やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

頼成の森のキノコ(160)ワタゲナラタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-05 06:29:23 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ワタゲナラタケは、初秋に、雑木林地上や林道脇の草地などに単生または少数束生するキシメジ科ナラタケ属の小型~中型のキノコです。「傘」は初め半球形でのちに丸山形、表面は淡橙褐色~茶褐色、暗褐色のやわらかい綿毛状~繊維状の脱落しやすい鱗片を散在しています。「ひだ」は帯淡褐白でやや疎です。「柄」は淡褐白色、繊維状、消失性の「つば」があります(『カラー版きのこ図鑑』参照) 


《ワタゲナラタケ 2010/10/15》


《ワタゲナラタケ 2010/10/15》

※ 今回(160回)で、2009年4月から2011年3月にかけて県民公園頼成の森で見かけ写真に採っていたキノコの紹介は終わりです。頼成の森には、まだこの数倍以上のキノコが生育していると思います。このブログが頼成の森のキノコを知る足掛かりになれば、幸いです。

  この頼成の森のキノコ以外にも、以前に撮りため、まだブログなどで紹介していないものがいくつかあります。脳梗塞後遺症のため思うように動かせない老齢化が進む身体の持ち主としては、データとしては新しくありませんが記録としては一定の意味があると思いますので、これらを折を見て紹介していきたいと思います。(ただ、今となれば、引っ越しの際、数100本あった4年かけて写した立山の自然のスライドフィルムを処分してしまったのが、心残りです…。)

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頼成の森のキノコ(159)ワサビカレバタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-04 03:32:58 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ワサビカレバタケは、~秋にかけて、林内に発生し枯葉を分解するキシメジ科モリノカレバタケ属の小型のキノコです。「傘」は径1.5~3.5㎝、生長するとほぼ平に開きます。表面にはやや不規則な放射状のしわがあり、なめし皮色で乾けば淡色になります。「ひだ」は淡灰黄色~淡褐色で疎です。「柄」は傘より淡色で中実、下半部は淡黄色の密毛に包まれフェルト状で、基部はやや曲がります。全体、特にひだに辛みがあります。(『山渓カラー名鑑日本のきのこ』参照)


《ワサビカレバタケ 2009/09/04》


《ワサビカレバタケ 2009/09/04》

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頼成の森のキノコ(158)ワサビタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-03 04:08:33 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ワサビタケは、~秋にかけて、広葉樹の切株、枯枝に多数重生するキシメジ科ワサビタケの小型のキノコです。全体が扇形~腎臓形で、「傘」表面は淡黄褐色~淡肉桂色で微毛を密生し、縁部は強く内に巻きます。「ひだ」は直生で幅狭く密、互いに脈状に連絡します。「柄」は短く、傘の側方につきます。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ワサビタケ 2009/12/26》


《ワサビタケ 2009/12/26》

※ 昨日(2019/04/02)は4月に入ったというのに、真冬並みの雪が降りました。雪は今日の午前中まで降るとの予想が出ており、今日予約してあるスノータイヤの交換をどうしようかと思案しています。

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頼成の森のキノコ(157)ヤマドリタケモドキ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-02 04:10:31 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ヤマドリタケモドキは、~秋にかけて、ブナ科の広葉樹林またはアカマツ・コナラの混交林内地上に発生するイグチ科ヤマドリタケの中型~大型のキノコです。「傘」ははじめ半球状、のち平板状に開き、色は黄褐色~オリーブ黄褐色で、表面はビロード状です。「柄」は中実で淡褐色~灰褐色、棍棒状で下部にかけて膨らみ、全面に白色の網状紋が認められます。傘ならびに柄の「肉」は白色で、空気にふれても変色しません。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ヤマドリタケモドキ 2009/08/03》


《ヤマドリタケモドキ 2009/08/03》

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頼成の森のキノコ(156)モリノカレバタケ属の一種(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-01 06:05:16 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

モリノカレバタケ属は、キシメジ科のキノコです。「傘」の中央部はへそ状に窪むことなく、縁部は幼時に内側に巻きます。「ひだ」は垂生しません。(『山渓カラー名鑑日本のきのこ』参照)


