半分以上枯れているサクラの古木の幹に、橙白色で大きなサルノコシカケの仲間が重なり合って出ていました。第一印象は、「マスタケではないか?」でした。昔(今から50年近く前)、友だちと登った飯豊山で、山荘の夕食にステーキのようなキノコの油炒めが出され、友が「これはマスタケだよ」と言っていたことを思い出します。
同定にまったく自信はありませんが、手元にある図鑑(『カラー版きのこ図鑑』)に掲載されたサルノコシカケ科のキノコの写真のなかでも、マスタケにいちばん似ているように思います。
同図鑑によるマスタケの説明です。
「春~秋、…生木地際または枯木上に発生。子実体は大型で重生。傘はピンク色~帯黄紅色でのちに白く退色。傘肉はピンク色をおび、肉質は初め柔軟、のちもろくパサパサになる。…、孔口は微細…。幼菌は可食である。」
《枯れかけたサクラの幹に出ていたマスタケ? 2024/11/08》
《枯れかけたサクラの幹に出ていたマスタケ? 2024/11/08》
《枯れかけたサクラの幹に出ていたマスタケ? 2024/11/08》
《枯れかけたサクラの幹に出ていたマスタケ? 2024/11/08》