8/7(土) 散歩を開始して丁度一週間となる。土曜日なので少し遠出したい気分。それにしても、ゆっくりの散歩ながらわずか一週間で疲れが出ているようだ。 こんな調子では先が思いやられる・・・。が、気をとりなして今日は代官山の青葉台・西郷山あたりまで足を伸ばしたい気分である。
先ずは、駒沢通りにでて真っ直ぐ中目黒にでるか、或は線路沿いから五本木交差点から蛇崩れにでて東山の坂を越えて行くか。歩き出して足の向くままに・・・。
西郷山の謂れは彼の西郷隆盛の弟の西郷従道の別邸があったことに所以する。旧山手通り沿いにあり台地からの眺望がいい。青葉台には海老屋のA氏の住まいもあるが、氏は仕事であろう。 帰りは疲れ果てて、代官山から東横線を使うこととなりそうだ・・・。
と云うことで、6時前に家を出た。東横線沿いに学芸大駅をすぎて五本木に向かうが、ウ~ン何だ、このネーミングは?に行き当る。「学大横丁」とある。駅沿いのガード下がお店になっているが、この入り口上に出ている看板である。
電車架橋の耐震工事が進められており、このガード下も漸く工事が終り店も変わった。すっかり奇麗になったが、こんな看板が出ていたとは知らなかった。しかし、幾らなんでも「横丁」はないだろう。甘酒横丁・飲兵衛横丁、恋文横丁・なべや横丁etcが怒るぜ!横丁の定義がどうなっているかは知らなぇが、昨日今日出来たガード下が、横丁は無ぇだろう。横丁流行に安易に乗って付ける根性が気にいらねぇ。と、朝から一人立腹した。(俺も単純な男だが・・・)
そんなことを一瞬だが感じながら、五本木交差点から蛇崩れに向かう。行きは蛇崩れ交差点から東山を抜けて西郷山を目指すつもりだ。
蛇崩れの手前に、道路の真中に大きな木があり其処だけ一方通行に道路が膨らんでいる処がる。なんと云うか、蛇が子豚でも丸呑みした感じに道路がなっている訳。
前から不思議だったが、漸く判明した。この木の下に塚があった。「葦毛塚」(あしげつか)とある、何でも葦毛の馬がここで死んだとか、或は馬の放牧所だったことに謂われするとか記されている。後から出来た道路が、塚を憚ったのが真相か。この直ぐ傍に「芦毛塚街かど公園」なる、ベンチをニ脚置いた細長い広場があった。
ウロウロとしているうちに道を間違えてしまった。東山に至るつもりが、一本手前の道を曲がったようだ。行けども坂道に至らず、民家の路地に入ってしまった。ブラリ散歩・散策故困る事はないが・・・。ここまで、家をでてから40分程。
結局、蛇崩川緑道へ出てそこから中目黒駅を経由し青葉台・西郷山公園を目指すことにした。目黒区というべきか、東京はなのか「緑道」が多い。この「蛇崩川緑道」の距離は1km強である。昔小川でそれからドブ川、今は緑の散歩道に変身と云う次第か。
蛇崩川緑道 緑道沿いの協会
ここから、中目黒駅までは大した距離ではない。この続きは日を改めて。それにしても2時間強の散歩は疲れました。まだまだ修行足らずだが、一月も経てば・・・。