10/31(水) 今朝は目覚まし時計に起こされる始末、珍しいといえる。大概は、5時45分にセットしてある時計が鳴る前に目覚めているのだが・・・。昨夜のご帰還は、日付変更線を越えたばかりの時間。それほど遅くはないが、滞留時間は長・短とさまざまなれど、タイプの異なる店を四軒こなしたので疲れがでたか?
この程度で疲れるようじゃ、どうしようもないぜ・・・。訪れようとする、冬の荒波さえも乗りきれない、もっと鍛えなくては。
さて、今朝のお弁当だが「煮物」「焼き物」「炒め物」のセオリーには変わりなし。昨夜も帰宅のすがら、東急ストアにて弁当用の「厚揚げ」と「牛小間」を贖い準備を整えてあった。大したものさ・・・。
煮物は、豚肉の白菜巻きと厚揚げ・シシトウの合わせ煮であった。焼き物は、自家製の鮭の粕漬け。
炒めものは、牛小間と舞茸・キャベツ・タマネギ・ピーマンの野菜炒め。肉と野菜は別々に炒めたうえで、最後にドッキングする方式を採用。中華系の味付けを目指したが・・・。
以上なので、調理時間も早かった。万端で三人の弁当が完成となった。
「奈 加 野」
この店のオヤジ(先輩であり、友達ともいえ、知り合いと云うこともある)は、昨晩はかなり酔っていた。私が三軒目となるスナックから呼び出し、店に来た時はヘロヘロの様子。それでもマイクを握ると元気になった。店仕舞いがあるからと、一時間ほどで帰ったが、寄る年波なのか、過労なのか、酔いが早い。
誰かと会う時は、概ね「奈加野」となる。それだけお気に入り、お奨めの店である。若者が多い渋谷、若者向けの店が氾濫する中で大人の店である。魚の目利きと出汁の味は、さすがに長年にわたり商売をしているだけのことがある。と、云うことで奈加野の紹介である。
渋谷・宇田川町交番を東急ハンズの方向に50mほど行った左側に入り口がある。丁度、スペイン坂を下った突き当りとなる。一階はキリンシティで、その二階に在る。板場をL字に囲むカウンター、四人から8人ほどまで座れるテーブルが6卓、掘りごたつ形式の座敷は、入り座が10人、奥の座敷は20~24人までは入るか。昔は、席待ちの客が並んだ時代もあったが・・・。
店への階段を上がると、お地蔵さんのような置物。これは、薩摩の「田圃の神様」を据えたものだそうな。これの小さな置物が店内にもあったが、何時の間にや消えた。その一つは、遥か以前に私が持ち帰ったが、我が家からも消えた。生まれた薩摩に帰ったか?
一番高い一升瓶のボトル焼酎は「伊佐美」で、8000円である。一番安い「いいちこ」で2500円かな?私は伊佐美しか飲まないので、他の値段は?である。勿論他にも720mlもあるし、日本酒も各種そろっている。この店の味が確かなことは、美食家でもある醸造学の大家「小泉武夫先生」が贔屓にされていることからも頷けよう。
後は、自分の舌で確かめようではないか、各々方。
シャケは少し酒臭いのが強かったかな、そして今日のシシトウは辛くなかったよ!
ごちそうさまでした(^-^)/
それにしても、酔わなかったか?