翅のそうとう傷んだルリタテハが、秋の日差しを受けて飛んでいました。ルリタテハは成虫で越冬しますが、この個体はどうなのでしょうか?
《ルリタテハ 2011/10/13》
翅のそうとう傷んだルリタテハが、秋の日差しを受けて飛んでいました。ルリタテハは成虫で越冬しますが、この個体はどうなのでしょうか?
《ルリタテハ 2011/10/13》
久しぶりに富山市営農サポートセンターに出かけました。ここでも生き物の姿や気配は、非常に少なくなって、着々と冬に向かっているようです。
それでも、池のまわりには何頭かのオオアオイトトンボが飛んでいました。富山県にはよく似たアオイトトンボもいますが、♂の場合は第10腹節だけが白くなる(アオイトトンボは第9,10腹節が白くなる)ことで区別ができます(『神戸のトンボ』)。
《オオアオイトトンボ♂ 2011/10/13》
10月も半ば近くになり、コオロギの鳴き声も少なくなってきています。エンマコオロギは、日本で最大のコオロギで、「コロコロリー…」などと美しい声で鳴きます。
《エンマコオロギ♀ 2011/10/12》
林道脇の草むらに、アシグロツユムシがいました。ツユムシに似て脚が褐色なので、アシグロツユムシだと思います。
《アシグロツユムシ♀ 2011/10/09》
林道にヒミズの死体がありました。ヒミズは、腐葉土の多い低山などに棲む小型のモグラです。ヒメヒミズにとてもよく似ていますが、尾の長さが頭胴の1/3程度なので、ヒミズだと思われます。確実に見分けるためには、上の第一門歯を調べる必要があるようです。
山道を歩いていると、時々、ヒミズの死体を見かけます。
《ヒミズの死体 2011/10/09》
林道法面の雑草の葉裏に、トリノフンダマシ♀と卵のうを見つけました。
トリノフンダマシは、ナゲナワグモ科トリノフンダマシ属のクモです。「葉裏に脚を縮めて止まっていると、鳥の糞の様に見えることからこの名がつけられた」そうです。
《トリノフンダマシ(♀と卵のう) 2011/10/09》
《トリノフンダマシ♀ 2011/10/09》
屋外に駐車してある車のフロントガラスに、コカマキリが止まっていました。
コカマキリは、オオカマキリより一回り小さく、前足の裏側に白と黒の模様があるのが特徴です。
《コカマキリ 2011/10/08》
雨が止み、生垣のカネメモチにコガタスズメバチが飛んできていました。カナメモチの樹液を吸いにきています。
コガタスズメバチは、平地から低山地にかけて最も普通に見られるスズメバチです。植え込みの中に巣を作ることも多く、知らずに剪定していて刺されることもあるので注意が必要です。
《コガタスズメバチ 2011/10/06》
庭のツバキの葉にホタルガがとまっていました。
ホタルガの幼虫の食樹は、ヒサカキ(ツバキ科)やマサキ(ニシキギ科)です。
《ホタルガ 2011/10/01》