6/6(木) 今朝の弁当は「スキ焼風煮」をメインにして、ウインナーのソテー、万願寺と薄揚げ煮、サラダである。ご飯は、残り飯を卵だけを使ってシンプルな焼き飯にした。以上である。
詰め終えた弁当と家人を送り出すと、唯我独尊の我が世の春ならぬ初夏。今日の予定は夕方までないのだ。
残った菜で一人の朝食となるが、加えて昨夜の夕食だった掻揚と刺身(イカ・タコ・ホタテ)に味噌汁(なめこ&蕪)まで残っていた。これらをテーブルに並べると・・・。これだけの摘みが揃えばビールが欲しくなる。
ビールが俺を呼んでいる?否、俺の体がビールを呼んでいる!。と云うことで、今日も朝から一本頂く羽目になった。暇なのだ。
並んだ料理から、どれだけを食したかは想像にお任せするが、過食であったことは間違いない・・・。素浪人ながらも、飯だけは人並みに(以上か?)喰らうのである。
さて、冒頭で夕方まで予定なしと記したが、その予定とは・・・。「思いで酒場」に繋がる我が歌姫、橋本葉子さんが田町の「シェアパークカフェ&ダイニング」なる店でライブをやるとの案内を貰い、久々に義理を果たそうという次第である。
この店には毎月のように出演しているようだが、これまで一度も顔を出してない。今日は、葉子さんのご主人で故・東郷好彦さんとも親しくゴルフプレーに興じた友人のOKAZAKI氏を同伴する。
— 思い出酒場⑤ ピアノ ラウンジ 禅 —
二十代の半ば過ぎ、赤坂・東急ホテルの14階にあったBAR「マルコポーロ」に友人の案内で飲みに行った。そこで、ピアノの弾き語りをしていた葉子さんを知ったのが始まり。彼女の歌とBARの雰囲気が気に入り、随分と通った。
笑い話になるが、最初に結婚しようと思った女性にここでプロポーズとやらをし、一週間後に同じ場所でフラれた思い出のBARである。その時、葉子さんの弾き語りが流れていたかは・・・、忘却の彼方。
その店のことを知ったのは、初めて葉子さんの歌を聞いてから十年が経っていた。当時、勤務するビルは六本木に在った。勤務先に営業に見える東急系列のホテルの支配人から消息を得たのである。その支配人も、マルコ当時からの葉子さんファンと云う。
店は「禅」といい、六本木警察の裏手辺りにあると云う。当時は毎夜毎夜の残業で暇な時間は希であったが、或る夜、遅い時間ながらも聞いた辺りを店を探して歩いた。警察の隣、日東ビルの真裏に目指す「禅」を見つけることができた。
半地下へのレンガの階段を下り表のドアを入ると、中扉が内側から開けられて迎えられ、店内に入る。と奥の正面にグランドピアノが目に、ベースを弾く背高のアフリカ系らしい若い男、椅子に座ったギター弾くやせっぽちを従えた葉子さんの姿があった。
馬蹄型をした店内は、ミュージシャンを囲むようしながらも、広くてゆったりとしていた。数年ぶりに葉子さんのピアノと唄を堪能し、二枚目のご主人・東郷さんと出会った。店は深夜まで開いており、遅い仕事帰りにも二次会・三次会でも行くことができた。
かくして、六本木の夜は更け行きアルコールのメートルは上がるばかりであった・・・。
今日はここまで、続きは今夜のライブとともに改めて。
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