やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

アカヘリサシガメ(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2019-05-31 13:14:29 | 昆虫類

猿倉山への急な車道を、側溝にオサムシなどが落ちていないいかと探しながら歩いていると、側溝の壁にサシガメがとまっていました。翅が半開きなので、どこからか飛んできてとまったばかりだと思います。

『日本の昆虫1400①』で調べると、アカヘリサシガメのようです。アカヘリサシガメは、その名のとおり、前胸背板後半と腹部が赤く縁どられるサシガメです。


《側溝の壁にとまっていたアカヘリサシガメ 2019/05/29》 


《側溝の壁にとまっていたアカヘリサシガメ 2019/05/29》 

※ 昨日は天気が良く立山連峰もきれいに見えたので、夕方になって、近くを自転車で30分ほど散歩(?)しました。早苗の植わった田圃を前景に残雪が残る立山連峰を写真に撮りましたが、腕がいまいちで、肉眼で見たような素晴らしさや迫力は出せていません。20年ほど前には立山の室堂平(標高2,450m)で4年間生活、この時期はいつも雪焼けで真っ黒になっていましたので、感慨もひとしおです。


《富山市南部の水田地帯から眺める立山連峰 2019/05/30》

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ミイデラゴミムシ(割山森林公園「天湖森」/富山市[細入村]割山)

2019-05-30 15:11:33 | 昆虫類

天湖森の池の周りの林の中の歩道を歩いていると、ミイデラゴミムシが前を横切りました。

これはチャンスとばかり、後先を考えず、慌てて手で抑えました(ミイデラゴミムシは「ヘヒリムシ」の別名のとおり、外敵に襲われたりすると腹部末端から霧状の分泌液を分散させるそうですが、幸いこのときはこの噴射を受けなかったと思います)。そして、この日のために準備していたプラスチックケースをかぶせ、しばらくして動き回らなくなった時点でケースをはずし、すばやく自然風の写真を撮りました(「やらせ」です)。写真の確認などをしていると、いつの間にかミイデラゴミムシはいなくなっていました。

この撮影方法は、地上の虫にはなかなかうまくいきそうです。

ミイデラゴミムシについては、『山渓フィールドブックス⑬』を参考にしました。


《地上を徘徊していたミイデラゴミムシ 2019/05/29》


《地上を徘徊していたミイデラゴミムシ 2019/05/29》


《昆虫を一時的に静かにさせるプラスチックケース 2019/05/29》

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ヨモギエダシャク(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2019-05-29 03:37:43 | 昆虫類

太い幹の木があると、「何かとまっていないか?」と気になって探すのが癖になっています。でも、ほとんどは空振りです。

この日は、用水沿いのソメイヨシノの並木で、もうそろそろオニヤンマが羽化しないかと羽化殻を探していると、幹に蛾(エダシャクの仲間)が張り付くようにとまっているのを見つけました。

写した写真をもとに、手近にある図鑑などで調べましたが、同じような大きさ、模様のものが多くてお手上げです。

ときどき教えてもらっているウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2/新・蛾像掲示板』で助言してもらいました。ヨモギエダシャクではないかとのこと。同上サイトによると、ヨモギエダシャクは「個体変異が強い種。…他の地味系エダシャクとは微妙に違いがある。前翅の形に特徴があり、僅かな差だが、他の地味系(cleora属,hypomecis属)などよりも若干細長い傾向がある。この前翅の形が第一印象に直結する一つの要素。」とありました。

むかし、昆虫に詳しかった高校時代の友達にある蛾の名前を尋ねたとき、「蛾とカミキリムシには手を出さない方がいいよ」と助言されたことを思い出しました。そのとおりでした…。


《サクラの幹にとまっていたヨモギエダシャク 2019/05/26》


《サクラの幹にとまっていたヨモギエダシャク 2019/05/26》

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セグロアシナガバチ(営巣その②)(富山市)

