8/8(日)、今日は立会川緑道から「林試の森公園」を目指そうと六時過ぎに家を出た。この公園は、かっての林業試験場跡を公園にしたもの。目黒不動尊の裏手から本町に至る大きな公園である。
先ずは、目黒通りを越え、サレジオ教会を横目に緑道の入り口へ。ここから緑道をひたすら南へと歩く。途中、原町・向原小学校を経て、どこかで左方向に向かわなくてはならない。途中の公園に季節はずれの「藤の花」を発見。何で今頃咲いているんだ?
歩いていると、緑道を何処までも進みたくなった。何処かで曲がれば、林試の森には着くだろ、と緑道を進むこととした。家を出て30~40分で西小山駅(東急目黒線)に到着。ここから更に、真っ直ぐに行くと「第二延山小学校」(通称:二延)の前に出た。
ニ延小は、十年も前に来たが、学校が立て変わったようだ。すっかり奇麗で立派な建物になっている。ここの小学生を中心にした女子ジュニアバレーボールチーム「二延マリーンズ」がある。末娘がバレーボールをやっていた頃に試合を見に来た。
そんなことを思い出しながら進んで行くと、道路標示は「立会道路」となった。
途中の公園では地元の夏祭りイベントで盆踊りが催されているのか、櫓が立ち、屋台が在る。朝のお祭り会場は、祭りの後の侘しさのようなものを感じてしまう。公園の名は判らず。
更に進むと「昭和医大」の大きな建物が見えてきた。なんと、中原街道に着いてしまった。林試の森へ行くのはここで断念する。こうなれば、中原街道を下り、洗足池を廻り大岡山を経由しようと腹を括る。(一寸、オーバーか)
昭和医大の建物をみて、就職して間もない頃にここにお見舞いに来た事を思い出す。ここが古い建物であった時代、お世話になった寺尾先生(元参議院議員・郵政大臣)が暫く入院されていた。
中原街道を下り、環七を越すと長原町となる。そして洗足池に至る。寺尾先生のご自宅は長原に在った。何度かお伺いをし、親交を頂いた。いま先生は、郷里の高知県安芸市の安芸ドーム球場に程近い墓地に眠っておられる。
散歩をしながら、遠い昔のことを思い出していた。土地・場所・時の中に其々の思い出が、人々の中に眠り・埋まっていることだろう。
洗足池は、日蓮上人が足を洗ったことからその名が付いたそうな。中原街道沿いの大きな池である。子供が小さい頃にここでボートに乗り、花見に訪れたことが思い出される。
太鼓橋
池のほとりのベンチで体操をして帰路に付く。帰りは、東京工大沿いに大岡山駅前から環七に出て、目黒区南~碑文谷のルートとする。大岡山駅前までで、2時間を要したこととなった。
大岡山商店街から一本入ったところに公園を発見。先ずは立ち寄る。公園を抜けて行くと、右手に大きな樹木のある場所がる。さては公園かと行ってみると「清水窪湧水」とあり、小さな池の端に弁財天が祀られている。先ずは、この弁財天や池に纏わる故事来歴を読み、参拝。東京の名湧水57選との標識あり。
すっかり草臥れ果てて帰宅すると、時間は2時間30分経っていた。またまた、シャワー&ビールと相成った。
午後より閑に任せて、天草を煮出して小夏とヤマモモ酒のゼリーを作る。ヤマモモは漬けたウイスキーの香りが強すぎた。