オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

春爛漫なれど・・・

2022-04-17 | 弁当

4/17(日)日曜日、今日も快晴に近い青空が。されど、朝夕に吹く風には肌寒さを感じる。気温も上がってきたそんな昼前「豆電球」に行きコーヒー。コーヒーが目的ではないが、行ったからにはコーヒーとなる。

野菜の苗が届いたので取りに来ないか、と連絡を受けたのが昨夕のこと。そんなことで苗を頂きに参じたのである。一番欲しかったスイカとキュウリの苗はなかったが、オクラ・ズッキーニ・カボチャ等を貰ってきた。

その苗を夕方に植え付けるつもりであったが、午後に従姉の旦那HIROMICHIさんと筍を掘りに行っていた時に、豆電球さんからの電話が「花見会で一杯やるので来ませんか」と誘いを受けたのだ。否応はない、応諾するのみである。

筍の方は最盛期と云うよりは伸びすぎ!。根元の方がいいのだが、根は浅くなり上へ上へと伸び盛り。そんな中から良さそうなのを選んで掘る。その良さそうな筍を探すのにひと苦労であったが。

            

掘ってきた筍を鍋にかけて茹でる準備を整えて、シャワーを浴びる。夕刻前には「豆電球」に行かなくてはならないから・・・。西陽が射す16:30前に着いて、飲み始める。初めて会う人が三人、挨拶をすると、一人の人から子供が亡父に「剣道で世話になりました」とのことであった。

            

獲ってきたと云う「牡蛎」は、小さいながらも焼牡蛎で頂いたが潮の香り一杯で美味かった。新鮮な豆ごはんやタラの芽の天婦羅、絹ザヤの卵とじなどを頂きながらの歓談。地域のこと、地元で売る鮎の値段が高すぎるとか、ウナギが捕れないのは・・・等々。

           

そんな歓談で賑やかになる中、夕闇が迫り野外での飲み会は肌寒くなって小屋に移動。家族の人たちも加わった。何時までも居座るのは主義でない。折を見計らって一足先に辞去した次第。今日も又、良い出会いの一日であった。

明日は、今日できなかった野菜の苗を植えなくては・・・。

 

昔、と云っても現役で仕事をしていた時代のこと。時々口にした言葉がある。「盗人にも三分の理と、一寸の虫にも五分の魂」である。無理筋の三分の理にも耳を傾けるか、否か。負けると解っていても筋を、意地を貫くか。そんなときの心境についてである。

ロシアのウクライナへの仕打ちを見ていて、そんな言葉を思いだすのである。爛漫の春なれど、もう一つ心晴れぬのは、そんなことが棘のように刺さる由か・・・。云えることはただ一つ、弱いものを虐めるな。である。

常に弱者であった?はずの我が身故に思うのか。或いは、至らぬ人生への反省であろうか。

 

 

 

 

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