2019-05-28 11:33:30 | 昆虫類

テラス横に植えてあるモッコウバラの花殻を整理していて、アシナガバチの巣があることに気づきました。セグロアシナガバチです。育房は17個あり、卵が産み付けられていました。

2019/05/19にこのテラスの屋根裏にあったセグロアシナガバチの巣(育房は27個)を除去していますので(2019/05/20のブログで紹介)、ひょっとすると同じハチかなとも思いましたが、除去してから5日ほどでこんな巣が作れるのかとも思います。https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/f4257d6f2a554d03a9adae866bef7849

ともかく、巣が大きくなって家族が刺されるとたいへんなので、かわいそうですが除去しました。女王バチは処分していないので、またどこかで巣を作りそうです。


モッコウバラの茂みの中で営巣していたセグロアシナガバチ 2019/05/24》 


《モッコウバラの茂みの中で営巣していたセグロアシナガバチ 2019/05/24》


《モッコウバラの茂みの中で営巣していたセグロアシナガバチの巣 2019/05/24》 

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ヒラタクワガタ(♂)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2019-05-27 08:59:34 | 昆虫類

2019/05/22のブログで紹介した同じ木の幹の隙間に、前回のコクワガタとは少し違うシルエットが見えました。細い枝で隙間から追い出すと、ヒラタクワガタの♂でした。https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/f13e186182042e14298959d995d145f7

樹液はまだ出ていないのか、私の(加齢により老化した、かっては自慢の)嗅覚では感知できません。


《幹の隙間に潜んでいたヒラタクワガタ♂ 2019/05/26》 


《幹の隙間に潜んでいたヒラタクワガタ♂ 2019/05/26》

※ 富山でも、5月というのに連日真夏並みの猛暑が続き、野外の徘徊を自粛しています。

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ムモンホソアシナガバチ(営巣)(立山山麓/富山市[大山町]本宮)

2019-05-26 06:33:50 | 昆虫類

久しぶりに立山山麓家族旅行村の園路を歩いていると、ホソアシナガバチが路傍の葉裏に飛び込みました。そっと覗いてみると葉裏に巣を作っていました。頭楯に暗色の縦帯がないので、ムモンホソアシナガバチです。


《路傍の葉裏で営巣していたムモンホソアシナガバチ 2019/05/24》 


《路傍の葉裏で営巣していたムモンホソアシナガバチ 2019/05/24》 


《路傍の葉裏で営巣していたムモンホソアシナガバチ(頭楯に暗色の縦帯がありません)2019/05/24》 

※ 2019/05/25に、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。 

   1 『金澤祥子ー伝説のダウン症の書家ー』(金澤祥子書・金澤泰子文)
   2 『百寺巡礼(ガイド版)(第三巻京都Ⅰ)』(五木寛之著)
   3 『百寺巡礼(ガイド版)(第九巻京都Ⅱ)』(五木寛之著)
   4 『肝、焼ける』(朝倉かすみ著)
   5 『ツバキ文具店』(小川糸著)

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コトラガ(立山山麓/富山市[大山町]本宮)

2019-05-25 04:03:37 | 昆虫類

家族旅行村のそばにある喫茶店のテラスで、風に吹かれ庭を見ながら妻と二人、カレーライスを食べていました。このあたりは、昔、担当していた仕事の関係でよくきたところです。しかし、この喫茶店にはいったのは、2018/10/25が初めてです。
https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/57d7e250ace578ee9173c721d6953c71

カレーライスが出る前に、(何かいないか?)と庭をひと廻り。虫の姿はあまりありません。

カレーライスを食べながら満開のウツギの白い花を見ていると、ウスバシロチョウがまわりを飛んでいますがとまりそうな雰囲気はありません。でも、「とまるかも知れない」と食事途中にウツギの花のそばへ。なにか黒っぽいものが群れ咲く花の奥の方にいます。がまんして様子を見ていると、黒字にオレンジ色の模様が鮮やかな鱗翅目の虫が見えるところに出てきて蜜を吸い始めました。チョウではなく、昼行性のガ(蛾)です。なかなか翅を開いてくれませんが、なんとか数枚写しました。