《モリノカレバタケ属の一種 2009/07/22》 


《モリノカレバタケ属の一種 2009/07/22》 


《モリノカレバタケ属の一種 2009/09/04》 


《モリノカレバタケ属の一種 2009/09/04》  


《モリノカレバタケ属の一種 2010/09/15》 


モリノカレバタケ属の一種 2010/09/15》

※ 朝起きて、カレンダーを1枚めくり、新しい月のページにしました。ほんとうに月日の経つのは早いもので、何もしないうちに今年も1/3が過ぎてしまいました。
  紹介する記事のない冬の穴埋めに始めた『頼成の森のキノコ』も今回で156回、あと数種で終わります。4月中にはけりをつけたいと思っています。

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頼成の森のキノコ(155)モミタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-31 10:39:01 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

モミタケは、夏~秋にかけて、エゾマツ、アカマツなどの針葉樹の林地に群生し、ときに菌輪を描くキシメジ科モミタケ属の大型、菌根生のキノコです。「傘」の径は8~20㎝、幼時は半球形で縁部が強く内側に巻き、のち、饅頭形から平に開き、やがて縁部が反り返ります。表面は平滑で灰白色、のち灰褐色になります。「柄」は長さ10~20㎝で充実し、中ほどがしばしば太くなり、根元は急に細まります。「つば」は二重で膜質、やや永続性があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《モミタケ 2010/10/10》


《モミタケ 2010/10/10》

※ 昨日(2019/03/30)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。 

   1 『フィールドガイド身近な昆虫識別図鑑』(海野和男著)
   2 『みんなの家しごと日記』(SE編集部編)

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頼成の森のキノコ(154)ムラサキナギナタタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-17 04:20:57 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ムラサキナギナタタケは、夏~秋にかけて、針葉樹(主にマツ)林内の地上に束状に叢生(まれに群生もしくは単生)するシロソウメンタケ科シロソウメンタケ属のキノコです。「子実体」は平たい棒状~円筒状、高さ3~12㎝、淡紫色~灰紫色です。「柄」は明確で、基部に白い長軟毛があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ムラサキナギナタタケ 2010/10/02》 

※ 昨日(2019/03/16)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。 

   1 『向田邦子全集新版①』(向田邦子著)
   2 『上高地・乗鞍・白骨・奥飛騨温泉郷』(るるぶ)
  
 3 『堀文子トスカーナのスケッチ帳』(堀文子著)
   4 『僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない』(ジョージ・チャムほか著)
   5 『文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!』(西成活裕著)

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頼成の森のキノコ(153)ムササビタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-15 04:21:00 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ムササビタケは、初夏~初冬にかけて、広葉樹の朽ち木に束生~群生するヒトヨタケ科ナヨタケの小型~中型のキノコです。「傘」は、半球形~平に開き、濃赤褐色で乾くと淡黄土色、湿った時には条線があり、縁部に被膜のなごりがあります。「ひだ」は淡灰褐色で後に暗褐色、縁部は白色で密、直生します。「柄」は白色~黄褐色で、光沢があり、中空です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ムササビタケ 2009/12/24》


《ムササビタケ 2009/12/24》 


《ムササビタケ 2010/09/29》 

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頼成の森のキノコ(152)ミドリニガイグチ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-14 04:03:48 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ミドリニガイグチは、夏~秋にかけて、アカマツ・コナラ林などに発生するイグチ科ニガイグチの中型のキノコです。「傘」はオリーブ色~オリーブ黄色、「柄」は淡黄色で、中央以下は紅色を帯び、個体によっては不完全な網状紋があったり、柄の基部が鮮黄色のものもあります。「肉」は淡黄色で変色性はなく、「管孔」は淡紅色です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ミドリニガイグチ 2009/07/22》


《ミドリニガイグチ 2009/07/22》

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頼成の森のキノコ(151)ミドリスギタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-13 04:25:47 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ミドリスギタケは、春~秋にかけて、針葉樹、広葉樹の朽ち木上に単生~群生するフウセンタケ科チャツムタケ属の中型のキノコです。「傘」は赤褐色~黄褐色、紫褐色、ときには青色の染みをつけ、生長すると小鱗片を生じます。「ひだ」は淡黄土色から明るいさび褐色になり、やや密で、直生~上生します。「肉」は淡黄色、苦みがあります。「柄」は傘より淡色で、繊維状、淡黄色の膜質の「つば」があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ミドリスギタケ 2010/10/22》


