また、申命記18章9-14節とレビ記20章6,27節には、占いをする者や易者、魔法使い、口寄せなどを、石で撃ち殺さなければならないと言われているのに、神様の僕であったサムエルが巫女を通してサウル王と話をするでしょうか?とうていありえないことです。詩篇146篇4節には、人が死ぬと土へ帰り、その日に全てが消滅すると言っており、伝道の書9章5節でも死者は何も知らないと教えています。ヨブ記7章9,10節は「雲が消えて、なくなるように、陰府に下る者は上がって来ることがない。彼は再びその家に帰らず、彼の所も、もはや彼を認めない」と言われているのです!
カトリック教国などでは、時々、イエスの母マリヤが人々の前に現れ、教えを与えたり、不思議な現象が起きたというようなことが報告されたりします。そうしたことは、神様の御言葉とは一致しません。エノクやエリヤは生きて昇天したと聖書は教えています。またモーセは復活して、神様が彼を天へ連れて行かれました。そのため聖書では、エリヤとモーセが変貌の山に現れ、イエス様と対話する場面を弟子たちが目撃したと聖書は言っています。
しかし、聖書のどこにもイエスの母であるマリヤが復活したとか、昇天したという聖書の言葉を見つけることが出来ません。ですから、現在、世界のいくつかの場所で起きているマリヤの出現や啓示などは、全く神様とは関係がないという結論を下さなければなりません。悪魔は先に、聖書的ではない誤った教えを教会に受け入れさせ、その後、誤りを信じる人たちに超自然的な現象や、天使の姿、聖母マリヤ、または死者の霊などの姿で現れて、人々を惑わしているのです。
私たちは、聖書の言葉という真理を土台として、その上にしっかりと信仰を築き上げ、この最後の時代に洪水のように押し寄せてくるサタンの偽りと惑わしに、だまされないようにしましょう。(完)
【ご覧いただいた皆様の上に神様の恵みと平安がありますように。なお19日から22日までブログはお休みとなります。また23日に再開予定です。よろしくお願いいたします】。