オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

土曜日の散歩・・・

2010-08-30 | Weblog

8/30(月) 土・日と長い時間散歩したので、今朝は軽く雀のお宿公園~碑文谷八幡様の往復と練習場でのサンドショットに納めた。家を出て帰るまでで約一時間であった。

 土曜日、代々木のNHK前通りで「スーパーよさこい2010」と云う夏祭り(原宿商店街主催)が行われた。
高知の「よさこい踊り」をメインとした夏のイベントで、今回で10回目とか。この二回目の祭りに、渋谷の奈加野のオヤジが店を出すというので手伝ったことがある。丁度、前に勤めた会社を辞めた年で、八月末までの充電(浪人・無職・流離い)期間中であった。

懐かしくも有り、郷里の産物を物色するいい機会かと家人を誘って訪ねてみたが・・・。すっかり様変わりの様相。踊りが中心で、郷里の産物は殆ど見当たらなかった。
踊りのチームは各地から参加しており、鳴子を両手に様々な振り付け・音楽で路上を染めていた。中には93歳という高齢のお婆さんまでいた。高齢社会ニッポンの面目躍如!

                     

                 スタンバイの踊り子            次々と踊りがスタート

路上のパフォーマンス(集団見世物)に何の関心も持たない小生は、ここから一人で散歩がてらに歩いて帰ることとした。
午後三時過ぎ、まだまだ陽射しが強いが、高級住宅街の渋谷区松涛~東大駒場前~淡島通りを抜けて246号線三宿交差点~三軒茶屋~野沢~学芸大学のルートで歩いた。

松涛では「鍋島松涛公園」に立ち寄り、そこから山手通りを越えて駒場へ。駒場で東大のキャンパスに進入して見事な「銀杏並木」を抜けて、日本民芸館をわき目にして「駒場公園」に至った。先日、来ようとして頓挫した所である。

                     

                 池のある鍋島松涛公園          駒場東大:銀杏並木

駒場公園は、旧前田侯爵の旧邸跡(昭和4年建築の本格洋館)とかで公園入り口からして往時を偲ばせる造り。門脇にレンガ造りの番小屋が残っている。敷地は1万坪余りとか。現在は目黒区が管理する公園となった。残されている洋館内(戦後はGHQに接収された)を初めて見学した。

                     

                   駒場公園正門              レンガ造りの本館

四時半の閉館となり、井の頭線を跨いだ側にある「駒場野公園」(此処は元農業学校の跡とか)へと移る。この公園の傍には駒場体育館や大学入試センター、旧NTT東京学園(現NTTデータ研修センタ)があり、何れも馴染みが深い。

淡島通りに「〆切り地蔵」があり参る。この地蔵の由来が面白い。「近隣の村で疫病が流行ったおり、村人がこの地蔵に参ったところ、流行り病から守られた」。病を締め出したところから「〆切り地蔵」と云う、とある。     

この地蔵の斜向いは「筑波大付属駒場中・高校」である。この脇を抜けて池尻へと急坂を下る。其処に、初めての緑道を見つけた。「目黒川緑道」とあり、下水の再生水が、疎水として流れている。おまけに鯉やザリガニまでいた。

緑道の分岐

この緑道が途中で北沢緑道・烏山緑道と分かれ、三宿方向にも続いていた。この緑道を三宿へと向い、三宿から246号線を三軒茶屋へと辿る。三茶に着く頃は、喉カラカラとなる。ビッビッビ~ル飲みた~い!症候群に陥ったが・・・。生ビールと焼き鳥の看板・匂いを一軒・ニ軒、三軒目まで、何とか耐えた。此処で飲んだら、歩く気力がなくなる。家まで後、35分~40分の道のり。

四軒目の店があれば誘惑に抗しきれなかっただろう。残念なことに商店街を抜けてしまった。野沢通りにたどり着き、自販機でジュースを一杯。何とか家に着くと3時間が経過していた。NHKからの片道ブラリ散歩、道草ばかりで長かったー。先ずは、缶ビールを一本、グッビ~。嗚呼・疲れた!

                              

                               だ!誰だ!

 日曜編は、別途。

コメント
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