オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

山海・川の恵み・・・

2016-06-20 | Weblog

6/20(月) 午後一番のANAにて、高知から帰京。今朝の故郷は、昨日からの雨が未だつづいていた。木曜日に帰郷したが、その折も小雨だった。幸いにも翌日の金曜、土曜日と天気に恵まれた。

金曜日の午後に畑の草刈を終え、母の介護方針についてケアマネジャーと打ち合わせもできた。これで、帰省の大方の用件は済んだことになる。池の掃除は日曜日にすることにし(雨で断念)、土曜日は四月に取材で訪れた夜須町の カフェ&うつわ の「ごとごと」云う店を訪ねた。取材の御礼を兼ねた訪問であった。

                       

                           ソルダム

金・土の二日しか営業をしない店で、オーナーは 広報宣伝部時代の後輩になるIGARASHI君の奥様である。東京OB会の事務局に勤めるご主人の方とは、隔月に開催の理事会で顔を合せている。美味いコヒーと手作りのブルーベリーのチーズケーキセットを頂きながら、最近の田舎暮らしを聞いた。

蛇が出るので、周囲の草刈に気を使うこと、植えた野菜を鹿に食べられて全滅したこと。近所から野菜の差し入れや、鮎・猪肉を頂くなどと田舎暮らしらしい内容であった。

                     

百年一日の如くの母の話にうんざりしながら、夕食は従姉や親戚のKATUOを呼んでの食事会を連夜。その料理を一手に、とは云いながら毎回お馴染みのレパートリーだが。白身魚が好物の母には、安芸市の「寺尾鮮魚」で地魚の獲れたてと書いてあるのを贖う。タイ・ヒラメなどの刺身を中心に。大飯を喰うKATUOには肉類を、これに野菜が加わる。連夜、五・六種の菜を用意する。料理、これも遊びだから・・・・。

四月に苗を植えた胡瓜・茄子が成りはじて始末に困っている。トマトは未だ青い、プリンスメロンとカボチャは実を付けているが、スイカは未だ花だけのようだ。胡瓜のサラダ・酢のものを連日作り、茄子を煮る。揚げ物も必ず茄子やシシトウ・オクラを加えた。今年は気温が低くて、生育が悪いと云うが、茄子や胡瓜だけは別格か?

                          

そんな連夜の食事でKATUOに言う「鰻はどうなってんだ? ちゃんと仕掛けをしてるか」と。鮎は少ない、鰻も獲れないとしか聞かない、言わないが。土曜日の晩飯で「一種間程漬け放して置いた鰻箱を揚げたらはいっちょった」とポツリ、泥を吐いた。「二百匁ばあのがやったぜ」と。俺はニヤリと笑った・・・、よくやったとばかりに。

俺の前でゲロを吐いたと云うことは、持ってこざるを得ない。そう云うことだ・・・・・。そして翌晩、提げてきた。腹の辺りの白から背にかけて黄金色になった極上の鰻だ。大きさと言い、丁度の頃合いだ。冷蔵庫のチルドに入れておいたそうだが、未だ生きていた。昨年の夏に、KATUOから巻き上げた鰻と同じぐらいかな・・・・。

これを捌くに一苦労。何時も使っているステンレスの包丁じゃ役に立たん。数多ある母の包丁から、手頃のやつを取りだして砥石にかけた。然し、俎板が小さいのだ。悩んだが、金串で頭を俎板に打ちつけ、はみ出した胴から下は調理台の上で割いた。重さは740g、長さは76cmでありました。

                      

HIROKATUや従兄の獲った鮎を喰い、今が出盛りの「ヤマモモ」も食し、採れたての野菜と田舎暮らしを堪能した。こんなに楽しいことばかりじゃ、バチが当りそうだぜ!

                          

                           ヤマモモ

 

これから、五日ぶりの人形町パトロールとなる・・・・・。おとこは辛いのだ

  

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする