オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

タラの芽&筍の日々

2020-04-16 | 弁当

4/16(木)BLOGをアップするのは四日ぶりになるか!。毎日が同じことの繰り返しで記すべきこともないが、生存証明と云うことでここ二三日のことを記録する。

とは言いながら月曜日のことが、火曜日のことが思い出せない・・・。が、月曜も火曜日も筍を掘りに行ったようだ。火曜日は野菜を植える準備で畑の畝を耕したか。

そして昨日の水曜日、天気もいいので午前中からタラの芽を採取すべく我が家から30Kmも上流の馬路村魚梁瀬地区まで出掛けた。

魚梁瀬には魚梁瀬ダムがあり、湖底に沈む集落は台地に集団移住している。子供の頃に一度だけ行ったことがある。我が家の周辺にタラの芽は無くなったので山奥なら未だあるのかと思った次第。

USUI老を助手席にして安田川沿いの県道を遡った。老に目をタラの眼にしてよく見ろと言いながら、ゆっくりと切り立つ崖沿いの道路を走らせた。雑木林になった辺りにタラの樹があるも、肝心の芽は摘まれている。

何処もかしこも人の通る処は採取され、残っているのは二番芽ばかり・・・。そんな中にも、取り残したのか取れなかったのか、切り立つ崖沿いに幾つか発見できた。されどこれを採取するに一苦労!。

老は危ないから止めろと言うだけでチャレンジしない。こっちは何とか採ろうと藪をくぐり、野バラの棘もものとせず、足を滑らしながらも木の根や蔓に掴まりながら獲物に接近して長鋏を伸ばすのであった。

          

魚梁瀬ダムは珍しいロックフィル式ダムでコンクリ―トの代わりに、土石を積み上げたダムで、高さは100m以上あるとか。電源開発会社の所有である。 ダム湖の彼方に魚梁瀬の集落を臨む。

魚梁瀬はヤナセ杉で知られており、日本三大杉の一ヶ所。台風のシーズンになると雨量の多さでニュースになる。その雨量で杉が育つという自然の恵みと裏腹に苦労もあろう。この杉があったから、森林鉄道を通して木材を運搬したのだ。その頃の栄華も過去となり、森林鉄道跡は私達の散歩道になっている。

帰路は魚梁瀬から逆V字になるルートで、北川村~奈半利町に至る道を辿りながらタラの芽を探す。このルートの何カ所かで人の手が入っていないタラの芽をゲットできた。

七時間に及んだタラの芽探しを終えたが、帰宅してからが一苦労さ。タラの芽の天婦羅などつくり夕食を整えるのだから。草臥れました!。

                  

連日、タラ芽と筍が食卓を飾る。タラ芽は天ぷらや味噌炒め、筍は煮る、ソテーや揚げ物に。山の幸を堪能しているが、火曜日に北海道の友人から立派な毛ガニが届いた、二日続け気て山海の珍味が食卓を賑わしてくれた次第。

                    

 

 

 

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