第2部:天使と悪霊を区別できますか?
A.天使の忠告
天の聖なる御使いたちは、悪魔の霊がはびこるこの世界で、人々が欺かれる姿を見ながら、とても残念がっていることでしょう。もしかしたら天使たちは、人々が悪霊によってだまされる姿を見ておれず、次のように忠告するのではないでしょうか?
☆ 天使の忠告
①.欺瞞の始まりを知りなさい
現在、キリストに従うという人々の中で、多くの人が私たち天使について間違った理解を持っています。このような状態に、天使たちは心を痛めています。人々が天使について誤解をしたのは、死と霊魂について、間違って教えられたことから始まっています。人間の肉体は死んでも魂は不滅だというサタンの教えが、中世の宗教暗黒時代の間に、サタンの代理人となった人間を通して、教会の中へ徐々に入って来ました。
「生きている者は死ぬべき事を知っている。しかし死者は何事をも知らない、また、もはや報いを受けることもない。その記憶に残る事がらさえも、ついに忘れられる」(伝道の書 9:5)という聖書の明白な真理があるにも関わらず、あるクリスチャンたちは天使を死者の霊と誤解しています。人間世界で死が存在する以前から、すでに天使たちが存在していたにも関わらず、ある人々は人が死んだら天使になると信じています。
天使を死者の魂と信じる人々は、悪霊たちの欺瞞を、扉を全開にして待ち構えていることとなります。そのような人はサタンの悪霊が死者の姿で自分の目の前に現れた時、その悪霊を喜んで迎え入れる土台を持っているのです!