帰宅して、ポケット図鑑(『日本の昆虫1400①』)を眺めました。最初はトラガと思いましたが、よく見ると前翅の後角付近に黄白色の斑紋がないことなどから、コトラガとわかりました。幼虫は、ブドウ科のヤブガラシやヤマブドウを食べるようです。


《ウツギの花の蜜を吸うコトラガ 2019/05/24》


《ウツギの花の蜜を吸うコトラガ 2019/05/24》


《ウツギの花の蜜を吸うコトラガ 2019/05/24》

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ヒオドシチョウ(終齢幼虫)(蛹化)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2019-05-24 04:04:34 | 昆虫類

2019/05/12のブログで紹介したヒオドシチョウの幼虫の群れは、2019/05/16には枝にぶら下がった数頭の死体を除いてはいなくなってしまっていました。薬剤散布によるものか、病気感染によるものか、わかりません。https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/1d19cfb28157ed443559cac106101be7 

その後も、そのエノキの傍を通るたびに気にしていると、2019/05/20に1頭のヒオドシチョウの終齢幼虫がエノキの幹を降りているのを見つけました。蛹化場所を探しているに違いありません(後日このエノキをよく見ると、ほかにもいくつか枝先の葉が食べられていたので、産み付けられた卵塊がほかにもあったのだと思います)。自宅に持ち帰って蛹化、羽化させることにしました。

自宅で飼育を始めたヒオドシチョウの終齢幼虫は、いっしょにいれておいたエノキの若葉を食べることなく、2019/05/21の午後3時ころに前蛹になっていることに気づきました。

翌日(2019/05/22)、妻が前蛹がしきりに動いているよと言ってくれたのに他のことをしていると、その1時間後、午後3時すぎに蛹化殻が落ちているのに気づきました。蛹化していたのです(前蛹になってから蛹化するまでほぼ1日でした)。せっかくの蛹化のダイナミックな瞬間を見逃してしまいました。

今度は、羽化の瞬間を見逃さないようにしようと蛹をときどき眺めています。


《薬剤散布?で死んでいたヒオドシチョウの幼虫 2019/05/16》


《エノキの幹を降りるヒオドシチョウの終齢幼虫 2019/05/20》 


《エノキの幹を降りるヒオドシチョウの終齢幼虫 2019/05/20》


《前蛹となったヒオドシチョウ 2019/05/21》 


《蛹化したヒオドシチョウ 2019/05/22》


《ヒオドシチョウの蛹化殻 2019/05/22》 

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ヒメスギカミキリ(富山市[山田村]鎌倉)

2019-05-23 13:49:08 | 昆虫類

路傍に集積されたスギの丸太の上を、ヒメスギカミキリが這いまわっていました。カミキリムシといえばゴマダラカミキリやシロスジカミキリなどのイメージしかなかったとき、初めて見た飛び回るヒメスギカミキリ(体長7~12mm)はまるでハエか何かのようでした。

隣にはケヤキなど広葉樹の丸太もありましたが、何もみつかりませんでした。


《ヒメスギカミキリが這いまわっていたスギ丸太 2019/05/10》


スギ丸太の上を這いまるヒメスギカミキリ 2019/05/10》

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コクワガタ(♂)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2019-05-22 03:47:10 | 昆虫類

毎年クワガタやカブトムシなどがやってくる木があります。気になるので、公園に出かけたときは冬でも覗いてみるのがくせになっています。

この日、今年になって初めて、幹の隙間に2頭の♂のクワガタムシの影がありました。樹液はまだ出ていませんが、いよいよクワガタムシの季節の到来のようです。

細い枝で隙間から追い出すと、コクワガタの♂でした。枯木の中でなく、土の中で冬眠していたのでしょうか?翅に土がついていました。


《幹の隙間に潜んでいたコクワガタ♂2頭 2019/05/18》


《幹の隙間に潜んでいたコクワガタ♂ 2019/05/18》


《幹の隙間に潜んでいたコクワガタ♂ 2019/05/18》

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ハルゼミ(羽化殻)(鳴き声)(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2019-05-21 03:40:22 | 昆虫類

