早春の雑木林で久しぶりに倒木の虫探しをしたものの、虫がほとんどみつからず、帰ろうとしたとき、苔の生えた古い切り株の根元に1~2㎝の楕円形をした白いものがたくさん顔を出しているのに気づきました。よく確かめもせず、これは蛾の蛹か何かだろうと早合点、でも念のため自宅に少し持ち帰りました。
持ち帰ったものをよくよく見ると、植物のようです。思い当たるのは腐生植物のギンリョウソウ。ウエブサイトで調べると、どうやらギンリョウソウの芽生えのようです。しばらくしてから、現地で再確認しようと思います。
《苔の生えた古い切り株から顔を出していたギンリョウソウ?の芽生え 2022/03/26》
《苔の生えた古い切り株から顔を出していたギンリョウソウ?の芽生え 2022/03/26》
《ギンリョウソウ?の芽生え 2022/03/26》
ウェブサイト『October Deer/ギンリョウソウ 光合成をやめた植物』には、「ギンリョウソウの根はアメ色で丸く、菌類が共生する菌根というもの…」との記述があり、上の写真の茶色い楕円形のものが根なのでしょうか?よく分かりません。
《ギンリョウソウ?の芽生えの横断面 2022/03/27》