ふるさと自然公園で(今年最後となるだろう)花見のピクニックをした後、昔、白鳥の飛来で有名だった田尻池に立ち寄りました。
田尻池は、〈池干し〉が始まっていて、水鳥の姿は全く見当たりませんでした。
田尻池のそばの草地にハシボソガラスの親子がいて、子が親に餌をねだっていました(と、見た瞬間に思い込んでしまいました)。近くの木にはカラスの巣もあり、そこから巣立ったカラスのような気がしました。
でも、よく考えると、ハシボソガラスの「産卵期は4月頃で、1回に3-5個の卵を産む。主にメスが抱卵し、その間オスはメスに餌を運ぶ。抱卵日数は約20日。雛に対する給餌は雌雄共同で行い、雛は孵化後約1か月で巣立つ。」(植え替えウェブサイト『ウィキペディア』)ことからすると、巣立ちは5月下旬ころからになります。
繁殖期には、。♂は♀に様々な食べ物や水を飲ませる等の求愛行動を頻繁に行うようなので、今回見かけたのも、求愛給餌だったのではないかと思います。
ハシボソガラスと断定していますが、いつまでたってもハシブトガラスと自信をもって区別することができません。両者のつぎのような一般的な区別点は、理解しているつもりなのですが…。
体 ハシブトガラスのほうが大きい
くちばし ハシブトガラスのくちばしは山なりに湾曲する
おでこ ハシブトガラスのほうが大きい
鳴き声 ハシブトガラスは「カァー、アー」、ハシボソガラスは「ガァー,グワーッ」

《ハシボソガラスの親子2025/04/09》

《親に餌をねだっているハシボソガラスの子 2025/04/09》

《ハシボソガラスの巣 2025/04/09》

《池干しが始まり水鳥がまったくいない田尻池 2025/04/09》

《オオハクチョウなどたくさんの水鳥が越冬していた頃の田尻池 1993/01/23》
※ 市立図書館から4月12日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)。
1 『野鳥図鑑(増補改訂版)ーぱっと見分け観察を楽しむー』(石田光史・著)
2 『哀しみを撃て』(浅井慎平・著)
3 『通り過ぎた町』(浅井慎平・著)
4 『しごとばー東京スカイツリーー』(鈴木のりたけ・著)