手軽に生きものたちに出会える場所はやはり限られ、同じ場所を季節を替え、時間帯を替え何度も訪れます(これが自分のフィールドなのでしょうか?)。自然の地形をほとんどそのまま利用した立山町の樹木園も、そのうちの一つです。

入口近くの池の周りでトンボを見ていると、近くでハルゼミの鳴き声が聞こえてきました。鳴き声のしたあたりのアカマツの幹を数本探して、羽化殻を1個だけ見つけました。成虫は見つかりませんでした。

なお、3日前(2019/05/16)にも、猿倉山でハルゼミの鳴き声を聞いています。もうハルゼミの季節になりました‼


《アカマツの幹に残っていたハルゼミの羽化殻 2019/05/19》 

※ ハルゼミの姿はなかなか見つけられないので、以前見たハルゼミの写真を紹介します。県中央部の丘陵地帯の林の中にあった事務所は、窓の前に10本ほどのアカマツが残っており、5月の半ばになるとハルゼミが鳴きだします。鳴き声が聞こえるたびに外へ出て、鳴き声を目当てにアカマツの幹や枝を探しましたが、勤めている2年の間に鳴いているハルゼミを見つけたのは数度しかありませんでした。


《アカマツの幹で羽化したハルゼミ 2009/05/13》 

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セグロアシナガバチ(営巣)(富山市)

2019-05-20 09:35:47 | 昆虫類

テラスで寛いでいると、フタモンアシナガバチより大きめのアシナガバチが、視界に入らないテラスの屋根裏に何度も入っていくのに気づきました。下に置いてあったリーフレタスの葉にとまったところを見ると、触角全体が橙色で、セグロアシナガバチのようです(よく似たキアシナガバチは触角の根元半分が暗色です)。

このテラスは家族の使用頻度が高く(洗たく物干し、ゴーヤのカーテン、食事、観月、昼寝、読書など)、巣が大きくなると刺される危険があるため、ゴーヤ用のネットを張るついでに、除去しました。

まだ女王バチ1頭で巣作り・子育ての最中で、育房には大きな幼虫がいましたが、蛹にはなっていませんでした。

アシナガバチは栽培している野菜などの害虫を狩ってくれるので、ハチはハチ駆除スプレーで少し脅して逃がしてやりました。


《テラスの屋根裏で営巣を始めたセグロアシナガバチ 2019/05/19》


《テラスの屋根裏で営巣を始めたセグロアシナガバチ 2019/05/19》 


《セグロアシナガバチの巣と幼虫 2019/05/19》


《セグロアシナガバチの巣と幼虫 2019/05/19》 


《リーフレタスの葉の上で虫を探すセグロアシナガバチ(女王バチ) 2019/05/18》

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ヨツボシトンボ(羽化失敗)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2019-05-19 06:52:03 | 昆虫類

2019/05/05に今年初めてクロスジギンヤンマの羽化を確認してから、数日おきに(毎日はちょっと無理なので)ヤンマ類の羽化殻の確認、採集に出かけています。この日はキショウブの葉で1頭のクロスジギンヤンマが翅を伸ばしており(am6:20ころ)、羽化殻は合わせて3個(2♂、1♀)見つかりました。

羽化殻探しは必ず見落としがあるので、小さな池の周り向きを変えて往復することにしています。この日は、復路に出発地点近くに戻ってきて初めてガマの葉にヨツボシトンボがとまっていたのに気づきました。左の翅が異常で、羽化に失敗したのだと思いますが、相当時間が経っています。昨日羽化したのかも知れません。近くを探しましたが、羽化殻は見つかりませんでした。この池で、今年、初めて確認したヨツボシトンボです。

