オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

命日、なれど・・・

2024-11-18 | 弁当

11/18(月)今日は亡父の命日。平成24年の正午頃、心臓術後の翌日に入院していた病院で急逝した。数年後、心臓手術では世界一ともいわれる先生にこの話をすると「手術の失敗ですね」と、即座に言われた。

「手術の成功率は98%以上ですので安心してください」との事前説明があったが、極めて低い確率の方になった。

今日は冥福を祈り弔う一日ではあるが・・・。同級生の川村君と二人で高知県の西部、窪川駅から愛媛県宇和島市まで運行されている、JR予土線に乗車する小旅行に行く。二ヶ月ほどまえ、川村君と歓談した折に予土線乗車が決まり、日程は彼に任せていた。

今日の出発となったのは偏に私のスケジュールによる。友人たちの来高、柚子の収穫、干柿作り等々の合間をぬって、二週間前に決まった次第。

予土線の運行スケジュールを調べると、なんと一日に四本しかなかった。午前二便、午後二便であった。午後一時半ごろに出る便で行くことにした。窪川までは川村君の車で行くことになり、彼が九時過ぎに迎えに来る。

ローカル線のゆるゆるとした小旅行、どんな景色・風景に出会えるかな・・・。

 

さて、土曜日は前日に高知市内での仕事を終えた落合君を9:37分に安田駅で迎えた。生憎の小雨ながら、大心劇場~室戸岬と駆け足で巡り、我が家にも一瞬立ち寄った。午後、12:30分高知空港着の雨宮さんを十五分待たせたが合流。

二人を岩崎弥太郎邸跡に案内してから、安芸駅で帰京する落合君を送った。メリーガーデンで雨宮さんと軽いランチ。駐車場は売り出し中のパンジーで半分ほど埋まっている。

                

雨宮さんはここのサボテンハウスが気にいったようだし、ランチを摂るテラスからの景色にも喜んでくれた。因みに、雨宮さんは土佐くろしお鉄道各駅のキャラクターを制作した「やなせたかし」さんの、やなせスタジオのスタッフで、アンパンマン財団の主催するコンテスト審査員としての来高。

ナチュラル社時代のスタッフ、青木君からの依頼で、空港から夕刻に始まる懇親会までの時間を案内することになったのである。勿論、東京時代のベッタラ市で何度か顔を合せているが会話をした記憶はない。共通の話題は、料理研究の神先生と青木君である。

青木君から勧められたというので、再度「大心劇場」の小松秀吉さんに連絡。劇場を見せて頂いた上に、即興の唄まで披露してもらった。ありがとうございます。

                   

川岸から見る景色に「癒される」とのこと。私には見慣れた何の変哲もない田舎の風景が、出身地の笛吹市とはまた違うとのことである。

夕闇迫る時刻ながら、少しは見れるかと隣村の「モネの庭」へと。行ってみると、夜間開園をしているとのことで入場料は割増ながら入園できた。丁度、スタッフが池に入ってランタンの灯りを配置している処であった。

               

以前にモネの庭をモチーフに、ごめん奈半利線駅のマスコット提案したことがあるとのこと。雨宮さんにとっては、高知県東部地方はごめん奈半利線を中心に仕事柄の因縁が深いようであった。

急ぎ足ながら、懇親会の始まるという時刻前に土佐山田町の料亭に送り届け、青木君への義理を果たしたが・・・、奴からしたら当然のことくらいの認識であろうな。

とは云いながら、移動中に車内で交わした雨宮さんとの会話は尽きなかった。特に面白かったのが「干柿作り」であった。彼女も、山梨の実家で吊るし柿を作るそうだが、今年は天候の所為か全部ダメになったとか。山梨には百目柿と云う、とても大きくて、入手困難ないい柿があるのだ。

私の吊るし柿も風前の灯、この暖かさと雨でこれまでに吊るした柿はヘタ落ち、黴が発生した。今週から気温が下がるとの予報なので、未だ箱に置いたままの柿に期待するしかないようだ…、残念!。

 

 

 

 

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