確かめ、太閤の石風呂を見て、1日1000tの湯量が6万円前からできたという。

神山が3000年前山体崩壊で扇状地と堰き止め芦ノ湖ができたことを長尾峠から確認、芦ノ湖を船で、猪目がハート縁結びの九頭竜神社で、神になる前毒竜の正体を、また、船の魚群探知機で2100年前の流木を確かめ、地震や地滑りで出来ると説明を受けた。

土の中の神代木で作った黒と茶色模様の寄木細工の温泉場で足湯に浸かり、90度の硫黄の白濁湯はゴルフ場内の池が湧き水で、この水を大涌谷の蒸気と合わせて、温泉にして利用しているという。地獄が極楽になった温泉を確かめた旅であった。