《ミドリスギタケ 2010/10/22》 

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頼成の森のキノコ(150)ミイロウスタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-12 04:51:08 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ミイロウスタケは、秋に、ブナ科の広葉樹林や亜高山帯の針葉樹林に群生または2~3本叢生するアンズタケ科アンズタケ属の小型~中型のキノコです。「子実体」は漏斗型で中央の窪みは柄の基部に達し、表面は黄茶色~淡黄土色です。「柄」はレモン色で中空です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ミイロウスタケ 2010/10/07》


《ミイロウスタケ 2010/10/07》

※ 先日、森記念秋水美術館で開催中の『「小磯良平展」人物画への飽くなき探求』を見てきました。美術館のHPには、「小磯良平は神戸を拠点に活躍した、昭和期を代表する洋画家です。没後30年を迎え…北陸ではあまり紹介される機会のなかった小磯良平作品ですが、このたび姫路市立美術館から小磯の画業の軌跡をたどる油彩画コレクションを借用し、公開の運びとなりました。また当館からも、小磯作品のなかでも人気の高い版画と素描のコレクションを初公開いたします。」と紹介されていました。小さな個人美術館なので、展示されていたのは「紫のガウンの人形B」(リトグラフ・紙)「少女像(Ⅳ)」(エッチング・紙)「正面向きの女」(鉛筆・紙)「腰かける女」(鉛筆・紙)「腰かける女」(鉛筆・紙)「和服の婦人像」(油彩・布)「男の肖像」(油彩・布)「窓」(油彩・布)の8点でした。残念ながら、実物を一度見てみたいと思っていた絵はありませんでした。
  その絵は、実家の居間に額に入れて掛けてあった若い女性の肖像画でした。何かの印刷物でしたが、なぜ両親がそこに掛けていたのかは気にもしていませんでしたし、よくわかりません。ただ、小磯良平の名前とその絵のことは気になっていたので、これが今回の展示会に出かけたきっかけだったと思います。
  ここまできたので、図書館から『小磯良平全作品集』を借出して、探してみました。ありました、「D嬢の像」(油彩・布)1962年。人気の作品らしく1971年からいろいろな展示会に出展されていました。

《ウェブサイト『北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ』より》   

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頼成の森のキノコ(149)ミイロアミタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-11 16:02:57 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ミイロアミタケは、夏~秋にかけて、広葉樹の枯木上に発生するサルノコシカケ科チャミダレアミタケ属の大型のキノコです。「子実体」は無柄、「傘」は半円形です。傘表面には初め微毛がありますが後に無毛、灰褐色・暗褐色・黒色など顕著な環紋が現れます。白色腐朽を起こします。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ミイロアミタケ 2010/03/18》


《ミイロアミタケ 2010/03/18》

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頼成の森のキノコ(147)マツオウジ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-08 04:00:12 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

マツオウジは、春~初夏にかけて、針葉樹材上に発生するヒラタケ科マツオウジ属の中型のキノコです。「傘」は饅頭形~平ら、表面は淡黄色~淡褐色で、褐色の圧着した鱗片があります。「ひだ」は垂生し、白色、鋸歯状です。「柄」には傘と同色の鱗片があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《マツオウジ 2010/08/06》


《マツオウジ 2010/08/06》 

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頼成の森のキノコ(146)ボタンイボタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-07 03:32:48 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ボタンイボタケ夏~秋にかけて、マツの混生林地上に群生するイボタケ科イボタケ属の中型~大型のキノコです。「子実体」は扇状の「傘」が牡丹の花状に重なり、内側は橙黄色、表面の大部分は白茶色です。肉質は柔らかい革質で、乾燥すると強い漢方薬臭がします。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ボタンイボタケ 2009/08/03》


《ボタンイボタケ 2009/08/03》

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頼成の森のキノコ(145)ホコリタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-03-05 03:44:54 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います(五十音順)。なお、ここで紹介するキノコのほとんどは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定していただきました。

ホコリタケ夏~秋にかけて、各種の林内および道端地上に群生するホコリタケ科ホコリタケ属の腹菌類の中型キノコです。「子実体」は擬宝珠形で、胞子を形成する球形の頭部(基本体)と胞子を形成しない無性基部からできています。外皮の頂部には、円錐状~いぼ状の刺が密にあり、成熟すると孔口が開きます。(『カラー版きのこ図鑑』参照)


《ホコリタケ 2010/10/10》


《ホコリタケ 2010/10/10》

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