オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

吊るし柿顛末&予土線の旅

2024-11-24 | 弁当

11/23(土)時計の針は中心から右へと相当右傾化しているが、気分は土曜日のまま・・・。で、今朝最後に残った渋柿(マンガン柿)十八個の皮を剥いて吊るした。これで取り寄せた渋柿の全てが吊るし柿となり、干柿になるのを待つばかりなのだが。果たして結果は如何に?。

11月6日からスターして総計439個の吊るし柿が出来たことになるが、先週までの暖かさと二日半の雨で大ピンチを迎えている。干柿には大敵のカビが発生し、その対応としてアルコール(焼酎)を吹きかけて拭いているが、残念ながらいい干柿は期待できそうにない。

昨年は十月の下旬から吊るし始めているが、今年は気温が高すぎた。今週から漸く冬の気配濃厚となったが、先週の金曜日は暑くてアロハを着たのだから。酷い気候ながら、野菜にとっては高温も雨も歓迎する。両立できないのが素人の儚さよ。

私の干柿を心待ちしている友人が居るとすれば?、申し訳ないことになりそうだ。この場で前もって申し開きする次第です。

  

                 現在はこんな状況です。

先週までに吊るした柿の色が良くない。今週に干した柿はこれからが勝負だが、来週火曜日は雨の予報。雨は干柿には最大の敵なのだ。            

干柿のことは以上にし、懸案だった柚子の収穫と柚子酢絞りは水・木で終えた。妹夫妻と姪が頑張ってくれた。収穫の方は、私が畑に着いた途端に終わった。翌日の柚子絞りも10時~16時で完了したが、今年は不作で昨年の半分くらいの収穫。絞るのは量が少ない方が楽なのだが、それでも昨年絞った量よりは若干少なかったくらい。塩入と無しの二種類で、合計ニ十升くらいですが、その殆どは誰ぞに押し付けます。

            

 

さて、予土線の旅は往路は二時間四十分、復路は二時間ニ十分。単線で途中の待ち合わせ時間の違いでした。

トイレもない一両の向かい合わせのシートでノンビリ、ゆったりとはいかないが、往復とも乗客は八人~十五人くらいと極端に少ないので楽旅。学生も勤人も利用時間帯が違うせいもあるでしょうが、赤字路線の典型のようでした。

車窓の景色は高知県側は山と川、愛媛県側に入ると平野も家々も多く、両県の様々な違いが、この景色からも実感した。

伊達家宇和島藩十万石、山内家土佐藩二十四万石といいますが、土佐は宇和島より数倍の面積がありながらも山また山の風土。四国山脈を経だて、あらゆる面で瀬戸内側とは大きな違いがある。伊予の国の西端、伊達家の分家、宇和島とも違いを感じる次第。

午後四時、宇和島駅に降り立ち「これからどうしようか?」と。目の前に宇和島城の天守閣を垣間見たので、近そうだがタクシーで港を廻って城へと云うことに。ものの十分で大手門の前で下車。

                 

高知城の大手門の壮大さ、天守のスケールに比べると可愛く思える規模の城ながら、小高い城山の石段を上がるのに二人ともへばった。夕刻で閉門時間が迫っていたが、天守下の広場から見る宇和島湾の夕景が美しかった。

夕食はカドヤなる郷土料理店に入り、郷土料理の定番と云う「鯛めし御膳」を頂き、ビールとお酒を少々で切り上げた。

 

翌日は、やる事もなしで市場と云うかショッピングセンター?というか、港に隣接した「きさい広場」なる市場で買い物をし、コーヒーを飲んで駅へ。

十二時十八分発の窪川駅行に乗車した。発車時には十五人ほどの乗客だったが、県境を越える時には往路と同じく八人の乗客になっていた。二十駅ほどあるが全て無人駅。行き違いで停車時間が長い駅でトイレに行くという塩梅で、江川崎駅(高知の山の中、二年前かな最高気温を記録したことで知られる)では、私以外は全員がホームから出て行った。

             

車窓の風景の見どころは、高知県側の四万十川沿いを走る景色くらいだった。眼下に見下ろす川に「沈下橋」が出現すると、四万十川&高知県と思えばいいだろう。

短い旅?ながら、妙に草臥れていた。翌日の柚子の収穫と柚子酢絞りに影響したかもしれない。

 

干柿作りの今後は管理作業だけ。そこで、今日からは芋掘りと生姜収穫をはじめている。大した量ではないが、田圃畑は何かと厄介が付きまとうのであります!。

 

 

 

 

 

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