羽化に失敗したトンボを見かけると(トンボに限りませんが…)、生きものが一生を全うすることは大変なことなのだとつくづく感じます。

(ちなみに、ダニ騒動から初めてのフィールドなので、車に乗る前には体中を払い、帰宅後は風呂場で着ていたものをすべて取り替えました。)


《ガマの葉にとまっていた羽化に失敗したヨツボシトンボ 2019/05/18》


《ガマの葉にとまっていた羽化に失敗したヨツボシトンボ 2019/05/18》

※ 2019/05/18に、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。 

   1 『夜と霧(新版)』(V・E・フランクル著)
   2 『百寺巡礼(第九巻京都Ⅱ)』(五木寛之著)
   3 『生かされる命をみつめて』(五木寛之著)
   4 『茶の湯英単語』(ブルース・濱名監)
   5 『育てて楽しむはじめての思いますオリーブ』(小野塚千穂監)
   6 『書のひみつ』(古賀弘幸著)

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ニホンミツバチ(吸蜜)(富山市)

2019-05-18 03:40:07 | 昆虫類

昨日(2019/05/17)は快晴の夏日、ダニ対策で1日が終わりました(車を日光・熱消毒した後、購入以来初めて車の中を掃除機などを使って隅々まで掃除しました)。

車を日光・熱消毒している間、テラスで本読みです。テラスの前に妻が植えて管理しているフレンチ・ラベンダーが花盛りで、ニホンミツバチがやってきて、1~3mmの小さな花からさかんに蜜を集めていきます。いったいどこに営巣しているのでしょうか?

ニホンミツバチは、養蜂に使われているセイヨウミツバチに比べると、わずかに小さく、黄色っぽい(ニホンミツバチは黒っぽい)ようですが、後翅の翅脈で確実に識別できます(『日本の昆虫1400②』参照)。


《フレンチ・ラベンダーの花の蜜を集めるニホンミツバチ(後翅の翅脈で識別できます) 2019/05/17)


《フレンチ・ラベンダーの花の蜜を集めるニホンミツバチ 2019/05/17)


《フレンチ・ラベンダーの花に飛んできたニホンミツバチ 2019/05/17)

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ウスバカゲロウの仲間(幼虫)(捕食)(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2019-05-17 04:11:49 | 昆虫類

2019/04/30のブログで紹介した蟻地獄で、大きなアリ(種名はわかりません)が下半身を砂に埋め、もがいていました。ウスバカゲロウの仲間の幼虫に体液を吸われていたのだと思います。

(蟻地獄を見かけると何か虫を落としてみたくなりますが、今回はやらせではありません。)


《アリの仲間が捕食されていた蟻地獄 2019/05/16》


《アリの仲間が捕食されていた蟻地獄 2019/05/16》


《アリの仲間が捕食されていた蟻地獄 2019/05/16》

※ この日(2019/05/16)、猿倉山から帰ってから、家族にとっては大変なことが起きてしまいました。同じ車を利用している妻が、車の中でマダニを1頭見つけたのです。犬も散歩に出かけるときこの車に乗せますが、今回は私が猿倉山から帰ってすぐなので、猿倉山から私についてきた可能性が大きいと思います。あわてて風呂に入って服を着替え、家じゅう掃除機をかけ、車は今日、日光消毒するつもりです。
  野外に出かけるときはダニを持ち帰らないよう厳しく言われていたのに、最近だらしなくなっていたのは事実で、反省することしきりです。ウェブサイトなどによると、
   ① マダニを寄せ付けない(「肌の露出を少なくする(長袖、長ずぼん、長靴など)」「山で直接草に座らない」「忌避剤を利用する」)
   ② マダニを持ち込まない(「帰宅時には上着や作業着をチェック」「着替えや入浴時などに体をチェックし早く見つける」)
などの対策が大事ですが、おろそかになっていました。
  昔は、「尻当て」も持っていたのですが…。しばらくは、野外での自然観察は「自粛」になりそうです。


《車の中で見つかったマダニ(セロテープに挟んであります) 2019/05/16》

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